TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025138814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2025112466,2023536737
出願日
2025-07-02,2022-07-15
発明の名称
カバー装置及び撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
11/04 20210101AFI20250917BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】撮像素子を、粉塵の侵入、物体の接触等による物理的な作用から保護する。
【解決手段】カバー装置は、撮像素子の被写体側に配置され、光軸方向からみて前記撮像素子の少なくとも一部を囲む矩形状の開口部を有するベースと、前記光軸方向と交差する交差方向に進退可能であり、前記開口部を遮蔽可能であり、撮像の用途で使用する際は前記開口部を遮蔽しない樹脂遮蔽体と、前記ベースに回転自在に設けられる駆動軸と、前記ベースに回動自在に連結される第1ベース連結部と、前記樹脂遮蔽体に回動自在に連結される第1嵌合穴と、を有し、前記駆動軸の回転に応じて揺動する第1リンクと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子の被写体側に配置され、光軸方向からみて前記撮像素子の少なくとも一部を囲む矩形状の開口部を有するベースと、
前記光軸方向と交差する交差方向に進退可能であり、前記開口部を遮蔽可能であり、撮像の用途で使用する際は前記開口部を遮蔽しない樹脂遮蔽体と、
前記ベースに回転自在に設けられる駆動軸と、
前記ベースに回動自在に連結される第1ベース連結部と、前記樹脂遮蔽体に回動自在に連結される第1嵌合穴と、を有し、前記駆動軸の回転に応じて揺動する第1リンクと、
を備える
カバー装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記第1嵌合穴は、前記樹脂遮蔽体に形成される第1ピンに係止される
請求項1に記載のカバー装置。
【請求項3】
前記ベースに回動自在に連結される第2ベース連結部と、前記樹脂遮蔽体に回動自在に連結される第2嵌合穴と、を有する第2リンクを備える
請求項1に記載のカバー装置。
【請求項4】
前記第2嵌合穴は、前記樹脂遮蔽体に形成される第2ピンに係止される
請求項3に記載のカバー装置。
【請求項5】
前記駆動軸は、前記駆動軸の回転に応じて揺動し、前記駆動軸に交差する方向に延びるレバーを有し、
前記第1リンクは、前記レバーに回動自在に連結されるレバー連結部を有する
請求項1に記載のカバー装置。
【請求項6】
前記樹脂遮蔽体は、前記光軸方向と交差する1つの交差方向であって前記矩形状の開口部の短辺方向に進退可能であり、前記開口部の全域を遮蔽して前記撮像素子を覆って遮光可能である、
請求項1に記載のカバー装置。
【請求項7】
前記カバー装置は、前記撮像素子の露光量を制御するための物理的シャッターを有していない、
請求項1に記載のカバー装置。
【請求項8】
請求項1に記載の前記カバー装置と、
前記撮像素子と、
レンズと、
手振れ補正機能を有する防振機構部と、
を備え、
前記カバー装置は、前記撮像素子と前記レンズとの間に設けられる
撮像装置。
【請求項9】
前記ベースは、前記駆動軸を駆動するカバー駆動部を有し、
前記カバー駆動部は、前記光軸方向にみて、前記防振機構部と重なって配置される
請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記カバー装置は、前記レンズを前記撮像装置から取り外した状態において、前記撮像素子を覆って遮光可能である
請求項8に記載の撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カバー装置及び撮像装置に関する。
本願は、2021年7月21日に出願された日本国特願2021-120983号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、撮像素子を有する本体に、遮光及び露光を制御可能なシャッターを付属させた撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-60478号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の一態様に係るカバー装置は、撮像素子の被写体側に配置され、光軸方向からみて前記撮像素子の少なくとも一部を囲む矩形状の開口部を有するベースと、前記光軸方向と交差する交差方向に進退可能であり、前記開口部を遮蔽可能であり、撮像の用途で使用する際は前記開口部を遮蔽しない樹脂遮蔽体と、前記ベースに回転自在に設けられる駆動軸と、前記ベースに回動自在に連結される第1ベース連結部と、前記樹脂遮蔽体に回動自在に連結される第1嵌合穴と、を有し、前記駆動軸の回転に応じて揺動する第1リンクと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
開口部が開口した開状態における第1実施形態に係るカバー装置を示す斜視図である。
開口部が遮蔽した閉状態における第1実施形態に係るカバー装置を示す斜視図である。
第1実施形態に係るカバー装置を示す分解斜視図である。
樹脂遮蔽体、第1リンク及び第2リンクを背面からみた斜視図である。
樹脂遮蔽体と第1リンク及び第2リンクとの連結部の断面を示す斜視図である。
カバー装置を正面からみた説明図である。
図2におけるA断面斜視図である。
図7におけるB矢視図である。
カバー装置と防振機構との位置関係を示す説明図である。
平面からみたカバー装置を示す図である。
開状態における第2実施形態に係るカバー装置を正面からみた斜視図である。
閉状態における第2実施形態に係るカバー装置を正面からみた斜視図である。
ベースフレームを取り外した状態の開状態における第2実施形態に係るカバー装置を正面からみた斜視図である。
ベースフレームを取り外した状態の開状態における第3実施形態に係るカバー装置を正面からみた斜視図である。
ベースフレームを取り外した状態の閉状態における第3実施形態に係るカバー装置を正面からみた斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(第1実施形態)
