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公開番号
2025154136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056980
出願日
2024-03-29
発明の名称
設定値セットの生成装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
16/037 20060101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両環境毎に動作装置それぞれの設定値を設定することによる開発者への負担が過度に大きくなることを抑制する。
【解決手段】生成装置90は、動作装置20毎の設定値SVを含むモード設定値セットMSを生成する。実行装置91は、車両から組み合わせデータCDを複数取得する。実行装置91は、組み合わせデータCDを記憶装置94に記憶させる。実行装置91は、複数の組み合わせデータCDの組み合わせに含まれる車両環境情報VEのうち、選択条件を満たす車両環境情報VEを選択する。実行装置91は、選択した車両環境情報VEを含む組み合わせの設定情報STのうち、特定条件を満たす設定情報STを特定する。実行装置91は、特定した設定情報STに含まれる複数の設定値SVを、選択した車両環境情報VEで示される車両環境でのモード設定値セットMSとして生成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された複数の動作装置をまとめて制御するための設定値セットであり前記動作装置毎の設定値を含む前記設定値セットを生成する生成装置であって、
記憶部と、実行部と、を備え、
前記実行部は、
前記車両から、前記車両の車両環境を示す車両環境情報と、前記車両環境情報で示される前記車両環境であるときに個別に動作された動作装置毎の前記設定値を示す設定情報と、の組み合わせを示す組み合わせデータを複数取得することと、
取得した前記組み合わせデータを、前記記憶部に記憶させることと、
前記記憶部に記憶されている複数の前記組み合わせデータにおいて、複数の前記組み合わせに含まれる前記車両環境情報のうち、予め定められた選択条件を満たす前記車両環境情報を選択することと、
選択した前記車両環境情報を含む前記組み合わせの前記設定情報のうち、予め定められた特定条件を満たす前記設定情報を特定することと、
特定した前記設定情報に含まれる複数の前記設定値を、選択した前記車両環境情報で示される前記車両環境での前記設定値セットとして生成することと、を実行する
生成装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記選択条件は、前記記憶部に記憶されている同じ前記車両環境情報を有する前記組み合わせの数が予め定められた数以上であることであり、
前記特定条件は、選択した前記組み合わせの数に対して同じ前記設定情報である組み合わせの数の割合が、予め定められた割合以上であることである
請求項1に記載の生成装置。
【請求項3】
複数の前記動作装置は、シート装置と、シェード装置と、調光装置と、室内照明装置と、空調装置と、音響装置と、のうちの少なくとも2つ以上の装置を含む
請求項1に記載の生成装置。
【請求項4】
前記実行部は、前記設定値セットを生成した後、前記車両の電源がオフ状態からオン状態になったことを条件に提示する要求であって生成した前記設定値セットを提示する前記要求を出力することを、さらに実行する
請求項1に記載の生成装置。
【請求項5】
前記実行部は、前記設定値セットを生成した後、前記車両の電源がオフ状態からオン状態になった以降に前記車両の前記車両環境が生成した前記設定値セットの前記車両環境情報で示される前記車両環境になったことを条件に提示する要求であって生成した前記設定値セットを提示する前記要求を出力することを、さらに実行する
請求項1に記載の生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設定値セットの生成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、動作装置であるシート装置をリラックスモードで制御する制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-93003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のような制御装置は、車両の室内環境を所定の環境とするために、複数の動作装置を制御対象として、複数の動作装置をまとめて制御することがある。制御装置が複数の動作装置をまとめて制御する場合、制御装置は、動作装置毎の設定値を含む設定値セットを必要とする。さらに、設定値セットは、車両環境毎に設定されることが望ましい。しかし、様々な車両環境毎に、動作装置それぞれの設定値を設定することは、開発者への負担が過度に大きくなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、車両に搭載された複数の動作装置をまとめて制御するための設定値セットであり前記動作装置毎の設定値を含む前記設定値セットを生成する生成装置であって、記憶部と、実行部と、を備え、前記実行部は、前記車両から、前記車両の車両環境を示す車両環境情報と、前記車両環境情報で示される前記車両環境であるときに個別に動作された動作装置毎の前記設定値を示す設定情報と、の組み合わせを示す組み合わせデータを複数取得することと、取得した前記組み合わせデータを、前記記憶部に記憶させることと、前記記憶部に記憶されている複数の前記組み合わせデータにおいて、複数の前記組み合わせに含まれる前記車両環境情報のうち、予め定められた選択条件を満たす前記車両環境情報を選択することと、選択した前記車両環境情報を含む前記組み合わせの前記設定情報のうち、予め定められた特定条件を満たす前記設定情報を特定することと、特定した前記設定情報に含まれる複数の前記設定値を、選択した前記車両環境情報で示される前記車両環境での前記設定値セットとして生成することと、を実行する生成装置である。
【0006】
上記構成によれば、生成装置は、車両から取得した車両環境情報と設定情報との組み合わせのうち、選択条件及び特定条件を満たす組み合わせデータによって、車両環境での設定値セットを生成することができる。これにより、生成装置は、様々な車両環境毎に動作装置それぞれの設定値を設定することによる開発者への負担が過度に大きくなることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、車両を示す概略図である。
図2は、設定値セットを生成するための生成システムを示す概略図である。
図3は、設定値セットを示す概略図である。
図4は、設定値セットを生成するための一連の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(一実施形態)
以下、設定値セットの生成装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、設定値セットを用いて複数の動作装置を制御する制御装置を搭載した車両について説明する。
【0009】
<車両の概略>
図1に示すように、車両10は、複数の動作装置20を備えている。すなわち、複数の動作装置20は、車両10に搭載されている。動作装置20は、動作することで車両10の室内環境に影響を与える装置である。
【0010】
複数の動作装置20は、シート装置21と、シェード装置22と、調光装置23と、室内照明装置24と、空調装置25と、音響装置26と、ステアリング位置調整装置27と、を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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