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公開番号
2025135585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2025033367
出願日
2025-03-04
発明の名称
回転及び/又は旋回ユニット
出願人
オイルクイック ドイチュランド カーゲー
代理人
弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250910BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】異なる潤滑点の定期的な潤滑を確実にする、前述のタイプの回転及び/又は旋回ユニットを作成する。
【解決手段】本発明は、建設機械に取り付けるための回転及び/又は旋回ユニットであって、接続部(1)と、ツール又はアタッチメントを結合するためのツール又はクイックチェンジャ(9)のために接続部(1)上で移動可能に配置された支持体(6)とを含み、支持体(6)が、回転駆動部(8)によって回転軸の周りでモータによって回転可能であり、及び/又は枢動駆動部によって枢動軸の周りで傾斜可能であるように接続部(1)上に配置される、回転及び/又は旋回ユニットに関する。本発明によれば、回転及び/又は旋回ユニットは、異なる潤滑点に潤滑剤を送達するための潤滑剤リザーバ(28)が設けられた自動的に作動される潤滑剤ポンプ(29)を備えた中央潤滑剤供給部(27)を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建設機械に取り付けるための回転及び/又は旋回ユニットであって、接続部(1)と、ツール又はアタッチメントを結合するためのツール又はクイックチェンジャ(8)のために前記接続部(1)上で移動可能に配置された支持体(6)とを含み、該支持体(6)が、回転駆動部(8)によって回転軸(8)の周りでモータによって回転可能であり、及び/又は枢動駆動部(4、5)によって枢動軸(3)の周りで傾斜可能であるように前記接続部(1)上に配置され、前記回転及び/又は旋回ユニットの異なる潤滑点(32)に潤滑剤を送達するための潤滑剤リザーバ(28)が設けられた自動的に作動される潤滑剤ポンプ(29)を備えた中央潤滑剤供給部(27)を特徴とする、回転及び/又は旋回ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
ハウジング部(2)が前記接続部(1)上に配置され、前記ハウジング部(2)が、前記枢動軸(3)の周りで枢動可能であり、前記支持体(6)が前記枢動軸(3)に直交する回転軸(7)の周りで回転可能に装着される前記枢動駆動部(4、5)によって傾斜可能であるように装着され、前記回転駆動部(8)によってモータによって回転させることができることを特徴とする、請求項1に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項3】
前記潤滑剤ポンプ(29)が、前記潤滑剤ポンプ(29)によって送達された前記潤滑剤を前記異なる潤滑点(32)に分配するために、供給ライン(30)を介して分配器ユニット(31)に接続されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項4】
前記異なる潤滑点(32)に通じる潤滑剤供給ライン(33)が前記分配器ユニット(31)に接続されることを特徴とする、請求項3に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項5】
前記潤滑剤ポンプ(29)が作動したときに前記潤滑剤ポンプ(29)によって送達される潤滑剤の量を調整するために、潤滑剤量調整デバイス(44)が前記潤滑剤ポンプ(29)上に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項6】
前記潤滑剤ポンプ(29)が前記ハウジング部(2)上に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項7】
前記潤滑剤ポンプ(29)が、油圧で動作されるポンプピストン(43)を備えた油圧で動作される潤滑剤ポンプとして設計されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項8】
前記潤滑剤ポンプ(29)が、前記枢動駆動部(4、5)を制御することによって、又は前記回転駆動部(8)を制御することによって作動されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項9】
前記潤滑剤ポンプ(29)が、バイパスライン(45)を介して、前記枢動駆動部(4、5)を制御するための油圧回路H2、前記回転駆動部(8)を制御するための油圧回路H1、又は別の油圧回路に接続されることを特徴とする、請求項8に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
【請求項10】
前記回転駆動部(8)が、前記第1の油圧回路H1によって制御することができる油圧モータ(10)を含むことを特徴とする、請求項8に記載の回転及び/又は旋回ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の建設機械に取り付けるための回転及び/又は旋回ユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
