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公開番号
2025146690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2025020055
出願日
2025-02-10
発明の名称
音声出力判定装置、電子会議端末装置、電子会議サーバ装置および情報処理方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04M
1/58 20060101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】同じ電子会議に参加する近傍の他の参加者の音声を聞き取りやすくすること。
【解決手段】音声出力判定装置は、音声ストリームを送受信する第1通信部と、音声を収音する収音部と、音声ストリームの音声を出力する音声出力部と、音声出力部から出力しない音声ストリームを判定する判定部と、を備え、判定部は、収音部で周囲音である第2音声信号を収音し、第1通信部で受信した音声ストリームに含まれる第1音声信号を取得し、第1音声信号と第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、第1音声信号を音声出力部から出力しない、または第1音声信号の出力を低下すると判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
音声ストリームを送受信する第1通信部と、
音声を収音する収音部と、
前記音声ストリームの音声を出力する音声出力部と、
前記音声出力部から出力しない前記音声ストリームを判定する判定部と、
を備え、
前記判定部は、前記収音部で周囲音である第2音声信号を収音し、前記第1通信部で受信した前記音声ストリームに含まれる第1音声信号を取得し、前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力しない、または前記第1音声信号の出力を低下すると判定する、音声出力判定装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記第1音声信号が無音声であるか否かを判定し、前記第1音声信号が無音声であり、かつ前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力しない、または前記第1音声信号の出力を低下すると判定する、
請求項1に記載の音声出力判定装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の音声出力判定装置を備えた電子会議端末装置であって、
他の電子会議端末装置に関する識別情報である第2識別子を無線で送受信する第2通信部をさらに備え、
前記判定部は、前記第2通信部で少なくとも一の他の電子会議端末に関する前記第2識別子を受信したときに、前記第1音声信号を送信した他の電子会議端末に関する第1識別子と前記第2識別子が一致し、かつ前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が前記所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力しない、電子会議端末装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記第1音声信号の音声を前記音声出力部から出力させないと判定した場合であっても、前記第1音声信号と前記第2音声信号との相関値が前記所定の閾値未満となったときは、前記第1音声信号の音声を前記音声出力部から出力するとの判定に変更する、
請求項3に記載の電子会議端末装置。
【請求項5】
前記判定部で前記音声出力部から音声を出力させないと判定された前記音声ストリームを識別可能なミュートリストを記憶する記憶部をさらに備え、
前記第1通信部は、前記ミュートリストのデータを電子会議のサーバ装置に送信し、前記サーバ装置に前記ミュートリストが示す前記音声ストリームを送信しないように要請する、
請求項3に記載の電子会議端末装置。
【請求項6】
複数の端末装置から受信した電子会議の音声ストリームのうち、ミュートする音声ストリームを示すミュートリストを取得する情報取得部と、
送信対象の第1端末装置とは異なる複数の第2端末装置からの前記音声ストリームを合成した合成音声ストリームを前記第1端末装置に送信する制御を行うストリーム制御部と、を備え、
前記ストリーム制御部は、複数の前記第2端末装置のうち、前記第1端末装置に対応した前記ミュートリストが示す前記第2端末装置の前記音声ストリームを除外し、残りの前記第2端末装置の前記音声ストリームを合成した前記合成音声ストリームを前記第1端末装置に送信する、電子会議サーバ装置。
【請求項7】
音声ストリームを送受信する第1通信部と、
音声を収音する収音部と、
前記音声ストリームの音声を出力する音声出力部と、
を備える音声出力判定装置が実行する情報処理方法であって、
前記収音部で周囲音である第2音声信号を収音するステップと、
前記第1通信部で受信した前記音声ストリームに含まれる第1音声信号を取得するステップと、
前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力させない、または前記第1音声信号の出力を低下させるステップと、
を含む、情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声出力判定装置、電子会議端末装置、電子会議サーバ装置および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
遠隔地点を通信ネットワークで結んで会議を行う電子会議システムが知られている。特許文献1には、近距離無線で同じ部屋(近距離)にいる会議参加者の端末を特定し、同じ部屋ある端末の中から代表端末を決定して、代表端末のみから音声の入出力を可能にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-165888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電子会議では、参加者の各々がヘッドセットを付けて電子会議に参加する場合、同じ会議室で複数の参加者が仕切りのない近距離に存在すると、参加者の発する音声が他の参加者に直接聞こえ、同じ音声が遅延してネットワーク経由ヘッドセットから出力されるため、聞き取り難くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、同じ電子会議に参加する近傍の他の参加者の音声を聞き取りやすくすることができる音声出力判定装置、電子会議端末装置、電子会議サーバ装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の音声出力判定装置は、音声ストリームを送受信する第1通信部と、音声を収音する収音部と、前記音声ストリームの音声を出力する音声出力部と、前記音声出力部から出力しない前記音声ストリームを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、前記収音部で周囲音である第2音声信号を収音し、前記第1通信部で受信した前記音声ストリームに含まれる第1音声信号を取得し、前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力しない、または前記第1音声信号の出力を低下すると判定する。
【0007】
本発明の電子会議端末装置は、音声出力判定装置を備えた電子会議端末装置であって、他の電子会議端末装置に関する識別情報である第2識別子を無線で送受信する第2通信部をさらに備え、前記判定部は、前記第2通信部で少なくとも一の他の電子会議端末に関する前記第2識別子を受信したときに、前記第1音声信号を送信した他の電子会議端末に関する第1識別子と前記第2識別子が一致し、かつ前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が前記所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力しない。
【0008】
本発明の電子会議サーバ装置は、複数の端末装置から受信した電子会議の音声ストリームのうち、ミュートする音声ストリームを示すミュートリストを取得する情報取得部と、送信対象の第1端末装置とは異なる複数の第2端末装置からの前記音声ストリームを合成した合成音声ストリームを前記第1端末装置に送信する制御を行うストリーム制御部と、を備え、前記ストリーム制御部は、複数の前記第2端末装置のうち、前記第1端末装置に対応した前記ミュートリストが示す前記第2端末装置の前記音声ストリームを除外し、残りの前記第2端末装置の前記音声ストリームを合成した前記合成音声ストリームを前記第1端末装置に送信する。
【0009】
本発明の情報処理方法は、音声ストリームを送受信する第1通信部と、音声を収音する収音部と、前記音声ストリームの音声を出力する音声出力部と、を備える音声出力判定装置が実行する情報処理方法であって、前記収音部で周囲音である第2音声信号を収音するステップと、前記第1通信部で受信した前記音声ストリームに含まれる第1音声信号を取得するステップと、前記第1音声信号と前記第2音声信号の相関値が所定の閾値以上である場合、前記第1音声信号を前記音声出力部から出力させない、または前記第1音声信号の出力を低下させるステップと、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、同じ電子会議に参加する近傍の他の参加者の音声を聞き取りやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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