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公開番号
2025126035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022397
出願日
2024-02-16
発明の名称
症状理解支援装置、症状理解支援方法、及び症状理解支援プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G16H
50/20 20180101AFI20250821BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者の症状の理解をより適切に支援できる症状理解支援装置を実現する。
【解決手段】症状理解支援装置は、患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得部と、大規模言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成部と、上記患者の医療情報を取得する医療情報取得部と、上記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測部と、上記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得手段と、
大規模言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成手段と、
前記患者の医療情報を取得する医療情報取得手段と、
前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測手段と、
前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力手段と、
を備える症状理解支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記医療情報は、前記患者の個人情報、前記患者に対する診察の所見情報、及び前記患者の病歴情報、の少なくともいずれか一つを含む、
請求項1に記載の症状理解支援装置。
【請求項3】
前記説明取得手段は、前記患者の診察において収音された音声をテキストデータに変換する、
請求項1又は2に記載の症状理解支援装置。
【請求項4】
前記症状予測手段は、前記要約文章及び前記医療情報を機械学習により生成された学習済モデルに入力して得られる出力に基づき、前記症状候補を予測する、
請求項1又は2に記載の症状理解支援装置。
【請求項5】
前記医療情報は、前記患者の診断対象画像を含む、
請求項1又は2に記載の症状理解支援装置。
【請求項6】
前記症状候補は、前記患者の診断についての意思決定に用いられる情報である、
請求項1又は2に記載の症状理解支援装置。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサが、患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、大規模言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記患者の医療情報を取得する医療情報取得処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力処理と、
を含む症状理解支援方法。
【請求項8】
コンピュータを症状理解支援装置として機能させるための症状理解支援プログラムであって、前記コンピュータを、
患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得手段と、
大規模言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成手段と、
前記患者の医療情報を取得する医療情報取得手段と、
前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測手段と、
前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力手段と、
として機能させるための症状理解支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、症状理解支援装置、症状理解支援方法、及び症状理解支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
診断を支援する技術が知られている。診断を支援する技術の一例としては、例えば特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1には、問診を受けた患者の患者情報、及び問診の回答に関する問診情報の少なくとも1つを含む患者の医療情報を取得し、各医療情報に関連付けられる治療法に関する治療法情報及び薬剤に関する薬剤情報を少なくとも含む情報群の中から、医療情報に基づいて少なくとも1つの情報を抽出し、抽出される情報に関する医療関連情報と、医療情報とを他の情報処理装置に出力する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-142234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、診察においては、患者の口頭説明が冗長で的を射なかったり、患者が幼児等であって自身の自覚症状を的確に説明できなかったりする場合がある。このように患者の口頭説明の内容を的確に把握することが困難な場合、特許文献1に記載の技術では患者を診断する医師等の医療従事者が患者を適切に診断できないという問題がある。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、患者の症状の理解をより適切に支援できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例示的側面に係る症状理解支援装置は、患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得手段と、言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成手段と、前記患者の医療情報を取得する医療情報取得手段と、前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測手段と、前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力手段とを備える。
【0007】
本開示の一例示的側面に係る症状理解支援方法は、少なくとも1つのプロセッサが、患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記患者の医療情報を取得する医療情報取得処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力処理と、を含む。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る症状理解支援プログラムは、コンピュータを症状理解支援装置として機能させる症状理解支援プログラムであって、前記コンピュータを、患者が自身の症状について説明した説明文章を取得する説明取得手段と、言語モデルを用いて、前記説明文章を入力として前記説明文章の要約文章を生成する要約生成手段と、前記患者の医療情報を取得する医療情報取得手段と、前記要約文章及び前記医療情報に基づいて、前記患者の症状候補を予測する症状予測手段と、前記要約文章と予測された前記症状候補とを出力する出力手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一例示的側面によれば、患者の症状の理解をより適切に支援する技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る症状理解支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る症状理解支援方法の流れを示すフロー図である。
本開示に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本開示に係る制御部の機能構成を示す図である。
本開示に係る出力制御部が出力する情報の具体例を示す図である。
本開示に係る症状理解支援方法の流れの一例を示すフロー図である。
本開示に係る症状理解支援装置又は情報処理装置として機能するコンピュータの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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