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公開番号
2025127520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024252
出願日
2024-02-21
発明の名称
資機材運搬システム
出願人
株式会社タカミヤ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
21/16 20060101AFI20250826BHJP(建築物)
要約
【課題】資機材置場から足場上段の所定位置まで載せ換えを行わずに資機材を運搬することができ、作業効率を向上させて、作業の安全性も向上させることができる資機材運搬システムを提供する。
【解決手段】複数段を有する構成の足場1の上段の所定位置まで資機材Zを運搬する資機材運搬システムであって、資機材Zを載せる台車20と、資機材Zを載せた状態の台車20を足場1の下段部1Bから上段部1Aに移動させる昇降手段30と、昇降手段30から足場1の上段部1Aに移動させた台車20に設けられた接続部材24を接続して所定位置まで誘導するレール40と、を有し、資機材Zを台車20に載せたままで足場1の下段部1Bから上段部1Aの所定位置まで運搬するように構成された。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数段を有する構成の足場の上段の所定位置まで資機材を運搬する資機材運搬システムであって、
前記資機材を載せる台車と、
前記資機材を載せた状態の前記台車を前記足場の下段から上段に移動させる昇降手段と、
前記昇降手段から前記足場の上段に移動させた前記台車に設けられた接続部材を接続して所定位置まで誘導するレールと、
を有し、
前記資機材を前記台車に載せたままで前記足場の下段から上段の所定位置まで運搬するように構成されたことを特徴とする資機材運搬システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記台車の前記接続部材は、前記レールを囲う形状に構成されており、
前記足場の一側に配設された前記レールを前記接続部材に挿通させて、前記台車を前記レールに沿って移動可能に接続させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の資機材運搬システム。
【請求項3】
前記レールは、前記足場の直線部に配設された直線レールと、前記レールがカーブの外側に位置する外カーブ部に配設された外カーブレールと、前記レールがカーブの内側に位置する内カーブ部に配設された内カーブレールと、を有しており、
前記内カーブレールは、前記足場に回転自在に軸支されている棒状部材であり、その両端がそれぞれ他の前記レールの端部に着脱可能となっており、
前記内カーブレールの一端と接続された他の前記レールから前記内カーブレールに前記台車の前記接続部材を移動させ、前記内カーブレールの前記一端を他の前記レールから取り外し、前記内カーブレールを回転させ、前記内カーブレールの他端を反対側の他の前記レールに取り付け、前記接続部材を反対側の他の前記レールに移動させて、前記台車を前記内カーブ部で回転移動させるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の資機材運搬システム。
【請求項4】
前記台車は、前記資機材を載せる本体部と、前記本体部を移動させる移動手段と、前記接続部材と、を有しており、
前記移動手段は、前記本体部の幅内に収納した収納状態と前記本体部の幅より広く拡張させた拡張状態とに変換可能な補助移動手段を有しており、
広い場所での移動では前記補助移動手段を拡張状態として安定した移動状態を保持し、狭い場所又は前記レールに支持された状態での移動では前記補助移動手段を収納状態として障害物を避けて移動させることが可能とするように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の資機材運搬システム。
【請求項5】
前記台車は、前記資機材を載せる本体部と、前記本体部を移動させる移動手段と、前記接続部材と、を有しており、
前記本体部は、足場板をその長手方向が垂直に対して高さが低くなるように斜めの角度を呈するように載置可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の資機材運搬システム。
【請求項6】
前記レールの少なくとも一部は、前記足場を構成する骨組部材と兼用となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の資機材運搬システム。
【請求項7】
前記台車の前記接続部材を前記レールに接続させることで、前記台車が単独状態時に比べて支持点が高い位置になるように構成されており、これにより前記台車の転倒角を単独状態時よりも大きくして、前記台車の前記レールに沿っての移動時の走行を安定化させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の資機材運搬システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、資機材運搬システムに関し、特に仮設足場の上段に資機材を運搬するための資機材運搬システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、仮設足場を用いた工事の際に、資材置き場から足場の上段の所定位置まで資機材を運搬するときには、例えば資機材置場から足場の下段付近まで台車等で運び(例えば、引用文献1参照)、そこで昇降装置に載せ換えて、当該昇降装置で足場の下段から上段まで運び(例えば、引用文献2参照)、さらに足場の上段で用意された台車に載せ換えて又は人力にて、足場上の作業位置等の所定位置まで運ぶようになっていた(例えば、引用文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-88142号公報
特開2009-68243号公報
特開2015-78041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記した特許文献1~3に示すように、それぞれの場所での資機材の載せ換え、移し換えを行っていると、作業が煩雑となって時間も掛かることで作業効率が悪くなり、またこのような作業によりミスが生じやすくなる等、問題となっていた。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、資機材置場から足場上段の所定位置まで載せ換えを行わずに資機材を運搬することができ、作業効率を向上させて、作業の安全性も向上させることができる資機材運搬システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を達成するために、本発明は、複数段を有する構成の足場の上段の所定位置まで資機材を運搬する資機材運搬システムであって、前記資機材を載せる台車と、前記資機材を載せた状態の前記台車を前記足場の下段から上段に移動させる昇降手段と、前記昇降手段から前記足場の上段に移動させた前記台車に設けられた接続部材を接続して所定位置まで誘導するレールと、を有し、前記資機材を前記台車に載せたままで前記足場の下段から上段の所定位置まで運搬するように構成された資機材運搬システムとしたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記台車の前記接続部材は、前記レールを囲う形状に構成されており、前記足場の一側に配設された前記レールを前記接続部材に挿通させて、前記台車を前記レールに沿って移動可能に接続させるように構成されている資機材運搬システムとしたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記レールは、前記足場の直線部に配設された直線レールと、前記レールがカーブの外側に位置する外カーブ部に配設された外カーブレールと、前記レールがカーブの内側に位置する内カーブ部に配設された内カーブレールと、を有しており、前記内カーブレールは、前記足場に回転自在に軸支されている棒状部材であり、その両端がそれぞれ他の前記レールの端部に着脱可能となっており、前記内カーブレールの一端と接続された他の前記レールから前記内カーブレールに前記台車の前記接続部材を移動させ、前記内カーブレールの前記一端を他の前記レールから取り外し、前記内カーブレールを回転させ、前記内カーブレールの他端を反対側の他の前記レールに取り付け、前記接続部材を反対側の他の前記レールに移動させて、前記台車を前記内カーブ部で回転移動させるように構成された資機材運搬システムとしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記台車は、前記資機材を載せる本体部と、前記本体部を移動させる移動手段と、前記接続部材と、を有しており、前記移動手段は、前記本体部の幅内に収納した収納状態と前記本体部の幅より広く拡張させた拡張状態とに変換可能な補助移動手段を有しており、広い場所での移動では前記補助移動手段を拡張状態として安定した移動状態を保持し、狭い場所又は前記レールに支持された状態での移動では前記補助移動手段を収納状態として障害物を避けて移動させることが可能とするように構成された資機材運搬システムとしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記台車は、前記資機材を載せる本体部と、前記本体部を移動させる移動手段と、前記接続部材と、を有しており、前記本体部は、足場板をその長手方向が垂直に対して高さが低くなるように斜めの角度を呈するように載置可能に形成されている資機材運搬システムとしたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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