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公開番号
2025122100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025085008,2023527833
出願日
2025-05-21,2022-06-03
発明の名称
接着剤の製造方法および積層体の製造方法
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C09J
175/06 20060101AFI20250813BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】ガスバリア性および密着性に優れ、初期タックにも優れる接着剤および積層体。
【解決手段】イソシアネート基末端プレポリマーを含む接着剤である。イソシアネート基末端プレポリマーが、キシリレンジイソシアネートを含むポリイソシアネート成分と、ポリエステルポリオールおよび低分子量ジオールを含むポリオール成分との反応生成物を含む。イソシアネート基末端プレポリマーが、構造式(A)で示される骨格を含む。構造式(A)で示される骨格の含有割合が、イソシアネート基末端プレポリマーの総量に対して、40質量%以上である。(下式中、Xは、低分子量ジオール残基を示す。)
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
イソシアネート基末端プレポリマーを含む接着剤であり、
前記イソシアネート基末端プレポリマーは、
キシリレンジイソシアネートを含むポリイソシアネート成分と、
ポリエステルポリオールおよび低分子量ジオールを含むポリオール成分と
の反応生成物を含み、
前記イソシアネート基末端プレポリマーが、構造式(A)で示される骨格を含み、
構造式(A)で示される骨格の含有割合が、前記イソシアネート基末端プレポリマーの総量に対して、40質量%以上である、接着剤。
JPEG
2025122100000012.jpg
53
139
(式中、Xは、低分子量ジオール残基を示す。)
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記低分子量ジオールが、エチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールを含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項3】
前記ポリエステルポリオールの数平均分子量が、400以上2000以下である、請求項1に記載の接着剤。
【請求項4】
湿気硬化型接着剤である、請求項1に記載の接着剤。
【請求項5】
2液硬化型接着剤であり、
前記イソシアネート基末端プレポリマーを含む第1液と、
低分子量ポリオールを含む第2液とを含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項6】
前記2液硬化型接着剤の硬化物の総量に対して、前記構造式(A)で示される骨格の含有割合が、50質量%以上である、請求項5に記載の接着剤。
【請求項7】
基材と、
前記基材の上に配置される接着剤層と、
前記接着剤層の上に配置される無機薄膜とを備え、
前記接着剤層が、請求項1に記載の接着剤の硬化物である、積層体。
【請求項8】
2液硬化型接着剤であり、
イソシアネート基末端プレポリマーを含む第1液と、
低分子量ポリオールを含む第2液とを含み、
前記イソシアネート基末端プレポリマーは、
キシリレンジイソシアネートを含むポリイソシアネート成分と、
ポリエステルポリオールおよび低分子量ジオールを含むポリオール成分と
の反応生成物を含み、
前記イソシアネート基末端プレポリマーが、構造式(A)で示される骨格を含み、
前記2液硬化型接着剤の硬化物の総量に対して、構造式(A)で示される骨格の含有割合が、50質量%以上である、接着剤。
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2025122100000013.jpg
56
139
(式中、Xは、低分子量ジオール残基を示す。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着剤および積層体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
包装材料の分野において、プラスチックフィルムとガスバリア層とを積層した積層体が知られている。ガスバリア層としては、例えば、金属層および/または金属酸化物がプラスチックフィルムに蒸着されてなる金属蒸着層が、知られている。また、近年、ガスバリア層として、ポリウレタン層が提案されている。また、ポリウレタン層と金属蒸着層とを積層することも提案されている。
【0003】
より具体的には、例えば、以下の積層体が知られている。すなわち、積層体は、フィルムとガスバリア層とを含む。ガスバリア層は、ガスバリア性ポリウレタン樹脂組成物の硬化物を含む。ガスバリア性ポリウレタン樹脂組成物は、A剤およびB剤を備える。A剤は、XDIのTMP付加体を含む。B剤は、エチレングリコールおよびエタノールを含む。
さらに、フィルムとして、金属蒸着層を備えるフィルムが使用されている(例えば、特許文献1(実施例13)参照。)。
【0004】
上記の積層体において、ガスバリア層は、優れたガスバリア性および密着力を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-24986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、ガスバリア性ポリウレタン樹脂組成物には、さらに、塗布直後の密着力(初期タック)が要求される。
【0007】
本発明は、ガスバリア性および密着性に優れ、さらに、初期タックにも優れる接着剤および積層体である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明[1]は、イソシアネート基末端プレポリマーを含む接着剤であり、前記イソシアネート基末端プレポリマーは、キシリレンジイソシアネートを含むポリイソシアネート成分と、ポリエステルポリオールおよび低分子量ジオールを含むポリオール成分との反応生成物を含み、前記イソシアネート基末端プレポリマーが、構造式(A)で示される骨格を含み、構造式(A)で示される骨格の含有割合が、前記イソシアネート基末端プレポリマーの総量に対して、40質量%以上である、接着剤を、含んでいる。
【0009】
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2025122100000001.jpg
58
143
(式中、Xは、低分子量ジオール残基を示す。)
【0010】
本発明[2]は、前記低分子量ジオールが、エチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールを含む、上記[1]に記載の接着剤を、含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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