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公開番号
2025135037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2022129494
出願日
2022-08-16
発明の名称
光学系、光学機器及び光学系の製造方法
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250910BHJP(光学)
要約
【課題】良好な光学性能を得ることができる光学系、光学機器及び光学系の製造方法を提供する。
【解決手段】カメラ1等の光学機器に用いられる光学系OLは、物体側から順に、対物光学系GOと、対物光学系GOで結像された第1中間像IM1を結像させるリレー光学系GRと、リレー光学系GRで結像された第2中間像IM2を結像させる結像光学系GIとからなり、変倍の際に、結像光学系GIの隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、次式の条件を満足する。
1.50 < |fmin|/fr2 < 8.00
但し、
fmin:変倍の際に移動するレンズ群のうち、焦点距離の絶対値が最も小さいレンズ群の焦点距離
fr2:広角端状態における結像光学系GIの焦点距離
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から順に、
対物光学系と、
前記対物光学系で結像された第1中間像を結像させるリレー光学系と、
前記リレー光学系で結像された第2中間像を結像させる結像光学系とからなり、
変倍の際に、前記結像光学系の隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、
次式の条件を満足する光学系。
1.50 < |fmin|/fr2 < 8.00
但し、
fmin:変倍の際に移動するレンズ群のうち、焦点距離の絶対値が最も小さいレンズ群の焦点距離
fr2:広角端状態における前記結像光学系の焦点距離
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記結像光学系は、物体側から順に、
変倍の際に像面に対して固定されている第1固定群と、
変倍の際に光軸に沿って移動する複数の可動群と、
変倍の際に像面に対して固定されている第2固定群とからなり、
次式の条件を満足する請求項1に記載の光学系。
1.00 < fa/fr2 < 5.00
但し、
fa:前記第1固定群の焦点距離
fr2:広角端状態における前記結像光学系の焦点距離
【請求項3】
次式の条件を満足する請求項2に記載の光学系。
0.80 < |fb|/fr2 < 4.00
但し、
fb:前記第2固定群の焦点距離
fr2:広角端状態における前記結像光学系の焦点距離
【請求項4】
前記第2固定群は、負の屈折力を有する請求項2または3に記載の光学系。
【請求項5】
前記結像光学系は絞りを有する請求項1~4のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
合焦の際に、前記結像光学系の一部のレンズ群は、合焦群として光軸に沿って移動する請求項1~5のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項7】
合焦の際に、前記合焦群を光軸に沿って移動させることにより無限遠物体に合焦する請求項6に記載の光学系。
【請求項8】
次式の条件を満足する請求項1~7のいずれか一項に記載の光学系。
0.05 < TLo/TL < 0.30
但し、
TLo:広角端状態における前記対物光学系の最も物体側のレンズ面から前記第1中間像までの光軸上の距離
TL:広角端状態における前記光学系の光学全長
【請求項9】
次式の条件を満足する請求項1~8のいずれか一項に記載の光学系。
0.20 < TLr1/TL < 0.50
但し、
TLr1:広角端状態における前記第1中間像から前記第2中間像までの光軸上の距離
TL:広角端状態における前記光学系の光学全長
【請求項10】
次式の条件を満足する請求項1~9のいずれか一項に記載の光学系。
0.30 < TLr2/TL < 0.80
但し、
TLr2:広角端状態における前記第2中間像から像面までの光軸上の距離
TL:広角端状態における前記光学系の光学全長
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系、光学機器及び光学系の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、微小な被写体や狭小空間を近接して撮像するための光学系が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、さらなる光学性能の向上が要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-133571号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第一の態様に係る光学系は、物体側から順に、対物光学系と、前記対物光学系で結像された第1中間像を結像させるリレー光学系と、前記リレー光学系で結像された第2中間像を結像させる結像光学系とからなり、変倍の際に、前記結像光学系の隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、次式の条件を満足する。
1.50 < |fmin|/fr2 < 8.00
但し、
fmin:変倍の際に移動するレンズ群のうち、焦点距離の絶対値が最も小さいレンズ群の焦点距離
fr2:広角端状態における前記結像光学系の焦点距離
【0005】
本発明の第一の態様に係る光学系の製造方法は、物体側から順に、対物光学系と、前記対物光学系で結像された第1中間像を結像させるリレー光学系と、前記リレー光学系で結像された第2中間像を結像させる結像光学系とからなる光学系の製造方法であって、変倍の際に、前記結像光学系の隣り合う各レンズ群の間隔が変化するように配置し、次式の条件を満足するように配置する。
1.50 < |fmin|/fr2 < 8.00
但し、
fmin:変倍の際に移動するレンズ群のうち、焦点距離の絶対値が最も小さいレンズ群の焦点距離
fr2:広角端状態における前記結像光学系の焦点距離
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図であって、(a)は第2中間像より物体側を示し、(b)は第2中間像より像面側を示す。
第1実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は望遠端状態を示す。
第2実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図であって、(a)は第2中間像より物体側を示し、(b)は第2中間像より像面側を示す。
第2実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は望遠端状態を示す。
第3実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図であって、(a)は第2中間像より物体側を示し、(b)は第2中間像より像面側を示す。
第3実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は望遠端状態を示す。
上記光学系を搭載するカメラの断面図である。
上記光学系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
【0008】
本実施形態に係る光学系OLは、図1に示すように、物体側から順に、対物光学系GOと、対物光学系GOで結像された第1中間像IM1を結像させるリレー光学系GRと、リレー光学系GRで結像された第2中間像IM2を結像させる結像光学系GIとから構成され、変倍の際に、結像光学系GIの隣り合う各レンズ群の間隔が変化する。この構成により、良好な光学性能を得ることができる。
【0009】
また、本実施形態に係る光学系OLは、以下に示す条件式(1)を満足することが望ましい。
【0010】
1.50 < |fmin|/fr2 < 8.00 (1)
但し、
fmin:結像光学系GIの変倍の際に移動するレンズ群のうち、焦点距離の絶対値が最も小さいレンズ群の焦点距離
fr2:広角端状態における結像光学系GIの焦点距離(無限遠物体合焦時)
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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