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公開番号2025155646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024180306
出願日2024-10-15
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 52/02 20090101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】システム情報が無効になったとき又は更新されたとき、オンデマンドSIB1(System Information Block 1)を取得する端末及び方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末20は、WUS(Wake Up Signal)に係る設定を第1のセルから受信する受信部と、前記WUSに係る設定に基づいて、前記WUSを第2のセルにおいて送信する送信部と、前記受信部が、前記WUSにトリガされたオンデマンドSIB1及び他のSIBを、前記第2のセルにおいて受信したとき、前記オンデマンドSIB1及び前記他のSIBの少なくとも一つに基づいて、前記WUSに係る設定を更新する制御部と、を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項１】
ＷＵＳ（Wake Up Signal）に係る設定を第１のセルから受信する受信部と、
前記ＷＵＳに係る設定に基づいて、前記ＷＵＳを第２のセルにおいて送信する送信部とを有し、
前記受信部は、前記ＷＵＳにトリガされたオンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）及び他のＳＩＢを前記第２のセルにおいて受信し、
前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つに基づいて、前記ＷＵＳに係る設定を更新する制御部をさらに有する端末。
続きを表示（約 740 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記第１のセルから受信した前記ＷＵＳに係る設定を、前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つを前記第２のセルから受信するまで有効であると想定する請求項１記載の端末。
【請求項３】
前記制御部は、前記更新された前記ＷＵＳに係る設定を、前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つを前記第２のセルから受信する変更周期の次の変更周期から有効であると想定する請求項１記載の端末。
【請求項４】
前記制御部は、前記更新された前記ＷＵＳに係る設定を、前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つを前記第２のセルから受信する変更周期の次の変更周期の先頭にあるオフセットを加えた時点から有効であると想定する請求項１記載の端末。
【請求項５】
前記制御部は、前記更新された前記ＷＵＳに係る設定を、前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つを前記第２のセルから受信した時点にあるオフセットを加えた時点から有効であると想定する請求項１記載の端末。
【請求項６】
ＷＵＳ（Wake Up Signal）に係る設定を第１のセルから受信する手順と、
前記ＷＵＳに係る設定に基づいて、前記ＷＵＳを第２のセルにおいて送信する手順と、
前記ＷＵＳにトリガされたオンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）及び他のＳＩＢを前記第２のセルにおいて受信する手順と、
前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つに基づいて、前記ＷＵＳに係る設定を更新する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＴＥ（Long Term Evolution）の後継システムであるＮＲ（New Radio）（「５Ｇ」ともいう。）においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている（例えば非特許文献１）。
【０００３】
また、３ＧＰＰ（登録商標）のリリース１８では、環境持続可能性、カーボンニュートラル、ＳＤＧｓ（Sustainable Development Goals）、運用コストの低減等を達成するため、ネットワークにおける省電力化（Network energy savings）が重要性を増し、省電力化する手法が検討されている（例えば非特許文献２）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 38.300 V18.0.0 (2023-12)
"New WID: Network energy savings for NR", RP-223540, 3GPP TSG RAN Meeting #98-e, 2022年12月
3GPP TS 38.331 V18.0.0 (2023-12)
3GPP TS 38.212 V18.1.0 (2023-12)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ネットワークの省電力化のため、オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）が検討されている。システム情報が無効になったとき又は更新されたとき、オンデマンドＳＩＢ１をどのように取得するかが不明であった。
【０００６】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、システム情報が無効になったとき又は更新されたとき、オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）を取得することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
開示の技術によれば、ＷＵＳ（Wake Up Signal）に係る設定を第１のセルから受信する受信部と、前記ＷＵＳに係る設定に基づいて、前記ＷＵＳを第２のセルにおいて送信する送信部とを有し、前記受信部は、前記ＷＵＳにトリガされたオンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）及び他のＳＩＢを前記第２のセルにおいて受信し、前記オンデマンドＳＩＢ１及び前記他のＳＩＢの少なくとも一つに基づいて、前記ＷＵＳに係る設定を更新する制御部をさらに有する端末が提供される。
【発明の効果】
【０００８】
開示の技術によれば、システム情報が無効になったとき又は更新されたとき、オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて説明するための図である。
ＮＲリリース１５におけるＣＤＲＸについて説明するための図である。
ＮＲリリース１６におけるＷＵＳについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例１に係る基地局の間欠受信について説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例１に係る各パラメータについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例５に係る基地局の間欠送信について説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例５に係る各パラメータについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るＯＳＩ送信の例（１）を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るＯＳＩ送信の例（２）を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るオンデマンドＳＳＢの例を示す図である。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るシステム情報取得の例を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るシステム情報取得の例を説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るシステム情報更新の例を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るＷＵＳ設定更新の例を説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
（【００１１】以降は省略されています）

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