そのような回転及び/又は旋回ユニットは、掘削機又は他の同等の建設機械において、建設機械のアタッチメントとツールとの間で、移動範囲を拡大するための回転及び/又は旋回ユニットとして使用される。そのような回転及び旋回ユニットは、通常、建設機械に装着可能な接続部と、ツール又はアタッチメントを結合するための接続部上で移動可能に配置された支持体とを含み、支持体は、回転駆動部によって回転軸の周りでモータによって回転可能であり、及び/又は回転軸に直交する枢動軸の周りで枢動駆動部によって傾斜可能であるように接続部上に配置される。チルトローテータとも称される複合型回転及び/又は旋回ユニットは、特許文献1からも知られている。この場合、クイックチェンジャの支持体は、掘削機に装着可能な接続部上に、油圧回転駆動部によって回転軸の周りで回転可能に、および油圧枢動駆動部によって回転軸に直交する枢動軸の周りで枢動可能に配置される。このようなチルトローテータは、クイックチェンジャに接続されたアタッチメント、例えば、チルトバケット、グラップル、シアー、コンパクタ、磁石、油圧ハンマーなどを、掘削機ブームの長手方向軸を横断して配置された枢動軸の周りだけでなく、この枢動軸に直交する回転軸の周りにも回転させることを可能にする。
【0003】
前述のタイプの回転及び/又は旋回ユニットは、通常、適切な動作を確実にし、摩耗を回避するために定期的に潤滑されなければならないいくつかの異なる潤滑点を有する。しかしながら、毎日の動作中の定期的な潤滑は、無視されたり忘れられたりすることが多く、これは望ましくない摩耗及び関連する損傷及び動作の中断につながる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
独国特許発明第10 2020 127 313号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、別個の介入なしでも異なる潤滑点の定期的な潤滑を確実にする、前述のタイプの回転及び/又は旋回ユニットを作成することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1の特徴を有する回転及び/又は旋回ユニットによって解決される。本発明の有用な実施形態及び有利な修正形態は、従属請求項に提供される。
【0007】
本発明による回転及び/又は旋回ユニットは、建設機械に装着可能な接続部と、ツール又はアタッチメントを接続するための接続部上で移動可能に配置された支持体とを含み、この場合、支持体は、回転駆動部によって回転軸の周りでモータによって回転可能であり、及び/又は枢動駆動部によって枢動軸の周りで傾斜可能であるように接続部上に配置される。回転及び/又は旋回ユニットはまた、潤滑剤リザーバが設けられた自動的に作動される潤滑剤ポンプを備えた中央潤滑剤供給部を含む。回転及び/又は旋回ユニットに配置された自動的に作動される潤滑剤ポンプは、建設機械の中央潤滑システムへの潤滑剤接続がなく、オペレータによる別個の介入がなくても、回転及び/又は旋回ユニットの異なる潤滑点に潤滑剤リザーバに設けられた潤滑剤を供給することを可能にする。潤滑剤ポンプは、例えば、回転及び/又は旋回駆動部が作動されたとき、又は建設機械が始動されたときに自動的に作動させることができる。これは、摩耗を防止するために不可欠である異なる潤滑点の潤滑を見落とすことができないことを意味する。回転及び/又は旋回ユニットへの潤滑剤供給部が建設機械の中央潤滑システムから独立しており、回転及び/又は旋回ユニットに組み込まれているという事実のために、回転及び/又は旋回ユニットと建設機械に設けられた中央潤滑システムとの間に潤滑剤ライン及び特別に設計されたカップリングは必要ない。
【0008】
特に有用な変形形態では、ハウジング部は接続部上に配置され、ハウジング部は、枢動軸の周りで枢動可能であり、支持体が枢動軸に直交する回転軸の周りで回転可能に装着される枢動駆動部によって傾斜可能であるように装着され、回転駆動部によってモータによって回転させることができる。チルトローテータとも称されるそのような回転及び旋回ユニットは、回転及び旋回ユニットに接続されたアタッチメント、例えば、チルトバケット、グラップル、シアー、コンパクタ、磁石、油圧ハンマーなどを、掘削機ブームの長手方向軸に対して横方向に配置された枢動軸の周りだけでなく、この枢動軸に直交する回転軸の周りにも回転させることを可能にする。
【0009】
特に有用な変形形態では、潤滑剤ポンプは、潤滑剤ポンプによって送達された潤滑剤を異なる潤滑点に分配するために、供給ラインを介して分配器に接続される。これにより、潤滑剤が所定の方法で対応する潤滑点に到達することが可能になる。個々の潤滑点が必要とする潤滑剤の量は、分配器ユニットを介して規定することができる。異なる潤滑点に通じるいくつかの潤滑剤供給ラインが分配器ユニットに接続される。
【0010】
潤滑剤ポンプが作動したときに潤滑剤ポンプによって送達される潤滑剤の量を調整するための潤滑剤量調整デバイスが、潤滑剤ポンプ上に好都合に配置される。これにより、ポンプが作動したときに潤滑剤リザーバから潤滑剤ポンプによって送達される潤滑剤の量を調整することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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