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公開番号2025129760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026635
出願日2024-02-26
発明の名称蓄電装置、車両
出願人トヨタ自動車株式会社,トヨタバッテリー株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250829BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のセル連結体を備える蓄電装置の耐衝撃性を向上させる。
【解決手段】蓄電装置(電池100)が、電気的に接続された第1セル連結体(セル連結体10)および第2セル連結体(セル連結体20)を備える。第1セル連結体と第2セル連結体との各々は、複数の蓄電セルと、蓄電セル同士を電気的に接続する接続部とを含む。第1セル連結体と第2セル連結体とは、第1方向(X方向)に配置される。第1セル連結体に含まれる接続部の少なくとも1つが、第1方向に直交する第2方向(Y方向)において第2セル連結体の蓄電セルと重なっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気的に接続された第1セル連結体および第2セル連結体を備え、
前記第1セル連結体と前記第2セル連結体との各々は、複数の蓄電セルと、前記蓄電セル同士を電気的に接続する接続部とを含み、
前記第1セル連結体と前記第2セル連結体とは、第1方向に配置され、
前記第1セル連結体に含まれる前記接続部の少なくとも1つが、前記第1方向に直交する第2方向において前記第2セル連結体の前記蓄電セルと重なっている、蓄電装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記第1セル連結体に含まれる2つ以上の前記接続部が、前記第2方向において前記第2セル連結体の前記蓄電セルと重なっている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1セル連結体に含まれる全ての前記接続部が、前記第2方向において前記第2セル連結体の前記蓄電セルと重なっている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第2セル連結体に含まれる全ての前記接続部が、前記第2方向において前記第1セル連結体の前記蓄電セルと重なっている、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1セル連結体に含まれる前記複数の蓄電セルの各々は、前記第1方向の長さが第1寸法であり、
前記第2セル連結体に含まれる前記複数の蓄電セルの各々は、前記第1方向の長さが前記第1寸法よりも長い第2寸法である、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第1セル連結体に含まれる前記複数の蓄電セルの各々と、前記第2セル連結体に含まれる前記複数の蓄電セルの各々とは、前記第1方向の長さが同じである、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記第1セル連結体と前記第2セル連結体との少なくとも一方にスペーサが設けられている、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記第1セル連結体に含まれる前記複数の蓄電セルの各々は、前記第1方向の長さが同じであり、
前記第2セル連結体は、前記第1方向の長さが異なる複数の前記蓄電セルを含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記第1セル連結体は、固定部材を介して、前記第2セル連結体に固定されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記固定部材は、前記第1セル連結体の前記蓄電セルを、前記第2セル連結体の前記蓄電セルに固定している、請求項9に記載の蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置、および蓄電装置を備える車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特表2023-502457号公報(特許文献1)には、長さLが400mm~2500mmであり、かつ、幅Hに対する長さLの比率(L/H)が4~21である直方体状の電池(蓄電装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-502457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された蓄電装置では、直列に接続されて一列に並ぶ複数の電極体セット(蓄電セル)がケース(ハウジング)内に配置されている。以下では、複数の蓄電セルが一列に接続された連結体を、「セル連結体」と称する。
【0005】
蓄電装置の体積エネルギー密度を向上させるためには、1つのセル連結体だけでなく、複数のセル連結体をケース内に平行に並べたほうが有利である。しかし、各列のセル連結体を揃えて並べると、各列のセル連結体の弱い部分同士が重なり、蓄電装置の耐衝撃性が低下するという課題が生じ得る。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のセル連結体を備える蓄電装置の耐衝撃性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1観点に係る形態に従うと、以下に示す蓄電装置が提供される。
(第1項)当該蓄電装置は、電気的に接続された第1セル連結体および第2セル連結体を備える。第1セル連結体と第2セル連結体との各々は、複数の蓄電セルと、蓄電セル同士を電気的に接続する接続部とを含む。第1セル連結体と第2セル連結体とは、第1方向に配置される。第1セル連結体に含まれる接続部の少なくとも1つが、第1方向に直交する第2方向において第2セル連結体の蓄電セルと重なっている。
【0008】
上記のように蓄電セル間に接続部が設けられたセル連結体では、接続部の剛性が蓄電セルの剛性よりも低い傾向がある。そこで、上記蓄電装置では、第2方向において第1セル連結体の接続部と第2セル連結体の蓄電セルとが重なるように、第1セル連結体および第2セル連結体を配置している。こうした構成によれば、第1セル連結体の接続部が第2セル連結体の蓄電セルに補強されることで、蓄電装置の耐衝撃性が向上する。なお、接続部は導電性部材であってもよい。接続部は、隣り合う蓄電セルの電極を接続してもよい。第1セル連結体の電極と第2セル連結体の電極とが接続される(例えば、それらの電極が接触する、またはそれらの電極が導電性部材を介して接続される)ことによって、第1セル連結体と第2セル連結体とが電気的に接続されてもよい。第1セル連結体の正極と第2セル連結体の負極とが接続されてもよい。第1セル連結体の正極と第2セル連結体の正極とが接続されてもよい。第1セル連結体と第2セル連結体とは、直列に接続されてもよいし、並列に接続されてもよい。
【0009】
(第2項)第1項に記載の蓄電装置において、第1セル連結体に含まれる2つ以上の接続部が、第2方向において第2セル連結体の蓄電セルと重なっている。
【0010】
上記構成によれば、第1セル連結体に含まれる複数の接続部を補強することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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