以下、図面を参照しながら第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、開口部10aが開口した開状態における第1実施形態に係るカバー装置100を示す斜視図である。図2は、開口部10aが遮蔽した閉状態における第1実施形態に係るカバー装置100を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係るカバー装置100を示す分解斜視図である。図4は、樹脂遮蔽体20、第1リンク40及び第2リンク50を背面からみた斜視図である。図5は、樹脂遮蔽体20と第1リンク40及び第2リンク50との連結部の断面を示す斜視図である。図6は、カバー装置100を正面からみた説明図である。図7は、図2におけるA断面斜視図である。図8は、図7におけるB矢視図である。図9は、カバー装置100と防振機構部VRとの位置関係を示す図である。図10は、平面からみたカバー装置を示す図である。
なお、以下、特に説明のない限り、カバー装置100を備えた本体のレンズの光軸方向を第1方向Zとし、光軸方向を水平にした際の光軸方向に垂直な水平方向を第2方向Xとし、光軸方向を水平にした際の光軸方向に垂直な鉛直方向を第3方向Yという場合がある。また、本体において、カバー装置100が配置される側となる、撮像素子が配置される側のユーザに対向する面とは反対側の面を、正面という場合がある。
【0007】
(カバー装置)
第1実施形態に係るカバー装置100は、撮像素子を有する本体と、レンズと、を備える撮像装置において、本体に設けられる。撮像装置は、いわゆる、デジタルカメラである。そして、カバー装置100は、撮像素子の被写体側に配置される。すなわち、カバー装置100は、レンズを本体に取り付けた状態の撮像装置において、撮像素子とレンズとの間に設けられる。これにより、本体にレンズが取り付けられた状態において、撮像素子を覆って遮光することができる。よって、撮像素子の黒点等の画素欠陥を補正できる。また、カバー装置100は、レンズを本体から取り外した状態において、撮像素子の被写体側に配置される。これにより、本体からレンズを外した状態において、撮像素子を覆って露出させないようにできる。よって、撮像素子を、粉塵の侵入、物体の接触等による物理的な作用から保護できる。
【0008】
詳細には、図1から図3に示すように、カバー装置100は、光軸方向(第1方向Z)に沿って正面からみて撮像素子(不図示)の少なくとも一部を囲む開口部10aを有するベース10と、光軸方向と交差する交差方向(例えば、第3方向Y)に進退可能であり、開口部10aを遮蔽可能な樹脂遮蔽体20と、ベース10に回転自在に設けられる駆動軸30と、ベース10に回動自在に連結される第1ベース連結部40Cと、樹脂遮蔽体20に回動自在に連結される第1嵌合穴40Q1と、を有し、駆動軸30の回転に応じて揺動する第1リンク40と、を備えている。このように、カバー装置100は、樹脂遮蔽体20で開口部10aを開閉できるので、閉状態において遮光できるとともに、物理的な作用から撮像素子を保護するための剛性を確保できる。
【0009】
(レンズ)
レンズは、光軸を規定する。レンズは、本体に着脱自在に装着できるように形成されている。
【0010】
(本体)
本体は、適宜、背面、正面、上面(平面)、底面、左側面及び右側面によって囲まれた立方体に沿う外形状を有している。
本体は、撮像素子と、撮像素子より被写体側に配置されるカバー装置100と、を有している。本体は、適宜、レンズを支持するレンズマウントを有している。
本体は、適宜、シャッターボタン、ファインダ等を備えている。なお、本体は、撮像素子は、電子的に露光量を制御する、いわゆる電子シャッターの機能を兼ねていてよい。なお、本体は、撮像素子の露光量を制御するための、例えば、フォーカルプレーンシャッターのような物理的シャッターを有していなくてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社ニコン
顕微鏡、方法、及びプログラム
8日前
株式会社ニコン
光学系、光学機器及び光学系の製造方法
9日前
株式会社ニコン
光学系、光学機器及び光学系の製造方法
9日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
8日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
8日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
8日前
株式会社ニコン
撮像装置
10日前
株式会社ニコン
撮像素子
10日前
株式会社ニコン
撮像素子
1か月前
株式会社ニコン
制御装置
25日前
株式会社ニコン
電子機器
10日前
株式会社ニコン
交換レンズ
1か月前
株式会社ニコン
画像表示装置
1か月前
株式会社ニコン
ロボットシステム
1か月前
株式会社ニコン
カバー装置及び撮像装置
2日前
株式会社ニコン
レンズ鏡筒及び撮像装置
8日前
株式会社ニコン
装置及び構造物の製造方法
10日前
株式会社ニコン
眼科装置及び画像処理方法
23日前
株式会社ニコン
変倍光学系および光学機器
1か月前
株式会社ニコン
画像処理装置、および電子機器
25日前
株式会社ニコン
マイクロ流体デバイス、マイクロ流体デバイスの観察装置、マイクロ流体デバイスの観察方法
24日前
株式会社ニコン
パルス光生成装置、パルス光生成方法及び加工装置
2日前
株式会社ニコン
画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び眼科システム
25日前
株式会社ニコン
診断支援装置、学習装置、診断支援方法、学習方法及びプログラム
2日前
株式会社ニコン
面位置検出装置、露光装置、デバイス製造方法、および基板処理システム
25日前
株式会社ニコン
像解析装置、解析装置、形状測定装置、像解析方法、測定条件決定方法、形状測定方法及びプログラム
1か月前
個人
監視用カメラ
3か月前
株式会社シグマ
絞りユニット
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
平和精機工業株式会社
雲台
1か月前
株式会社イノン
接写補助装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像投射装置
4か月前
株式会社リコー
画像形成装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る