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公開番号2025137568
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025115851,2025034781
出願日2025-07-09,2019-11-26
発明の名称画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の設定項目の設定値を設定するに際し、初期設定値の変更に応じて設定情報を比較しやすいように表示する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】利用者が各種設定項目(221)の1つである用紙選択(221c)の設定値を「自動」から「A3」に変更したとする。制御部(100)は、記憶部(120)の設定情報履歴から用紙選択(221c)の設定値が「A3」であるものを抽出し、時系列に各種設定項目(221)の横に並列させて、各種設定項目(221)の右側へ、最新のものから古い順に、3つの設定情報(251,252,253)を時系列に表示する。設定情報(251,252,253)の表示については、各種設定項目(221)の設定値と不一致の部分が明確で目立つように、色を変えたり、枠で囲んだり、文字を太くしたりする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
設定項目に対応する設定値に基づいてコピージョブを実行する画像形成装置であって、
前記コピージョブの設定画面を表示する表示部と、
前記設定値の履歴である設定履歴を記憶する記憶部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記設定画面の所定の領域にスタートキーを含むソフトウェアキーを配置し、
前記コピージョブの設定項目に対する設定値に新たな設定値が設定された後に前記スタートキーが操作された場合は、前記新たな設定値の履歴である新たな設定履歴の前記記憶部に対する記憶と、前記新たな設定値に基づく前記コピージョブの実行の開始とを行うことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記設定履歴を表示するための操作を受付可能であり、当該操作を受付けたことに基づいて、前記設定画面の前記所定の領域とは異なる領域に前記設定履歴を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記設定履歴において、前記新たな設定値を識別可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記新たな設定値として、両面コピーに係る設定値と、コピー濃度に係る設定値と、を少なくとも含むことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記所定の領域と、前記所定の領域とは異なる領域とは、互いに隣接する領域であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記所定の領域は、前記設定画面の上下方向における中心よりも下方の領域であることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記所定の領域は、前記設定画面の左右方向における中心よりも右方の領域であることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記所定の領域に前記ソフトウェアキーとしてリセットキーを配置することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記スタートキーの上方に前記リセットキーを配置することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記リセットキーが操作されたことに応じて、前記新たな設定値を初期化して初期設定値を設定することを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の設定項目の設定値を設定するに際し、設定操作の履歴に基づいて設定候補を提示する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、複写機/複合機などの画像形成装置でコピーを取る際、印刷部数、カラー/白黒、原稿が片面か両面か、印刷が片面か両面か、原稿サイズ、印刷サイズ、倍率、原稿読み取り露出、印刷後の仕上げ、等々の様々な設定項目がある。この多数の設定項目を利用者が正確に設定する必要があり、設定するにも、間違いないか確認するにも、手間がかかる。
【0003】
そこで、それら設定項目の設定値一式を「操作履歴」として装置内に記録しておき、同じ設定を再利用可能とすることで、利用者の操作手数を軽減する技術が従来から存在する。これによって、利用者が複雑な設定を行う際、設定操作の手数を削減し、設定ミスを減らすために役立つ。
【0004】
例えば、デジタル複写機におけるコピー操作においては、原稿サイズ、用紙サイズ、片面または両面コピー、拡大または縮小の倍率、コピー濃度、等々の設定項目に対し、操作パネルに表示した初期値が利用者の希望通りかどうかを利用者が判断する。希望と異なる設定項目に対しては利用者が設定変更し、利用者がスタートボタンを押下することでコピー処理が実行される。利用者によりスタートボタンが押下されたときに、装置が設定の組合せを「操作履歴」として日時と共に装置内に記憶する。利用者識別手段が使用される場合は、利用者識別情報も併せて記憶する。
【0005】
以下、そのような操作履歴を利用する従来技術の具体例を挙げる。
特許文献1に示された装置では、コピー操作画面における「応用モード」スイッチが利用者により押下されれば、応用モード詳細設定画面をポップアップ表示する。さらに同画面の「操作履歴」スイッチが押下されれば、ポップアップ表示中の画面を操作履歴詳細設定画面に切り替え、表示対象となる操作履歴のうちひとつ(例えば最新のもの)による設定情報を表示する。ここで利用者により操作履歴選択UIが操作されれば、その操作に応じた操作履歴に表示を切り替える。ここでOKスイッチが押下されれば、現在表示中の操作履歴の設定情報を、コピー操作画面に反映し、ポップアップ表示していた操作履歴詳細設定画面を閉じる。
【0006】
また、特許文献2に示される装置では、コピー操作画面に表示を切り替え、利用可能な全ての操作履歴のうちひとつ(例えば最新のもの)による設定情報を表示する。ここで利用者により「次へ」または「戻る」が操作されれば、一定の順序(例えば操作された日時が新しい順)で整列された一連の操作履歴に関して、ボタン操作に応じて次または前の順序の操作履歴に表示を切り替える。ここでOKスイッチが押下されれば、現在表示中の操作履歴の設定情報を、コピー操作画面に反映し、ポップアップ表示していた操作履歴詳細設定画面を閉じる。
【0007】
さらに同画面の「絞り込み」ボタンが押下されれば、装置の現在の状態を取得し、現在の状態を含む履歴だけを抽出して表示対象とする。例えばA4原稿が置かれた状態で同ボタンが押下されれば、A4コピーに関する操作履歴だけを表示対象とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2005-153346号公報
特開2006-220940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1及び特許文献2に示された装置は、いずれもコピー操作画面から「応用モード」スイッチが押下され、さらに「操作履歴」スイッチが押下されたときに操作履歴の選択候補を表示する。利用者が全ての選択候補をひとつひとつ表示させて閲覧し、想定していた操作履歴が表示されなければ、いったんコピー操作画面に戻って現在の設定や装置の状態を確かめる必要がある。
【0010】
また、現設定と履歴の設定のどこが一致し、どこが異なるかの確認も該当する設定の表示操作をする必要があって、操作が煩雑で、さらに一目で違いを確認しにくい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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