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公開番号2025128373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025102503,2024111799
出願日2025-06-18,2019-04-18
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び眼科システム
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250826BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼底画像から渦静脈位置を検出する画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び眼科システムを提供する。
【解決手段】画像処理方法は、眼底画像から脈絡膜血管構造を解析するステップと、脈絡膜血管構造に基づいて、渦静脈位置を検出するステップとを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
眼底画像における脈絡膜血管構造を解析する解析部と、
前記脈絡膜血管構造に基づいて、渦静脈位置を検出する検出部と、
を含む、画像処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記解析部は、
前記眼底画像の輝度勾配に基づいて脈絡膜血管の走行方向を特定する、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記解析部は、
前記眼底画像における各画素の輝度の勾配方向を算出することにより前記走行方向を特定する、
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出部は、
前記渦静脈位置として検出された位置を中心とした所定領域の画像を抽出し、前記所定領域の画像における前記脈絡膜血管の走行方向に基づいて、前記渦静脈位置が渦静脈であるか否かを示す識別確率を算出する、
請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記検出部は、
前記渦静脈位置として検出された位置を中心とした所定領域の画像を抽出し、前記所定領域の画像における脈絡膜血管が、前記位置を中心として放射状に走行しているか否かを解析することにより、前記識別確率を算出する、
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記検出部は、
前記眼底画像上に、前記渦静脈位置を示すマークを重畳した渦静脈位置重畳眼底画像を作成することを含む、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記渦静脈位置重畳眼底画像に基づく画像信号を出力する出力部をさらに有する、
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記解析部は、前記脈絡膜血管が強調された脈絡膜血管画像において前記脈絡膜血管の走行方向を解析する、
請求項1から請求項7の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記検出部は、検出された渦静脈の個数を特定する、
請求項1から請求項8の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記眼底画像から脈絡膜血管画像を生成する脈絡膜血管画像生成部を更に含む、
請求項1から請求項9の何れか1項に記載の画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び眼科システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特開平8-71045号公報には、脈絡膜血管の動脈と静脈を異なる色で表示する技術が開示されている。
【発明の概要】
【0003】
本開示の技術の第1の態様の画像処理方法は、眼底画像から脈絡膜血管構造を解析するステップと、前記血管構造に基づいて、渦静脈位置を検出するステップと、を含む。
【0004】
本開示の技術の第2の態様の画像処理装置は、眼底画像から脈絡膜血管構造を解析し、前記血管構造に基づいて、渦静脈位置を検出する画像処理部を有する。
【0005】
本開示の技術の第3の態様のプログラムは、コンピュータに、第1の態様の画像処理方法を実行させる。
【0006】
本開示の技術の第4の態様の眼科システムは、眼底画像から脈絡膜血管構造を解析し、前記血管構造に基づいて、渦静脈位置を検出する画像処理部を含むサーバと、前記眼底画像上に、前記渦静脈位置を示すマークを重畳表示した渦静脈位置重畳眼底画像を表示するビューワと、を備えている。
【0007】
本開示の技術の第5の態様の画像処理方法は、脈絡膜血管画像を生成するステップと、前記脈絡膜血管画像を解析し、渦静脈の位置を検出するステップと、を含む。
【0008】
本開示の技術の第6の態様の画像処理装置は、脈絡膜血管画像を生成し、前記脈絡膜血管画像を解析し渦静脈の位置を検出する画像処理部と、前記渦静脈の位置を示すマークを前記脈絡膜血管画像に重畳した渦静脈位置重畳眼底画像を生成する表示制御部と、渦静脈位置重畳眼底画像を出力する出力部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
眼科システム100のブロック図である。
眼科装置110の全体構成を示す概略構成図である。
管理サーバ140の電気系の構成のブロック図である。
管理サーバ140のCPU162の機能のブロック図である。
画像処理プログラムのフローチャートである。
第1のVV候補検出処理プログラムのフローチャートである。
第2のVV候補検出処理プログラムのフローチャートである。
脈絡膜血管画像を示す図である。
VVとして検証されたVVの位置を眼底画像に重畳表示した画像を示す図である。
脈絡膜血管画像の2値化画像を示す図である。
2値化画像の線画像を示す図である。
脈絡膜血管の分岐点を示す図である。
VV識別処理プログラムのフローチャートである。
VVの様子を示す図である。
VVの場合のLog-Polar処理結果を示す図である。
VVでない様子を示す図である。
VVでない場合のLog-Polar処理結果を示す図である。
図14Aあるいは図15Aのθ方向毎にR方向の画素値を積算する処理を行い、横軸をθ、縦軸を積算画素値として作成した第1のグラフである。
図14Aあるいは図15Aのθ方向毎にR方向の画素値を積算する処理を行い、横軸をθ、縦軸を積算画素値として作成した第2のグラフである。
図14Aあるいは図15Aのθ方向毎にR方向の画素値を積算する処理を行い、横軸をθ、縦軸を積算画素値として作成した第3のグラフである。
脈絡膜血管解析モードの表示画面300を示す図である。
図17の表示画面で、渦静脈位置アイコン332をクリックされた場合に表示される表示画面である。
図18の表示画面で、識別確率表示アイコン346がクリックされた場合に表示される表示画面である。
図18の表示画面で、拡大アイコン348がクリックされた場合に表示される表示画面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、走査型レーザ検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope)を「SLO」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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