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公開番号2025129855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026782
出願日2024-02-26
発明の名称モジュール構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約【課題】モジュール本体の車体への脱着前後におけるワイヤハーネスの車体側への脱着の作業が不要となることで、モジュール本体と車体との組付けが簡易となり、作業負担やコストを削減できるモジュール構造を実現する。
【解決手段】モジュール構造は、電装部品16と、前記電装部品16に接続された第1ワイヤハーネス18と、前記第1ワイヤハーネス18のコネクタである第1コネクタ20と、を一体に設けたモジュール本体14と、前記第1コネクタ20に固定された第1端子22と、前記第1コネクタ20と対向するように車体12に固定され車体側の配線が接続された第2コネクタ26と、前記第2コネクタ26に固定された第2端子28と、を備え、前記モジュール本体14を前記車体12に取付けた状態において、前記第1端子22と前記第2端子28とが当接し電気的に接続される、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電装部品と、前記電装部品に接続された第1ワイヤハーネスと、前記第1ワイヤハーネスのコネクタである第1コネクタと、を一体に設けたモジュール本体と、
前記第1コネクタに固定された第1端子と、
前記第1コネクタと対向するように車体に固定され車体側の配線が接続された第2コネクタと、
前記第2コネクタに固定された第2端子と、
を備え、
前記モジュール本体を前記車体に取付けた状態において、前記第1端子と前記第2端子とが当接し電気的に接続される、
ことを特徴とするモジュール構造。
続きを表示(約 85 文字)【請求項2】
前記第1コネクタの周辺に、前記モジュール本体を前記車体に取付けるモジュール締結部をさらに備える、
請求項1に記載のモジュール構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のモジュール構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両において、モジュール部品内にワイヤハーネスを配策し、このワイヤハーネスに車両に搭載される電装部品を電気的に接続することで、電装部品への電気信号の送受信や電力の供給が行われている。そして、このモジュール部品を車体に取付けるときの作業を簡素化し、作業の負担やコストを削減するための構造が提案されている。
【0003】
特許文献1には、ドアハーネスが配策され、車両のドアインナパネルに設けられたサービスホールを閉塞する閉塞板を備えるドアモジュールの構造が開示されている。このドアモジュールの構造では、ドアインナパネルのサービスホール上にドアモジュールを載置して押し込み力を加えるだけで、サービスホールの内周縁部が一対の弾性挟持片の間で挟持され、ドアモジュールがドアインナパネルに保持される。かかる構成により、従来は必要とされたドアモジュールのドアインナパネルへのボルト締結作業を省略でき、ドアモジュールのドアインナパネルへの取付けが容易になるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-099031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記の例のように、モジュール本体の車体への取付けが比較的容易な場合であっても、モジュール構造においてはさらに改善の余地がある。例えば、従来の構造では、ワイヤハーネスはモジュール本体に組付けられているが、ワイヤハーネスのコネクタはモジュール本体には固定されていない。そのため、モジュール本体を車体に脱着する前後に、ワイヤハーネスの脱着が必要な場合がある。より具体的には、ワイヤハーネスに接続されているモジュール本体側のコネクタを車体側のコネクタから取外す作業が必要な場合がある。このワイヤハーネスの配策作業は、工数を費やす。さらに、一般にワイヤハーネスの車体側への接続部分は車両の外部からアクセスし難い奥まった箇所にあるため、作業時の姿勢負担も大きい。したがって、モジュール本体のメンテナンスのためにモジュール本体を車体から脱着させる作業において、コストや効率面からの改善が望まれる。
【0006】
そこで、本明細書では、モジュール本体の車体への脱着前後におけるワイヤハーネスの車体側への脱着の作業を不要とするモジュール構造を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するモジュール構造は、電装部品と、前記電装部品に接続された第1ワイヤハーネスと、前記第1ワイヤハーネスのコネクタである第1コネクタと、を一体に設けたモジュール本体と、前記第1コネクタに固定された第1端子と、前記第1コネクタと対向するように車体に固定され車体側の配線が接続された第2コネクタと、前記第2コネクタに固定された第2端子と、を備え、前記モジュール本体を前記車体に取付けた状態において、前記第1端子と前記第2端子とが当接し電気的に接続される、ことを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、モジュール本体の車体への脱着前後において、ワイヤハーネスの車体側への脱着が不要なため、作業負担やコストを削減できる。
【0009】
また、前記第1コネクタの周辺に、前記モジュール本体を前記車体に取付けるモジュール締結部をさらに備える、ことを特徴とする。
【0010】
上記の構成によれば、モジュール本体と車体との組付けがより強固に保持される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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