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公開番号
2025124813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2025092493,2023190000
出願日
2025-06-03,2020-09-30
発明の名称
撮像素子
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/79 20230101AFI20250819BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像素子における画質を改善する。
【解決手段】撮像素子は、第1光電変換部を含む第1画素と、第2光電変換部を含む第2画素とを有する第1基板と、第1画素に接続され、第1光電変換部で変換された電荷に基づく第1信号が出力される第1信号線と、第2画素に接続され、第2光電変換部で変換された電荷に基づく第2信号が出力される第2信号線とを有する配線層と、第1基板とともに積層される基板であって、第1信号線に出力された第1信号に信号処理を行う第1処理部と、第2信号線に出力された第2信号に信号処理を行う第2処理部とを含む読み出し部と、第1信号線の電圧を制御する第1供給部と、第2信号線の電圧を制御する第2供給部とを有する第2基板とを備え、配線層は、積層方向において、第1基板と第2基板との間に配置され、読み出し部は、積層方向において第1画素と第2画素とのうち、いずれか一方の画素と対向する位置に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光を電荷に変換する第1光電変換部を含む第1画素と、光を電荷に変換する第2光電変換部を含む第2画素とを有する第1基板と、
前記第1画素に電気的に接続され、前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく第1信号が出力される第1信号線と、前記第2画素に電気的に接続され、前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく第2信号が出力される第2信号線とを有する配線層と、
前記第1基板とともに積層される基板であって、前記第1信号線に出力された前記第1信号に信号処理を行う第1処理部と、前記第2信号線に出力された前記第2信号に信号処理を行う第2処理部とを含む読み出し部と、前記第1信号線の電圧を制御する第1供給部と、前記第2信号線の電圧を制御する第2供給部とを有する第2基板と
を備え、
前記配線層は、前記第1基板と前記第2基板とが積層される積層方向において、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、
前記読み出し部は、前記積層方向において前記第1画素と前記第2画素とのうち、少なくともいずれか一方の画素と対向する位置に配置される、
撮像素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画素から出力される信号を所定の電圧レベルにクランプするためのトランジスタが、各カラム別に一つずつ設けられた撮像素子が知られている(特許文献1)。従来から、画質の向上が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特開2004-222273号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によると、撮像素子は、光を電荷に変換する第1光電変換部を含む第1画素と、光を電荷に変換する第2光電変換部を含む第2画素とを有する第1基板と、前記第1画素に電気的に接続され、前記第1光電変換部で変換された電荷に基づく第1信号が出力される第1信号線と、前記第2画素に電気的に接続され、前記第2光電変換部で変換された電荷に基づく第2信号が出力される第2信号線とを有する配線層と、前記第1基板とともに積層される基板であって、前記第1信号線に出力された前記第1信号に信号処理を行う第1処理部と、前記第2信号線に出力された前記第2信号に信号処理を行う第2処理部とを含む読み出し部と、前記第1信号線の電圧を制御する第1供給部と、前記第2信号線の電圧を制御する第2供給部とを有する第2基板とを備え、前記配線層は、前記第1基板と前記第2基板とが積層される積層方向において、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、前記読み出し部は、前記積層方向において前記第1画素と前記第2画素とのうち、少なくともいずれか一方の画素と対向する位置に配置される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
第1の実施の形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。
第1の実施の形態に係る撮像素子の構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態に係る撮像素子の一部の断面構造の一例を示す図である。
第1の実施の形態に係る撮像素子の一部の構成例を示す図である。
第1の実施の形態に係る撮像素子の動作例を示すタイミングチャートである。
第1の実施の形態に係る撮像素子の動作例を示すタイミングチャートである。
第1の実施の形態に係る撮像素子の一部のレイアウトの一例を示す図である。
変形例に係る撮像素子の構成の一例を示すブロック図である。
変形例に係る撮像素子の構成の別の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の構成例を示す図である。カメラ1は、撮影光学系(結像光学系)2、撮像素子3、制御部4、メモリ5、表示部6、及び操作部7を備える。撮影光学系2は、焦点調節レンズ(フォーカスレンズ)を含む複数のレンズ及び開口絞りを有し、撮像素子3に被写体像を結像する。なお、撮影光学系2は、カメラ1から着脱可能にしてもよい。
【0007】
撮像素子3は、CMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ等の撮像素子である。撮像素子3は、撮影光学系2を通過した光束を受光し、撮影光学系2により形成される被写体像を撮像する。撮像素子3には、光電変換部を有する複数の画素が二次元状(行方向及び列方向)に配置される。光電変換部は、フォトダイオード(PD)によって構成される。撮像素子3は、受光した光を光電変換して信号を生成し、生成した信号を制御部4に出力する。
【0008】
メモリ5は、メモリカード等の記録媒体である。メモリ5には、画像データ、制御プログラム等が記録される。メモリ5へのデータの書き込み、及びメモリ5からのデータの読み出しは、制御部4によって制御される。表示部6は、画像データに基づく画像、シャッター速度、絞り値等の撮影に関する情報、及びメニュー画面等を表示する。操作部7は、レリーズボタン、電源スイッチ、各種モードを切り替えるためのスイッチ等の各種設定スイッチ等を含み、それぞれの操作に基づく信号を制御部4へ出力する。
【0009】
制御部4は、CPU、FPGA、ASIC等のプロセッサ、及びROM、RAM等のメモリにより構成され、制御プログラムに基づきカメラ1の各部を制御する。制御部4は、撮像素子3を制御する信号を撮像素子3に供給して、撮像素子3の動作を制御する。制御部4は、静止画撮影を行う場合、動画撮影を行う場合、表示部6に被写体のスルー画像(ライブビュー画像)を表示する場合等に、撮像素子3に被写体像を撮像させて信号を出力させる。
【0010】
制御部4は、撮像素子3から出力される信号に各種の画像処理を行って画像データを生成する。制御部4は、画像データを生成する生成部4でもあり、撮像素子3から出力される信号に基づいて静止画像データ、動画像データを生成する。画像処理には、階調変換処理、色補間処理等の画像処理が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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