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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025135145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032790
出願日2024-03-05
発明の名称画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 29/393 20060101AFI20250910BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】チャート画像において印刷手段の不良を識別するための識別パターンを認識させないようにする。
【解決手段】画像形成装置は、印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段の不良を識別するための識別パターンが形成されるチャート画像に、前記識別パターンを視認しにくくするための視認抑制パターン画像を重畳させて前記印刷手段に印刷させる制御手段と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
印刷を行う印刷手段と、
前記印刷手段の不良を識別するための識別パターンが形成されるチャート画像に、前記識別パターンを視認しにくくするための視認抑制パターン画像を重畳させて前記印刷手段に印刷させる制御手段と、
を備える、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記視認抑制パターン画像は、ノイズを付与した画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記視認抑制パターン画像は、ノイズをランダムに付与した画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記視認抑制パターン画像は、前記識別パターンを模擬した模擬画像を1つ以上含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記識別パターンは、スジ状の不良、ポチ状の不良、がさつき、色ずれのうちの少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記視認抑制パターン画像は、前記印刷手段の不良でないことを示す画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記視認抑制パターン画像は、前記印刷手段の不良でないことを示すメッセージを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記メッセージは、
前記印刷手段の不良を診断するための印刷であること、前記印刷手段の不良を識別するための印刷であること、または、通常の成果物用の設定ではない条件の印刷であることを示している
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、受信した印刷ジョブを実行しているとき、または受信した印刷ジョブを実行していないときに、前記印刷を前記印刷手段に実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記視認抑制パターン画像は、必要に応じて変更される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置の状態を把握するための技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置の分野では、記録媒体上に形成された画像を読み取って得たスキャン画像を用いて、画質不良が生じる前に画質不良が生じるまでの期間予測を行う画像診断技術を有する装置が知られている。例えば、チャート画像を用紙に印刷した印刷物を読み取って得たスキャン画像にて、スジムラやポチといった画質不良がまだ人間には目視できない段階で検出し、事前にサービスに対してパーツ交換依頼を通知するなどの対応を行っている。
【0003】
特許文献1には、画像診断用のチャート画像を印刷した印刷物をスキャンして得られたチャートのスキャン画像に基づき画像形成装置の状態の診断を手動または定期的に行う技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-116670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、画像診断用のチャート画像は、診断のために様々なパラメータ値を設定したり、スジムラ補正制御などの制御をオフにしたりして印刷したものであり、本来の成果物では目視できない不良であっても、当該不良を強調しすぎてしまう。そのため、チャート画像の印刷物を見たユーザに対して画像形成装置の不良に起因しない画質不良を画像形成装置の不良に起因した画質不良として誤認させて、点検や調整のために画像形成装置を停止させてダウンタイムを生じさせる可能性があった。本開示の技術は、上記課題に鑑みなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態に係る画像形成装置は、印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段の不良を識別するための識別パターンが形成されるチャート画像に、前記識別パターンを視認しにくくするための視認抑制パターン画像を重畳させて前記印刷手段に印刷させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、チャート画像において印刷手段の不良を識別するための識別パターンを認識させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
ランダムノイズチャート作成処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
画像差分診断処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
画像データ例を示す図である。
画像差分診断処理の説明図である。
画像診断結果例を示す図である。
対応決定処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
着目度の解析結果例を示す図である。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
不良模擬チャート作成処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
不良確率分布情報例を示す図である。
不良模擬データ例を示す図である。
画像データ例を示す図である。
着目度の解析結果例を示す図である。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
メッセージ重畳チャート作成処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
画像データ例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態について説明する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る本開示の技術を限定するものではない。実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の技術の解決手段として必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、フローチャートにおける各工程(ステップ)について先頭に「S」を付けて表記する。
【0010】
<<実施形態1>>
本実施形態では、ランダムノイズチャート画像を使用した画像診断手法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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