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公開番号
2025121655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017233
出願日
2024-02-07
発明の名称
地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法
出願人
株式会社奥村組
代理人
個人
主分類
E21D
9/06 20060101AFI20250813BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】超音波センサを用いた地山探査装置を備えるシールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに地山の安定性を向上させることが可能になる。
【解決手段】泥土圧シールド掘進機1によって地山Gに掘削坑DPを形成するときに、泥土圧シールド掘進機1のスキンプレートM1,M2の外周面と掘削坑DPの内周面との間の余掘り部ESに、地山探査装置15の筒状体15cの上面の開口部から放出された地山保持材Rを充填する。
【選択図】図23
特許請求の範囲
【請求項1】
シールド掘進機のスキンプレートの頂上部に前記スキンプレートの内外を貫通した状態で設けられた貫通孔と、
前記貫通孔の内周面に上端部の外周面を接続させた状態で設けられた筒状体と、
前記筒状体の外周面に前記筒状体の内外を貫通した状態で設けられた注入孔と、
前記注入孔に接続された注入配管と、
前記注入配管を通じて前記筒状体の内部に地山保持材を圧送する注入ポンプと、
前記注入配管の内部の注入圧を検出する圧力検出手段と、
前記筒状体の下端面に取り付けられた板状体と、
前記板状体の下面に取り付けられた超音波センサと、
を備える地山探査装置を設けた前記シールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに、前記筒状体の内部に圧送された前記地山保持材により、前記スキンプレートの外周面と前記掘削坑の内周面との間の余掘り部を、充填することを特徴とする地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記シールド掘進機の前記スキンプレートの側面に設けられた地山保持材注入部から放出された前記地山保持材を前記余掘り部に充填することを特徴とする請求項1記載の地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法。
【請求項3】
前記地山保持材が、ベントナイトと、高分子剤と、水との混合材であることを特徴とする請求項1または2記載の地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法に関し、例えば、シールド掘進機のスキンプレートの外周面と掘削坑の内壁面との間の余掘り部を充填する余掘り充填方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
シールド掘進機により地山を掘削する際に、シールド掘進機の直上の掘削坑の内壁面に著しい緩みや空洞があると地盤沈下等の可能性があるので、その対策として当該地山の内壁面の状態を地山探査装置により常時、測定およびモニタリングすることで地盤沈下等を早期の段階で発見し、対処するようにしている。
【0003】
このような地山探査装置については、例えば、特許文献1に記載があり、シールドマシン内に設置された水流発生装置の噴射口から地山に向けて噴射された水により形成された水柱内に、当該噴射口の噴射方向後端に配設された超音波センサから超音波を発することにより、シールドマシンの周囲の余掘り量を測定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-134549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、シールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに、例えば、掘削土の急激な取込が発生したり、地盤が軟弱であったり、急曲線施工箇所であったりすると、シールド掘進機の外周面と掘削坑の内壁面との隙間(余掘り部)において、過剰な余掘りが発生することや、地山が緩み不安定になる場合がある。
【0006】
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、超音波センサを用いた地山探査装置を備えるシールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに地山の安定性を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法は、シールド掘進機のスキンプレートの頂上部に前記スキンプレートの内外を貫通した状態で設けられた貫通孔と、前記貫通孔の内周面に上端部の外周面を接続させた状態で設けられた筒状体と、前記筒状体の外周面に前記筒状体の内外を貫通した状態で設けられた注入孔と、前記注入孔に接続された注入配管と、前記注入配管を通じて前記筒状体の内部に地山保持材を圧送する注入ポンプと、前記注入配管の内部の注入圧を検出する圧力検出手段と、前記筒状体の下端面に取り付けられた板状体と、前記板状体の下面に取り付けられた超音波センサと、を備える地山探査装置を設けた前記シールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに、前記筒状体の内部に圧送された前記地山保持材により、前記スキンプレートの外周面と前記掘削坑の内周面との間の余掘り部を、充填することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の本発明の地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法は、上記請求項1に記載の発明において、前記シールド掘進機の前記スキンプレートの側面に設けられた地山保持材注入部から放出された前記地山保持材を前記余掘り部に充填することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の本発明の地山探査装置を備えるシールド掘進機の余掘り充填方法は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記地山保持材が、ベントナイトと、高分子剤と、水との混合材であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、超音波センサを用いた地山探査装置を備えるシールド掘進機によって地山に掘削坑を形成するときに地山の安定性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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