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公開番号
2025124233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020145
出願日
2024-02-14
発明の名称
管継手
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
41/02 20060101AFI20250819BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】管継手の破壊を抑制し、かつ成形不良を抑制できる管継手を提供する。
【解決手段】管継手1は、本体部2と分岐部3と、を有し、本体部2の受口11に嵌合される第1接続管51の管端面51aを受け、かつ、分岐部3の受口21に嵌合される第2接続管52の管端面52aを受けるストッパー段部4を本体部2と分岐部3との交差部6に有する。管継手1は、本体部2の受口11及び分岐部3の受口21の少なくとも一方において、一方の受口に嵌合された接続管の管端面は、他方の受口に設けられた外周面に対して一方の受口の軸線方向において重複している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2つの受口を両端部に有する本体部と、前記本体部において前記2つの受口間から分岐された分岐部と、を有し、前記受口に嵌合される接続管の管端面を受け、かつ、前記分岐部の受口に嵌合される接続管の管端面を受けるストッパー段部を前記本体部と前記分岐部との交差部に有する管継手であって、
前記本体部の前記受口及び前記分岐部の前記受口の少なくとも一方において、
一方の前記受口に嵌合された前記接続管の前記管端面は、他方の前記受口に設けられた外周面に対して前記一方の受口の軸線方向において重複している、管継手。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ストッパー段部の内周面と前記受口の内周面との径方向における段差をストッパー段差aとし、前記ストッパー段部の内周面における軸線方向の幅をストッパー幅bとし、前記管端面と前記外周面とが重複する長さを重複長さAとしたとき、
前記本体部の前記受口及び前記分岐部の前記受口の少なくとも一方において、
a:b:A=1:2~4:3.6~5.6を満足する、請求項1に記載の管継手。
【請求項3】
前記2つの受口及び前記分岐部の前記受口の口径が50mm以下である、請求項2に記載の管継手。
【請求項4】
前記2つの受口の口径より前記分岐部の前記受口の口径が小さい、請求項2又は3に記載の管継手。
【請求項5】
両端部に有する2つの受口と、前記2つの受口間に設けられた屈曲部と、前記2つの受口の一方に嵌合される接続管の管端面を受け、かつ、前記2つの受口の他方に嵌合される接続管の管端面を受けるストッパー段部を前記2つの受口の交差部に有する管継手であって、
前記2つの受口の少なくとも一方において、
一方の前記受口に嵌合された前記接続管の前記管端面は、他方の前記受口に設けられた外周面に対して前記一方の受口の軸線方向において重複している、管継手。
【請求項6】
前記ストッパー段部の内周面と前記受口の内周面との径方向における段差をストッパー段差aとし、前記ストッパー段部の内周面における軸線方向の幅をストッパー幅bとし、前記管端面と前記外周面とが重複する長さを重複長さAとしたとき、
前記2つの受口の少なくとも一方において、
a:b:A=1:2~4:3.6~5.6を満足する、請求項5に記載の管継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管継手に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
管継手として、2つの受口間に分岐部を有するチーズ等が水道用やプラント用の配管に用いられている。管継手は受口に接続管を嵌合接続した状態で、配管内部に正の静水圧が繰り返し掛かった場合に、分岐部の分岐方向内側のコーナー部に応力が集中して発生する。コーナー部に応力が集中することでコーナー部の内部に亀裂が発生する。発生した亀裂がコーナー部の外部まで成長することにより、管継手が破壊される恐れがある。
【0003】
この対策として、管継手の肉厚を大きくする手段が知られている。管継手の肉厚を大きくすることにより、コーナー部に応力が繰り返し発生した場合に、コーナー部分における疲労破壊を長期に亘って軽減又は防止することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-203430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、管継手の肉厚を大きくすると、例えば管継手を樹脂で成型する際に、凝固時に樹脂が収縮する恐れがある。樹脂が収縮した場合、収縮よる局所的な凹み等が管継手に発生し、管継手の成形不良を招く可能性が高まる。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、管継手の破壊を抑制し、かつ成形不良を抑制できる管継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係る管継手は、2つの受口を両端部に有する本体部と、前記本体部において前記2つの受口間から分岐された分岐部と、を有し、前記受口に嵌合される接続管の管端面を受け、かつ、前記分岐部の受口に嵌合される接続管の管端面を受けるストッパー段部を前記本体部と前記分岐部との交差部に有する管継手であって、前記本体部の前記受口及び前記分岐部の前記受口の少なくとも一方において、一方の前記受口に嵌合された前記接続管の前記管端面は、他方の前記受口に設けられた外周面に対して前記一方の受口の軸線方向において重複している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、管継手の破壊を抑制し、かつ成形不良を抑制できる管継手を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る管継手に接続管を接続した状態を示す断面図である。
図1の管継手を示す断面図である。
第1実施形態に係る管継手の交差部において本体部に嵌合した接続管の重複を説明する断面図である。
第1実施形態に係る管継手の交差部において本体部に嵌合した接続管に対するストッパー段部の形状を説明する断面図である。
第1実施形態に係る管継手の交差部において分岐部に嵌合した接続管の重複を説明する断面図である。
第1実施形態に係る管継手の交差部において分岐部に嵌合した接続管に対するストッパー段部の形状を説明する断面図である。
第2実施形態に係る管継手に接続管を接続した状態を示す断面図である。
第2実施形態に係る管継手の交差部においてストッパー段部を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係る管継手について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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