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公開番号2025168291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2025069268
出願日2025-04-21
発明の名称カーボンナノ構造体のコーティングされた自立型フィルム
出願人カナトゥ フィンランド オイ
代理人個人
主分類G03F 1/62 20120101AFI20251030BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】印刷の欠陥はEUVリソグラフィの取り込み(uptake)に対する主要な制約である。
【解決手段】支持体に取り付けられたコーティングされた自立型フィルムを含む構造体が開示される。自立型フィルムはカーボンナノ構造体の自立型フィルムであり、自立型フィルムの上に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングが提供される。支持体に取り付けられたカーボンナノ構造体の自立型フィルムと、金属ベースのコーティングとを含む構造体に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングを提供することによって、この構造体のガス透過率を低減させる一方で、イオン化放射線の透過を可能にするためのパリレンコーティングの使用もさらに開示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持体に取り付けられたコーティングされた自立型フィルムを含む構造体であって、前記自立型フィルムがカーボンナノ構造体の自立型フィルムであり、前記自立型フィルムの上に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングが提供される、構造体。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記パリレンが、非置換型パリレン、塩素化パリレン、フッ素化パリレン、アルキル置換型パリレン、反応性パリレン、着色パリレン、若しくは架橋パリレン、又はこれらのうちの少なくとも2つの任意の組み合わせである、請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記パリレンコーティングが、前記カーボンナノ構造体の自立型フィルムの片側にのみ提供される、請求項1~2のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項4】
前記パリレンコーティングが、前記カーボンナノ構造体の自立型フィルムの両側に提供される、請求項1~3のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項5】
パリレンコーティングが、10~190nm、又は15~170nm、又は20~150nm、又は25~130nm、又は30~100nm、又は35~80nm、又は40~60nmの厚さを有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項6】
前記カーボンナノ構造体の自立型フィルムが、8~8000nm、又は15~7000nm、又は20~5000nm、又は50~2500nm、又は100~1000nm、又は200~600nmの厚さを有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項7】
前記支持体がガラス、金属、プラスチック、又はそれらの任意の組み合わせで形成される、請求項1~6のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項8】
前記コーティングされた自立型フィルムが、0.1~1000cm

、又は1~500cm

、又は5~350cm

、又は10~200cm

、又は50~150cm

のサイズを有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項9】
前記パリレンコーティングの上に金属ベースのコーティングが提供される、請求項1~8のいずれか一項に記載の構造体。
【請求項10】
前記パリレンコーティングと前記カーボンナノ構造体の自立型フィルムとの間に金属ベースのコーティングが提供される、請求項1~9のいずれか一項に記載の構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、支持体に取り付けられたコーティングされた自立型フィルムを含む構造体に関する。本開示は、支持体に取り付けられたカーボンナノ構造体の自立型フィルム(free-standing film)と、金属ベースのコーティングとを含む構造体のガス透過率を低減させる一方で、イオン化放射線の透過を可能にするための方法及び使用に関する。さらに、この構造体の使用が開示される。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
極端紫外線リソグラフィ(extreme ultraviolet lithography)(EUV又はEUVL)は、極端紫外線波長の範囲を使用した光リソグラフィ技術である。ウェハ上のフォトマスクを欠陥から保護すること、精度を高めること、処理を短くすること、及び生産効率を増加させることのために、EUVペリクルフィルムが使用される。しかしながら、印刷の欠陥は、なおもEUVリソグラフィの取り込み(uptake)に対する主要な制約である。よって、EUVペリクルフィルムと類似の洗練された粒子フィルタが必要とされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
支持体に取り付けられたコーティングされた自立型フィルムを含む構造体が開示される。自立型フィルムは、カーボンナノ構造体の自立型フィルムである。自立型フィルムの上に、5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングが提供される。
【0004】
支持体に取り付けられたカーボンナノ構造体の自立型フィルムと、金属ベースのコーティングとを含む構造体のガス透過率を低減させる一方で、イオン化放射線の透過を可能にするための方法がさらに開示され、この方法は、構造体に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングを提供するステップを含む。
【0005】
支持体に取り付けられたカーボンナノ構造体の自立型フィルムと、金属ベースのコーティングとを含む構造体に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングを提供することによって、この構造体のガス透過率を低減させる一方で、イオン化放射線の透過を可能にするためのパリレンコーティングの使用がさらに開示される。
【0006】
現在の開示において開示される構造体の、センサ、光学フィルタ、デブリフィルタ、ペリクル、膜フィルタ、電子遮断(electron blocking)ウィンドウ、又はこれらのうちの少なくとも2つの任意の組み合わせとしての使用がさらに開示される。
【0007】
添付の図面は、実施形態のさらなる理解を提供し、この明細書の一部を構成するために含まれ、一実施形態を示し、説明と共に本発明の原理を説明するために役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態による構造体の走査型電子顕微鏡(SEM)の顕微鏡写真を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、支持体に取り付けられたコーティングされた自立型フィルムを含む構造体に関し、自立型フィルムはカーボンナノ構造体の自立型フィルムであり、自立型フィルムの上に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングが提供される。
【0010】
本開示はさらに、支持体に取り付けられたカーボンナノ構造体の自立型フィルムと、金属ベースのコーティングとを含む構造体のガス透過率を低減させる一方で、イオン化放射線の透過を可能にするための方法に関し、この方法は、構造体に5~200nmの厚さを有するパリレンコーティングを提供するステップを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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