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公開番号
2025134488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032425
出願日
2024-03-04
発明の名称
電気車両用充電装置及び充電ケーブル支持構造
出願人
新電元工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250909BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電ケーブルの引き回し作業に伴う負担を軽減することができる電気車両用充電装置及び充電ケーブル支持構造。
【解決手段】電気車両用充電装置1は、外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する充電ユニットと、前記充電ユニットを内部に収容する筐体2と、筐体2から延びる充電ケーブル6と、筐体2に設けられ、充電ケーブル6を支持する充電ケーブル支持構造40と、を備えている。充電ケーブル支持構造40は、充電ケーブル6の引出方向に所定の間隔をあけて配置された第1支持部材52と第2支持部材54を有し、充電ケーブル6が、第1支持部材52と第2支持部材54に架け渡して巻き掛けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する充電ユニットと、
前記充電ユニットを内部に収容する筐体と、
前記筐体から延びる充電ケーブルと、
前記筐体に設けられ、前記充電ケーブルを支持する充電ケーブル支持構造と、を備え、
前記充電ケーブル支持構造は、前記充電ケーブルの引出方向に所定の間隔をあけて配置された第1支持部材と第2支持部材を有し、
前記充電ケーブルが、前記第1支持部材と前記第2支持部材に架け渡して巻き掛けられている電気車両用充電装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記充電ケーブル支持構造からの前記充電ケーブルの巻き戻しのアシストを行うアシスト機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電気車両用充電装置。
【請求項3】
前記アシスト機構は、回転可能に構成され線状部材を巻き回して保持する回転体を有するとともに、前記線状部材の先端側が前記充電ケーブルに固定されつつ、前記回転体は、前記線状部材の巻き戻し側の回転に対し所定の力が付与され、
前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが引き出されるときは、前記力に抗して引き出され、前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが巻き戻されるときは、前記力が付加されて巻き戻されることを特徴とする請求項2に記載の電気車両用充電装置。
【請求項4】
前記充電ケーブル支持構造よりも下流側の前記充電ケーブルの引き出しまたは巻き戻しの経路上において、前記充電ケーブル支持構造からの前記充電ケーブルの巻き戻しのアシストを行う下流側アシスト機構を備え、
前記下流側アシスト機構は、回転可能に構成され線状部材を巻き回して保持する回転体を有するとともに、前記線状部材の先端側が前記充電ケーブル支持構造よりも下流側の前記充電ケーブルの引き出しまたは巻き戻しの経路上における前記充電ケーブルに固定されつつ、前記回転体は、前記線状部材の巻き戻し側の回転に対し所定の第1の力が付与され、
前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが引き出されるときは、前記第1の力に抗して引き出され、前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが巻き戻されるときは、前記第1の力が付加されて巻き戻されることを特徴とする請求項2に記載の電気車両用充電装置。
【請求項5】
前記充電ケーブル支持構造からの前記充電ケーブルの引き出しまたは巻き戻し経路と、前記下流側アシスト機構からの線状部材の引き出しまたは巻き戻し経路と、が追従するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電気車両用充電装置。
【請求項6】
前記下流側アシスト機構は、前記充電ケーブル支持構造の近傍の所定位置に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の電気車両用充電装置。
【請求項7】
前記充電ケーブル支持構造は、前記筐体の上部側に設けられるとともに、前記下流側アシスト機構は、前記充電ケーブル支持構造の下側に配置され、かつ、前記充電ケーブル支持機構からの前記充電ケーブルの引き出し位置は、前記下流側アシスト機構からの線状部材の引き出し位置よりも上方に位置し、前記充電ケーブル支持構造から引き出される充電ケーブルと前記下流側アシスト機構から引き出される線状部材が側面から見て交差することを特徴とする請求項4に記載の電気車両用充電装置。
【請求項8】
前記充電ケーブルは、前記充電ケーブル支持機構から下方に弛むように引き出され、前記交差は、前記充電ケーブルが弛むことにより、前記交差位置の前後で前記充電ケーブルと前記線状部材の上下の位置関係が逆転することにより生じることを特徴とする請求項7に記載の電気車両用充電装置。
【請求項9】
前記充電ケーブルの引き出しまたは巻き戻しの経路に沿って、かつ、前記充電ケーブルの巻き戻しに対して前記第1の力に付加されるように所定の第2の力が付与され、
前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが引き出されるときは、前記引き出しが促される方向に前記充電ケーブルの自重が作用しながら前記第1の力および前記第2の力のいずれか一方に抗しての引き出しに続いて前記第1の力および前記第2の力のいずれか他方に抗しての引き出しが行われ、前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが巻き戻されるときは、前記第1の力および前記第2の力のいずれか他方が付加された巻き戻しに続いて前記第1の力および前記第2の力のいずれか一方が付加された巻き戻しが行われることを特徴とする請求項4に記載の電気車両用充電装置。
