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公開番号2025127171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023735
出願日2024-02-20
発明の名称搬送システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリの交換回数の増加を抑制するとともに、バッテリを適切に保温することができる搬送システムを提供する。
【解決手段】搬送システムは、低温倉庫内で用いられる搬送システムであって、バッテリを収容可能且つバッテリを出し入れ可能な開口が設けられた搭載室が形成された搭載部を有するとともに、搭載室内のバッテリの電力により駆動する車両と、バッテリを収容可能且つバッテリを出し入れ可能な開口が設けられた充電室が形成され、充電室内のバッテリを充電する充電器と、搭載室内のバッテリと充電室内のバッテリとを交換する交換装置と、搭載室内のバッテリを囲うように搭載部に設けられた車両側断熱材と、充電室内のバッテリを囲うように充電器に設けられ、車両側断熱材よりも断熱性の大きい充電器側断熱材と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
低温倉庫内で用いられる搬送システムであって、
バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた搭載室が形成された搭載部を有するとともに、前記搭載室内の前記バッテリの電力により駆動する車両と、
前記バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた充電室が形成され、前記充電室内の前記バッテリを充電する充電器と、
前記搭載室内の前記バッテリと前記充電室内の前記バッテリとを交換する交換装置と、
前記搭載室内の前記バッテリを囲うように前記搭載部に設けられた車両側断熱材と、
前記充電室内の前記バッテリを囲うように前記充電器に設けられ、前記車両側断熱材よりも断熱性の大きい充電器側断熱材と、
を備える、
搬送システム。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記車両側断熱材は、前記搭載室の全面に設けられている、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記充電器側断熱材は、前記充電室の全面に設けられている、請求項1又は2に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記バッテリと、
前記バッテリの外面のうち一端面に設けられたバッテリ側断熱材と、
をさらに備え、
前記搭載室内では、前記バッテリ側断熱材が前記搭載室の開口を向くよう、前記バッテリが配置され、
前記充電室内では、前記バッテリ側断熱材が前記充電室の開口を向くよう、前記バッテリが配置されている、請求項1又は2に記載の搬送システム。
【請求項5】
前記バッテリと、
前記バッテリの外面に前記バッテリを囲うように設けられたバッテリ側断熱材と、
をさらに備える、
請求項1又は2に記載の搬送システム。
【請求項6】
低温倉庫内で用いられる搬送システムであって、
バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた搭載室が形成された搭載部を有するとともに、前記搭載室内の前記バッテリの電力により駆動する車両と、
前記バッテリが収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた充電室が形成され、前記充電室内の前記バッテリを充電する充電器と、
前記搭載室内の前記バッテリと前記充電室内の前記バッテリとを交換する交換装置と、
前記バッテリと、
前記バッテリの外面に前記バッテリを囲うように設けられたバッテリ側断熱材と、
前記充電室内の前記バッテリを囲うように前記充電器に設けられた充電器側断熱材と、
を備える、
搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外気温が氷点下であっても、蓄電システム内部のバッテリセルの充放電が抑制されることのない蓄電システム用保温カバーが開示されている。この保温カバーは、内部の温度を0℃より大きい温度に維持可能なヒータを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-103833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ヒータの消費電力をバッテリで賄う必要がある。このため、バッテリの充電率の低下が早まり、バッテリの連続稼働時間が短くなるという問題があった。また、バッテリの連続稼働時間が短くなると、バッテリ交換の回数が増加してしまう。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、バッテリの交換回数の増加を抑制するとともに、バッテリを適切に保温することができる搬送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係る搬送システムは、低温倉庫内で用いられる搬送システムであって、バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた搭載室が形成された搭載部を有するとともに、前記搭載室内の前記バッテリの電力により駆動する車両と、前記バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた充電室が形成され、前記充電室内の前記バッテリを充電する充電器と、前記搭載室内の前記バッテリと前記充電室内の前記バッテリとを交換する交換装置と、前記搭載室内の前記バッテリを囲うように前記搭載部に設けられた車両側断熱材と、前記充電室内の前記バッテリを囲うように前記充電器に設けられ、前記車両側断熱材よりも断熱性の大きい充電器側断熱材と、を備える。
【0007】
本開示に係る搬送システムは、低温倉庫内で用いられる搬送システムであって、バッテリを収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた搭載室が形成された搭載部を有するとともに、前記搭載室内の前記バッテリの電力により駆動する車両と、前記バッテリが収容可能且つ前記バッテリを出し入れ可能な開口が設けられた充電室が形成され、前記充電室内の前記バッテリを充電する充電器と、前記搭載室内の前記バッテリと前記充電室内の前記バッテリとを交換する交換装置と、前記バッテリと、前記バッテリの外面に前記バッテリを囲うように設けられたバッテリ側断熱材と、前記充電室内の前記バッテリを囲うように前記充電器に設けられた充電器側断熱材と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の搬送システムによれば、バッテリの交換回数の増加を抑制するとともに、バッテリを適切に保温することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る搬送システムが導入される低温倉庫の概略構成図である。
本開示の第1実施形態に係る搬送システムの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る搬送システムを上方から見た模式図である。
本開示の第1実施形態に係る搭載部を第2方向からみた断面模式図である。
本開示の第1実施形態に係る搭載部を第1方向後側からみた模式図である。
本開示の第1実施形態に係る交換装置を第1方向からみた模式図である。
本開示の第1実施形態に係る充電器を第2方向からみた断面模式図である。
本開示の第1実施形態に係る充電器を第1方向後側からみた模式図である。
本開示の第1実施形態に係るバッテリ交換の手順を示すフローチャートである。
本開示の第2実施形態に係る搭載部を第2方向からみた断面模式図である。
本開示の第2実施形態に係る搭載部を第1方向後側からみた模式図である。
本開示の第2実施形態に係るバッテリの斜視図である。
本開示の第2実施形態に係る充電器を第2方向からみた断面模式図である。
本開示の第2実施形態に係る充電器を第1方向後側からみた模式図である。
本開示のその他の実施形態に係る搭載部を第2方向からみた断面模式図である。
本開示のその他の実施形態に係る搭載部を第2方向からみた断面模式図である。
本開示のその他の実施形態に係る充電器を第2方向からみた断面模式図である。
本開示のその他の実施形態に係る搭載部を第2方向からみた断面模式図である。
本開示のその他の実施形態に係る充電器を第2方向からみた断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態に係る搬送システム1について、図1~図9を参照して説明する。
図1に示すように、搬送システム1は、低温倉庫2内で用いられている。本実施形態の低温倉庫2は、冷凍庫であり、冷凍室3と、前室4とを備える。
冷凍室3の温度は、例えば-25℃~-20℃程度に設定されている。冷凍室3には、複数の棚5が設置されている。棚5には、複数の貨物Mが載置されている。冷凍室3内では、車両6が貨物Mを運搬する。車両6には、バッテリ7(図2参照)が搭載されている。車両6は、バッテリ7の電力により駆動する。本実施形態の車両6は、自動運転フォークリフトである。また、冷凍室3には、車両6のバッテリ7を交換する交換装置8が設けられている。車両6の構成と、交換装置8の構成とについては、後に詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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