TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025140110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039289
出願日
2024-03-13
発明の名称
積層コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
17/00 20060101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外部電極と素体の密着性を向上可能な積層コイル部品を提供する。
【解決手段】積層コイル部品1は、素体2と、端面2e及び主面2aから露出するように素体2に埋設された外部電極41と、端面2f及び主面2aから露出するように素体2に埋設された外部電極42と、外部電極41に接続された第一端3xと、外部電極42に接続された第二端3yと、を有するコイル3と、を備える。コイル3のコイル軸AXは、側面2c及び側面2dの対向方向に沿って延びる。コイル3は、第一端3xからコイル軸AXと主面2aとの間を通ってコイル軸AXと端面2fとの間に至るように延びている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向する第一主面及び第二主面と、互いに対向する第一端面及び第二端面と、互いに対向する第一側面及び第二側面と、を有する素体と、
前記第一端面及び前記第一主面から露出するように前記素体に埋設された第一外部電極と、
前記第二端面及び前記第一主面から露出するように前記素体に埋設された第二外部電極と、
前記第一外部電極に接続された第一端と、前記第二外部電極に接続された第二端と、を有するコイルと、
を備え、
前記コイルのコイル軸は、前記第一側面及び前記第二側面の対向方向に沿って延び、
前記コイルは、前記第一端から前記コイル軸と前記第一主面との間を通って前記コイル軸と前記第二端面との間に至るように延びている、
積層コイル部品。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記第一端と前記第一外部電極とを接続する第一接続導体を更に備え、
前記コイルは、前記第一主面寄りに配置されたコイル部分を有し、
前記第一接続導体は、前記コイル部分に接続されている、
請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項3】
前記第二端と前記第二外部電極とを接続する第二接続導体を更に備え、
前記第二接続導体は、前記コイル部分に接続されている、
請求項2に記載の積層コイル部品。
【請求項4】
前記第一端と前記第一外部電極とを接続する第一接続導体を更に備え、
前記第一外部電極は、前記第一端面に設けられた第一電極部分と、前記第一主面に設けられた第二電極部分と、を有し、
前記第一接続導体は、前記第一電極部分と接続されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の積層コイル部品。
【請求項5】
前記第一接続導体は、前記第二電極部分とも接続されている、
請求項4に記載の積層コイル部品。
【請求項6】
前記第一主面及び前記第二主面の対向方向において、前記第一接続導体は、前記第二主面よりも前記第一主面に近い位置で前記第一電極部分と接続されている、
請求項4に記載の積層コイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
素体と、素体に設けられた外部電極と、素体内に配置されたコイルとを備える積層コイル部品が知られている(たとえば、特許文献1)。この積層コイル部品では、外部電極が素体の主面及び端面から露出するように素体に埋設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-34667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の積層コイル部品を電子機器にはんだ実装し、電子機器に対する固着強度試験を実施すると、素体が外部電極から剥がれて破損する場合がある。このような破損を防ぎ、積層コイル部品の電子機器基板に対する固着強度を向上させるために、外部電極と素体との密着性を向上させることが望まれている。
【0005】
本開示は、外部電極と素体の密着性を向上可能な積層コイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上述の積層コイル部品について、基板に対する固着強度試験を実施すると、外部電極の近傍で素体が破損し、素体が外部電極から剥がれることを見出した。
【0007】
(1)本開示の一態様に係る積層コイル部品は、互いに対向する第一主面及び第二主面と、互いに対向する第一端面及び第二端面と、互いに対向する第一側面及び第二側面と、を有する素体と、前記第一端面及び前記第一主面から露出するように前記素体に埋設された第一外部電極と、前記第二端面及び前記第一主面から露出するように前記素体に埋設された第二外部電極と、前記第一外部電極に接続された第一端と、前記第二外部電極に接続された第二端と、を有するコイルと、を備え、前記コイルのコイル軸は、前記第一側面及び前記第二側面の対向方向に沿って延び、前記コイルは、前記第一端から前記コイル軸と前記第一主面との間を通って前記コイル軸と前記第二端面との間に至るように延びている。
【0008】
この積層コイル部品では、コイルは、第一外部電極と接続された第一端から、コイル軸と第一主面との間を通って、コイル軸と第二端面との間に至るように延びている。この構成では、コイルが、第一端から、コイル軸と第二主面との間を通って、コイル軸と第二端面との間に至る構成に比べて、第一外部電極及び第二外部電極近傍に導体が多く配置され易い。導体は素体よりも硬いので、第一外部電極及び第二外部電極近傍に導体が多く配置されることにより、第一外部電極及び第二外部電極の近傍で素体が破損することが抑制される。よって、素体と第一外部電極及び第二外部電極との密着性を向上させることができる。
【0009】
(2)上記(1)の積層コイル部品は、前記第一端と前記第一外部電極とを接続する第一接続導体を更に備え、前記コイルは、前記第一主面寄りに配置されたコイル部分を有し、前記第一接続導体は、前記コイル部分に接続されていてもよい。この場合、第一外部電極近傍に導体がより多く配置される。よって、素体と第一外部電極との密着性を更に向上させることができる。
【0010】
(3)上記(2)の積層コイル部品は、前記第二端と前記第二外部電極とを接続する第二接続導体を更に備え、前記第二接続導体は、前記コイル部分に接続されていてもよい。この場合、第二外部電極近傍に導体がより多く配置される。よって、素体と第二外部電極との密着性を更に向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
TDK株式会社
電子部品
23日前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
電子部品
2か月前
TDK株式会社
電子部品
2か月前
TDK株式会社
フィルタ
2日前
TDK株式会社
太陽電池
2か月前
TDK株式会社
電子部品
2日前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
電子部品
2日前
TDK株式会社
電子部品
23日前
TDK株式会社
電子部品
29日前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
23日前
TDK株式会社
コイル装置
1か月前
TDK株式会社
コイル装置
1か月前
TDK株式会社
ガスセンサ
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
今日
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
22日前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
29日前
TDK株式会社
コイル装置
6日前
TDK株式会社
ガスセンサ
2日前
TDK株式会社
コイル部品
6日前
TDK株式会社
コイル部品
2日前
TDK株式会社
温度センサ
13日前
TDK株式会社
コイル部品
2日前
TDK株式会社
コイル部品
2日前
TDK株式会社
電力変換装置
2日前
TDK株式会社
フィルタ装置
2日前
TDK株式会社
フィルタ回路
2か月前
続きを見る
他の特許を見る