TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025151241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052571
出願日
2024-03-27
発明の名称
静電容量タッチパネル
出願人
ノリタケ株式会社
,
ノリタケ伊勢電子株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】格子パターンで形成されたセンサー電極を有するタッチパネルにおいて、センサー電極の視認性を抑えつつ、断線などによる感度低下を防止できる静電容量タッチパネルを提供する。
【解決手段】静電容量タッチパネルは、X軸方向にX軸格子x1、x2を複数並べたX軸電極3と、Y軸方向にY軸格子y1、y2を複数並べたY軸電極5とを有し、X軸格子x1、x2およびY軸格子y1、y2は複数の微細格子で形成され、X軸電極3およびY軸電極5における各格子は、微細格子の格子辺と平行な辺で形成された2以上の接続配線12A、12B、16A、16Bによって隣接格子と接続されており、各格子は、相手側電極における接続配線12A、12B、16A、16Bと積層方向で重なる箇所に、微細格子の格子辺の少なくとも一部が欠損した欠損部を有する
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
X軸方向にX軸格子を複数並べたX軸電極と、前記X軸方向と交差するY軸方向にY軸格子を複数並べたY軸電極とが、絶縁層を介して積層され、静電容量タッチパネルのタッチ面から見た平面視においてマトリックス状に配置された静電容量タッチパネルであって、
前記X軸格子および前記Y軸格子は複数の微細格子で形成され、
前記X軸電極および前記Y軸電極における各格子は、前記微細格子の格子辺と平行な辺で形成された2以上の接続配線によって隣接格子と接続されており、前記各格子は、相手側電極における前記接続配線と積層方向で重なる箇所に、前記微細格子の格子辺の少なくとも一部が欠損した欠損部を有することを特徴とする静電容量タッチパネル。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記X軸電極および前記Y軸電極における前記接続配線は、相手側電極における微細格子の格子辺と積層方向に平行して重ならず、交差して重なるように設けられることを特徴とする請求項1記載の静電容量タッチパネル。
【請求項3】
前記X軸電極および上記Y軸電極において、前記2以上の接続配線は、その電極の各格子の配列方向における中心線に対して線対称に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の静電容量タッチパネル。
【請求項4】
前記X軸電極および前記Y軸電極の一方の電極において、前記2以上の接続配線は、隣接格子間で対向する頂点部同士を格子状に接続するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の静電容量タッチパネル。
【請求項5】
前記頂点部において、各格子の外郭を構成し互いに近づくように配設された一対の枠線は、端部同士が接続されておらず互いに離間しており、前記一対の枠線のうち一方の枠線の端部は、前記2以上の接続配線のうち一方の接続配線と接続され、他方の枠線の端部は、他方の接続配線と接続されていることを特徴とする請求項4記載の静電容量タッチパネル。
【請求項6】
前記頂点部において、前記一方の枠線の端部と前記一方の接続配線の接続境界部と、前記他方の枠線の端部と前記他方の接続配線の接続境界部は、互いに対向して近づくように円弧状に湾曲した形状に形成されていることを特徴とする請求項5記載の静電容量タッチパネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチ面(XY平面)の任意の位置にユーザーの指などが接近したことを静電容量の変化により検出する静電容量タッチパネルに関し、特にガラス基板にセンサー電極を設けた静電容量タッチパネルに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
家電機器、AV機器、PC/OA機器、産業機械、その他の電子デバイスにおいて、各機器への入力手段の1つとして投影型静電容量方式のタッチパネルが使用されている。投影型静電容量方式タッチパネルは、X軸方向とY軸方向にそれぞれ所定パターンで形成された各センサー電極によって静電容量の変化を読み取り、タッチポジションを検出するデバイスである。
【0003】
例えばセンサー電極のパターンとしては、ダイヤモンド形の格子を縦(Y)横(X)に並べた形状のパターン(以下、ダイヤモンドパターンとも言う。)が知られている。このタッチパネルでは、タッチ面から見た平面視において、X軸方向に配列した格子(X軸格子)とY軸方向に配列した格子(Y軸格子)とがマトリックス状に配置されている。X軸格子とY軸格子はそれぞれ、より微細な格子からなる金属薄膜で形成されている。このタッチパネルでは、X軸電極とY軸電極の交点を電気的に絶縁できるよう、透明の絶縁層を介してX軸電極とY軸電極が積層された構造になっている。
【0004】
