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公開番号
2025133561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031585
出願日
2024-03-01
発明の名称
移動通信ネットワークのネットワークノード、サーバ及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04L
41/16 20220101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】垂直連合学習で生成される学習モデルの再利用を可能にする。
【解決手段】サーバは、移動通信ネットワークの第1ネットワークノードと行う垂直連合学習に参加することを示す第1メッセージを前記移動通信ネットワークの第2ネットワークノードに送信する送信手段と、前記垂直連合学習において学習モデルを生成する生成手段と、を備え、前記第1メッセージは、前記垂直連合学習において生成される前記学習モデルを前記移動通信ネットワークに送信できるか否かを示す可否情報を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動通信ネットワークの第1ネットワークノードと行う垂直連合学習に参加することを示す第1メッセージを前記移動通信ネットワークの第2ネットワークノードに送信する送信手段と、
前記垂直連合学習において学習モデルを生成する生成手段と、
を備え、
前記第1メッセージは、前記垂直連合学習において生成される前記学習モデルを前記移動通信ネットワークに送信できるか否かを示す可否情報を含む、サーバ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記可否情報が前記学習モデルを前記移動通信ネットワークに送信できることを示している場合、前記第1メッセージは、前記学習モデルの配布先を限定するための限定情報を含む、請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記限定情報は、前記学習モデルの配布先にすることができる事業者若しくはオペレータを示す情報、前記学習モデルの配布先にすることができない事業者若しくはオペレータを示す情報、前記学習モデルの使用が許可される装置のベンダを示す情報、又は、前記学習モデルの使用が禁止される装置のベンダを示す情報を含む、請求項2に記載のサーバ。
【請求項4】
前記第1ネットワークノードは、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)を実装するノードである、請求項1に記載のサーバ。
【請求項5】
前記第2ネットワークノードは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)を実装するノードである、請求項1に記載のサーバ。
【請求項6】
1つ以上のプロセッサを有する装置の前記1つ以上のプロセッサで実行されると、前記装置を請求項1から5のいずれか1項に記載のサーバとして機能させるプログラム。
【請求項7】
移動通信ネットワークのネットワークノードであって、
サーバとの間で行う垂直連合学習により第1学習モデルを生成する生成手段と、
前記垂直連合学習により前記サーバが生成する第2学習モデルを前記移動通信ネットワークに送信できることを前記サーバが前記移動通信ネットワークに通知している場合、前記垂直連合学習の終了後に前記第2学習モデルの送信を前記サーバに要求する要求手段と、
を備えているネットワークノード。
【請求項8】
前記第2学習モデルを前記移動通信ネットワークに送信できないことを前記サーバが前記移動通信ネットワークに通知している場合、前記要求手段は、前記第2学習モデルの送信を前記サーバに要求しない、請求項7に記載のネットワークノード。
【請求項9】
前記要求手段が前記第2学習モデルの送信を前記サーバに要求したことの応答として前記サーバから受信する前記第2学習モデルを、前記サーバから通知された、前記第2学習モデルの配布先を限定するための限定情報に関連付けて格納装置に格納する格納手段をさらに備えている、請求項7に記載のネットワークノード。
【請求項10】
前記ネットワークノードは、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)を実装するノードである、請求項7に記載のネットワークノード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムおける学習モデルの利用技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、移動通信ネットワークにおけるデータ分析サービス(data analytics services)のための構成を開示している。以下の説明においては、サービスを提供するネットワーク機能(NF)をプロデューサNFと表記し、プロデューサNFが提供するサービスを利用(サブスクライブ)するNFをコンシューマNFと表記する。なお、プロデューサNFは、同時にコンシューマNFとしても動作し得る。
【0003】
非特許文献1によると、移動通信ネットワークのコアネットワークには、データ分析サービスを提供するプロデューサNFであるネットワークデータ分析機能(NWDAF)が設けられる。コンシューマNFは、NWDAFが提供するデータ分析サービスをサブスクライブすることで分析結果を取得する。
【0004】
コンシューマNFは、例えば、移動通信ネットワークに接続する外部のデータネットワーク(DN)、例えば、インターネットに配置されたサーバに実装される。当該サーバは、例えば、移動通信ネットワークの無線デバイス(WD)に対して特定のサービス、例えば、動画配信サービスを提供するサービス提供事業者によって運用される。サービス提供事業者は、当該サービス提供事業者が運用しているサーバ(NF)にデータ分析サービスをサブスクライブさせることで、当該サービス提供事業者のサービスを利用しているWDを使用しているユーザの体感品質(QoE)等の分析結果を移動通信ネットワークから取得することができる。
【0005】
なお、体感品質等の分析結果を取得するためには、移動通信ネットワークが有する情報(以下、NW情報)と、当該サービスを利用するためのアプリケーションに関する情報といった、サービス提供事業者が有する情報(以下、APP情報)と、が使用され得る。分析のためにNW情報及びAPP情報の両方を使用する場合、NWDAFは、移動通信ネットワーク内で収集したNW情報と、NFから通知されたAPP情報と、を学習モデルの入力として推論を行って、その結果(分析結果)をNFに通知する。
【0006】
しかしながら、APP情報は、サービス提供事業者が外部に提出できないプライバシ情報を含み得るため、APP情報をNWDAFに送信できない場合が生じ得る。したがって、NWDAFが学習モデルをNFに配布し、NFが学習モデルを使用して推論を行う構成を考えることもできる。しかしながら、NW情報も移動通信ネットワークのオペレータが外部に提出できないプライバシ情報を含み得るため、NW情報をNFに送信できない場合が生じ得る。
【0007】
この様な場合、非特許文献2に開示されている垂直連合学習(VFL)の構成を適用することができる。具体的には、図1に示す様に、NWDAFは、NW情報を第1学習モデルの入力として中間情報を生成し、中間情報をNFに送信する。NFは、NWDAFから取得した中間情報と、NFが収集したAPP情報と、を第2学習モデルの入力として推論を行う。VFLの構成を適用することで、NWDAFからNFに送信される情報を、NW情報とは異なる中間情報としつつ、NFにおいて推論を行うことができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
3GPP TS23.288,V18.3.0,2023年9月
3GPP S2-2306424
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
図1の構成においては、第1学習モデル及び第2学習モデルの学習(更新)のため、NFは第2学習モデルの出力の誤差を判定して第2学習モデルを更新すると共に、中間情報の誤差を求め、この中間情報の誤差をNWDAFにフィードバックする。そして、NWDAFは、中間情報の誤差に基づき第1学習モデルを更新する。
【0010】
例えば、図1に示す構成においてNFによって生成(学習)された第2学習モデルは、当該NFを運用しているサービス提供事業者とは異なるサービス提供事業者が運用するNFにおける分析にも再利用することができる。しかしながら、あるNFで生成された第2学習モデルを他のNFで再利用するための手順は定義されていない。
(【0011】以降は省略されています)
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