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公開番号
2025130757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028019
出願日
2024-02-28
発明の名称
圧力センサ用パッドおよび圧力測定装置
出願人
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類
A61B
5/02 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】カフを用いることなく、圧力センサによって対象物の圧力の経時的変化を精度良く測定する。
【解決手段】対象物の圧力の経時的変化を測定するための圧力センサを対象物に押し付けるための圧力センサ用パッドは、弾性係数が0.1MPa以下の多孔質体によって形成されている。圧力センサ用パッドの厚みは、3mm以上、10mm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物の圧力の経時的変化を測定するための圧力センサを、前記対象物に押し付けるための圧力センサ用パッドであって、
弾性係数が0.1MPa以下の多孔質体によって形成され、
前記圧力センサ用パッドの厚みは、3mm以上、10mm以下である、
圧力センサ用パッド。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の圧力センサ用パッドであって、
前記圧力センサ用パッドの厚みは、5mm以上、10mm以下である、
圧力センサ用パッド。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の圧力センサ用パッドであって、
前記多孔質体の圧縮応力-圧縮ひずみ曲線は、前記曲線の2つの変曲点により互いに区画され、圧縮ひずみが小さい方から順に並ぶ第1領域と、第2領域と、第3領域と、を含み、
0.5N以上、1.5N以下の予圧を与えたときに、前記第1領域または前記第2領域の状態にある、圧力センサ用パッド。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の圧力センサ用パッドであって、
前記対象物の圧力は、血圧である、圧力センサ用パッド。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の圧力センサ用パッドと、
前記圧力センサ用パッドにより前記対象物に押し付けられる前記圧力センサと、
を備える、圧力測定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の圧力測定装置であって、
前記圧力センサは、圧電素子を備える、圧力測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、対象物の圧力の経時的変化を測定するための圧力センサを該対象物に押し付けるための圧力センサ用パッドに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
人の手首に装着して血圧値を測定する腕時計型の血圧測定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この血圧測定装置は、例えば圧電素子を用いた圧力センサを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-002183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の血圧測定装置は、動脈を圧迫するためのカフ(腕帯)を備える。そのため、カフの存在によって、装置が比較的大きくなりやすい。また、カフによる動脈の圧迫により、使用者に圧迫感や心臓の負担感を感じさせやすい。このように、従来の血圧測定装置は、血圧を精度良く測定するために、カフを必要とするという課題がある。
【0005】
なお、このような課題は、血圧測定装置に限らず、対象物の圧力の経時的変化を測定するための圧力センサを備える圧力測定装置に共通の課題である。
【0006】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
【0008】
(1)本明細書に開示される圧力センサ用パッドは、対象物の圧力の経時的変化を測定するための圧力センサを、前記対象物に押し付けるためのものである。圧力センサ用パッドは、弾性係数が0.1MPa以下の多孔質体によって形成されている。圧力センサ用パッドの厚みは3mm以上、10mm以下である。本圧力センサ用パッドによれば、カフを用いることなく、圧力センサによって対象物の圧力の経時的変化を精度良く測定することができる。
【0009】
(2)上記圧力センサ用パッドにおいて、前記圧力センサ用パッドの厚みは5mm以上、10mm以下であるとしてもよい。本構成によれば、圧力センサによって対象物の圧力の経時的変化をさらに精度良く測定することができる。
【0010】
(3)上記圧力センサ用パッドにおいて、前記多孔質体の圧縮応力-圧縮ひずみ曲線は、前記曲線の2つの変曲点により互いに区画され、圧縮ひずみが小さい方から順に並ぶ第1領域と、第2領域と、第3領域と、を含み、0.5N以上、1.5N以下の予圧を与えたときに、前記第1領域または前記第2領域の状態にあるとしてもよい。本構成によれば、圧力センサによって対象物の圧力の経時的変化をさらに精度良く測定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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