【請求項10】
前記充電ケーブルの引き出しまたは巻き戻しの経路に沿って、かつ、前記充電ケーブルの巻き戻しに対して前記第1の力に付加されるように所定の第2の力が付与されるとともに、前記第1の力は、前記第2の力よりも小さく設定され、
前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが引き出されるときは、前記引き出しが促される方向に前記充電ケーブルの自重が作用しながら前記第1の力に抗しての引き出しに続いて前記第2の力に抗しての引き出しが行われ、前記充電ケーブル支持構造から前記充電ケーブルが巻き戻されるときは、前記第2の力が付加された巻き戻しに続いて前記第1の力が付加された巻き戻しが行われることを特徴とする請求項4に記載の電気車両用充電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気車両用充電装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気自動車に対して充電を行うことができる車両用充電装置が開示されている。この車両用充電装置は、筐体から引き出された充電ケーブルのコネクタを保持する際に、コネクタ先端の接続面を筐体の背面とは異なる側面に向けて保持する構造を有している。これにより、特許文献1に記載の車両用充電装置では、ケーブルに捻じれを生じさせにくくし、該充電ケーブルの引き回し作業に伴う負担を軽減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-205312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気車両用充電装置では、装置の設置環境や車両の車種に応じて必要とされる充電ケーブルの長さが異なる場合がある。従って、様々な使用環境に適用するべく、筐体から延びるケーブル長を充分に確保することが望ましい。しかしながら、ケーブル長が長く設定されると、引き回し時に充電ケーブルが地表面で引きずられ、摩擦による抵抗が増大し、利用者の負担が大きくなるという課題が生じる。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、充電ケーブルの引き回し作業に伴う利用者の負担を軽減することができる電気車両用充電装置及び充電ケーブル支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る電気車両用充電装置は、外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する充電ユニットと、前記充電ユニットを内部に収容する筐体と、前記筐体から延びる充電ケーブルと、前記筐体に設けられ、前記充電ケーブルを支持する充電ケーブル支持構造と、を備え、前記充電ケーブル支持構造は、前記充電ケーブルの引出方向に所定の間隔をあけて配置された第1支持部材と第2支持部材を有し、前記充電ケーブルが、前記第1支持部材と前記第2支持部材に架け渡して巻き掛けられている。
【0007】
本発明の第2の態様に係る充電ケーブル支持構造は、外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する充電ユニットと、前記充電ユニットを内部に収容する筐体と、前記筐体から延びる充電ケーブルとを備える電気車両用充電装置において、前記筐体に設けられ、前記充電ケーブルを支持する充電ケーブル支持構造であって、前記充電ケーブルの引出方向に所定の間隔をあけて配置された第1支持部材と第2支持部材を有し、前記充電ケーブルが、前記第1支持部材と前記第2支持部材に架け渡して巻き掛けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電気車両用充電装置では、筐体から延びる充電ケーブルが、筐体に設けられた充電ケーブル支持構造によって支持される。充電ケーブル支持構造は、充電ケーブルの引出方向に所定の間隔を空けて配置された第1支持部材と第2支持部材を有しており、第1支持部材と第2支持部材には、充電ケーブルが架け渡して巻き掛けられる。これにより、充電ケーブルは、筐体の高さ方向に折り返して支持されると共に、筐体の上部から引き出されるため、ケーブルの全長が比較的長い場合でも、地表面から浮かせた状態で支持することができる。また、筐体の上部から引き出される際に引き出された部位を地表面から浮かせることができる。このようにして、電気車両用充電装置では、充電ケーブルが地表面で引きずられることを抑制し、充電ケーブルの引き回し作業に伴う利用者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電気車両用充電装置の正面側斜視図である。
実施形態に係る電気車両用充電装置を左側方から見た側面図である。
実施形態に係る充電ケーブル支持構造の分解斜視図である。
実施形態に係る電気車両用充電装置の使用状態を説明するための模式図である。
実施形態に係る電気車両用充電装置のブロック図である。
実施形態に係る充電ケーブル支持構造の変形例を示す要部斜視図である。
変形例に係る電気車両用充電装置を左側方から見た側面図である。
変形例に係る電気車両用充電装置において充電ケーブルを引き出した状態を示す左側方から見た側面図である。
別の変形例に係る電気車両用充電装置を左側方から見た側面図である。
別の変形例に係る電気車両用充電装置において充電ケーブルを引き出した状態を示す左側方から見た側面図である。
更に別の変形例に係る電気車両用充電装置を左側方から見た側面図である。
更に別の変形例に係る電気車両用充電装置において充電ケーブルを引き出した状態を示す左側方から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~図5を参照して本発明の実施形態に係る電気車両用充電装置1(以下、単に「充電装置1」と称する)について説明する。説明の便宜上、各図中に適宜記す前後左右上下の方向を充電装置1の前後左右上下の方向と定義して構成要素の位置や向き等を説明する。また、各図においては図面を見易くするため、一部の符号を省略している場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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