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公開番号2025134421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032310
出願日2024-03-04
発明の名称車載表示システム
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 50/14 20200101AFI20250909BHJP(車両一般)
要約【課題】ドライバの煩わしさを軽減することができる車載表示システムを提供する。
【解決手段】車載表示システムは、自車両6のカメラの検出結果に基づいて、自車両6が走行する自車線L1に隣接する隣接車線L2の区画線8,9を認識する区画線認識部と、区画線認識部の認識結果に基づいて、ディスプレイの表示を制御する表示制御部と、を備えている。表示制御部は、自車両6が自車線L1から隣接車線L2への車線変更を開始したとき、隣接車線L2の区画線8,9のうち自車線L1から離れた区画線9に対応するアイコンをディスプレイに表示させ、自車両6が車線変更を開始していない場合、区画線9に対応するアイコンをディスプレイに表示させない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
自車両に搭載され、前記自車両の周囲の状況を車室内のディスプレイに表示する車載表示システムであって、
前記自車両のカメラの検出結果に基づいて、前記自車両が走行する自車線に隣接する隣接車線の区画線を認識する区画線認識部と、
前記区画線認識部の認識結果に基づいて、前記ディスプレイの表示を制御する表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記自車両が前記自車線から前記隣接車線への車線変更を開始したとき、前記隣接車線の前記区画線のうち前記自車線から離れた外側区画線に対応するアイコンを前記ディスプレイに表示させ、前記自車両が前記車線変更を開始していない場合、前記外側区画線に対応する前記アイコンを前記ディスプレイに表示させない、車載表示システム。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記自車両の走行は、車線逸脱防止制御によって支援可能であり、
前記車線逸脱防止制御が実行されている場合における前記アイコンの第１表示タイミングは、前記車線逸脱防止制御が実行されていない場合における前記アイコンの第２表示タイミングと異なる、請求項１に記載の車載表示システム。
【請求項３】
前記第１表示タイミングは、前記第２表示タイミングよりも早い、請求項２に記載の車載表示システム。
【請求項４】
前記第１表示タイミングは、前記車線変更の開始タイミングである、請求項３に記載の車載表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車載表示システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車載表示システムに関する技術文献として、特開２０２０－１６３９０１号公報が知られている。特開２０２０－１６３９０１号公報には、隣接車線が自車線からの車線変更が可能な車線である場合、自車両に搭載されたカメラによって検出された隣接車線の区画線を自車両の表示画面に表示させる技術が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１６３９０１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述したような従来技術では、隣接車線の区画線が隣接車線を走行する車両等によって断続的に遮られる場合があり、その場合には、表示画面上において、隣接車線の区画線が断続的に表示される結果、ドライバが煩わしいと感じるおそれがある。
【０００５】
本開示は、ドライバの煩わしさを軽減することができる車載表示システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の車載表示システムは、自車両に搭載され、自車両の周囲の状況を車室内のディスプレイに表示する車載表示システムであって、自車両のカメラの検出結果に基づいて、自車両が走行する自車線に隣接する隣接車線の区画線を認識する区画線認識部と、区画線認識部の認識結果に基づいて、ディスプレイの表示を制御する表示制御部と、を備え、表示制御部は、自車両が自車線から隣接車線への車線変更を開始したとき、隣接車線の区画線のうち自車線から離れた外側区画線に対応するアイコンをディスプレイに表示させ、自車両が車線変更を開始していない場合、外側区画線に対応するアイコンをディスプレイに表示させない。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、ドライバの煩わしさを軽減することができる車載表示システムの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態の車載表示システムのブロック図である。
自車両の周囲の状況の一例を示す斜視図である。
図１に示されるディスプレイの表示画面の一例を示す図である。
図１に示されるディスプレイの表示画面の一例を示す図である。
図１に示されるＥＣＵによる処理を示すフローチャートである。
図１に示されるＥＣＵによる処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【００１０】
図１は、一実施形態の車載表示システムのブロック図である。図１に示される車載表示システム１は、例えば自動運転車両又は運転支援車両等に用いられる。図１に示されるように、車載表示システム１は、カメラ２と、ディスプレイ３と、ＥＣＵ[Electronic Control Unit]１０と、を備えている。車載表示システム１は、自車両６（図２参照）に搭載されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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