投影型のタッチパネルにおいては液晶ディスプレイの前面に配置されることから、センサー電極の配線を視認しにくくすることが求められる。例えば、特許文献1では、X軸電極とY軸電極を重ね合わせた際に、X軸方向に隣接するX軸格子同士の接続部、およびY軸方向に隣接するY軸格子同士の接続部の配線を視認しにくくする技術が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1の接続部の構成について、図7に基づいて説明する。図7には、X軸電極21とY軸電極22を重ね合わせた状態の拡大概略図を示す。図7に示すように、X軸格子x1、x2およびY軸格子y1、y2は、複数の微細格子で形成されている。そして、X軸格子x1とX軸格子x2は、微細格子の格子辺と平行な辺で形成された接続部23を介して接続されている。Y軸格子y1とY軸格子y2は、微細格子の格子辺と平行な辺で形成された接続部25を介して接続されている。
【0006】
また、X軸格子x1、x2は、Y軸電極22における接続部25と積層方向で重なる箇所に、微細格子の格子辺の一部が欠損した欠損部24を有している。Y軸格子y1、y2は、X軸電極21における接続部23と積層方向で重なる箇所に、微細格子の格子辺の一部が欠損した欠損部26を有している。このように、欠損部(空白部分)を形成し、そこに接続部の配線を通すことで、配線パターンを一様にして、センサー部全体でよりムラのない透過率や反射率を実現し、視認性を抑えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-166705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、X軸格子同士およびY軸格子同士を接続する従来の接続形態では、配線の断線などによる感度低下を招くおそれがあり、より改善の余地があると考えられる。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、格子パターンで形成されたセンサー電極を有するタッチパネルにおいて、センサー電極の視認性を抑えつつ、断線などによる感度低下を防止できる静電容量タッチパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の静電容量タッチパネルは、X軸方向にX軸格子を複数並べたX軸電極と、上記X軸方向と交差するY軸方向にY軸格子を複数並べたY軸電極とが、絶縁層を介して積層され、静電容量タッチパネルのタッチ面から見た平面視においてマトリックス状に配置された静電容量タッチパネルであって、上記X軸格子および上記Y軸格子は複数の微細格子で形成され、上記X軸電極および上記Y軸電極における各格子は、上記微細格子の格子辺と平行な辺で形成された2以上の接続配線によって隣接格子と接続されており、上記各格子は、相手側電極における上記接続配線と積層方向で重なる箇所に、上記微細格子の格子辺の少なくとも一部が欠損した欠損部を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ノリタケ株式会社
洗浄装置
28日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
29日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
29日前
ノリタケ株式会社
熱処理容器
28日前
ノリタケ株式会社
棒材切断機
28日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド
28日前
ノリタケ株式会社
担体構造体
29日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
29日前
ノリタケ株式会社
熱伝導シート
28日前
ノリタケ株式会社
導電性ペースト
28日前
ノリタケ株式会社
超砥粒ホイール
28日前
ノリタケ株式会社
焼成冷却システム
21日前
ノリタケ株式会社
静電容量タッチパネル
29日前
ノリタケ株式会社
静電容量タッチパネル
29日前
ノリタケ株式会社
封止用グリーンシート
28日前
ノリタケ株式会社
砥材及びその製造方法
29日前
ノリタケ株式会社
電気化学セル用ペースト
1か月前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
29日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
29日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
29日前
ノリタケ株式会社
ガラス接合材及びその利用
28日前
ノリタケ株式会社
焼成用治具およびフレーム
29日前
ノリタケ株式会社
ガラス接合材及びその利用
28日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド粗材の加工装置
28日前
ノリタケ株式会社
平面研削用レジンボンド砥石
28日前
ノリタケ株式会社
ロータリーキルン用の炉心管
29日前
ノリタケ株式会社
ガラス接合材およびその利用
28日前
ノリタケ株式会社
組立体の製造方法および組立体
28日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド及びウェハ研磨方法
28日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド及びウェハ研磨方法
28日前
ノリタケ株式会社
ロールコンパクション成形装置
28日前
ノリタケ株式会社
ロールコンパクション成形装置
28日前
ノリタケ株式会社
自動計量装置および自動計量方法
28日前
ノリタケ株式会社
半導体基板の研磨液及び研磨方法
28日前
ノリタケ株式会社
スラリーアイス洗浄装置用の管状部品
28日前
ノリタケ株式会社
研磨パッド及びウェハのノッチ研磨方法
28日前
続きを見る
他の特許を見る