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公開番号
2025121637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017203
出願日
2024-02-07
発明の名称
作成支援装置、作成支援方法、および作成支援プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06F
8/30 20180101AFI20250813BHJP(計算;計数)
要約
【課題】人手によるプロンプト入力負荷を軽減し、作成される自動化プログラムの正確性の向上を図ること。
【解決手段】言語生成AIが実装された計算機と通信可能な作成支援装置が、操作対象の作業手順を自動化する自動化プログラムの作成依頼を計算機に送信し、作成依頼に対する回答を計算機から受信し、作成依頼に対する回答内のプログラムコードから操作対象および作業手順を実行するコマンドを特定する特定依頼を計算機に送信し、特定依頼に対する回答を計算機から受信し、特定依頼に対する回答内のコマンドにより取得されるデータの出力結果の検索依頼を計算機に送信し、検索依頼に対する回答を計算機から受信し、検索依頼に対する回答内の出力結果を用いて自動化プログラムを再作成する再作成依頼を生成し、再作成依頼を計算機に送信し、再作成依頼に対する回答を計算機から受信する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、問い合わせに対して回答を生成するように学習された計算機と通信可能な通信インタフェースと、を有する作成支援装置であって、
前記プロセッサは、
操作対象の作業手順を自動化する自動化プログラムの作成依頼を前記計算機に送信し、前記作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する作成依頼処理と、
前記作成依頼に対する回答に含まれているプログラムコードから前記操作対象および前記作業手順を実行するコマンドを特定する特定依頼を前記計算機に送信し、前記特定依頼に対する回答を前記計算機から受信する特定依頼処理と、
前記特定依頼に対する回答に含まれている前記コマンドにより取得されるデータの出力結果の検索依頼を前記計算機に送信し、前記検索依頼に対する回答を前記計算機から受信する検索依頼処理と、
前記検索依頼に対する回答に含まれている前記出力結果を用いて前記自動化プログラムを再作成する再作成依頼を生成する生成処理と、
前記生成処理によって生成された前記再作成依頼を前記計算機に送信し、前記再作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する再作成依頼処理と、
を実行することを特徴とする作成支援装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の作成支援装置であって、
前記生成処理では、前記プロセッサは、前記操作対象で使用されるモジュールの旧モジュール名から新モジュール名への変換ルールを前記再作成依頼に追加する、
ことを特徴とする作成支援装置。
【請求項3】
請求項1に記載の作成支援装置であって、
前記検索依頼処理では、前記プロセッサは、前記コマンドと前記出力結果との対応情報へのアクセス情報を含む前記特定依頼を前記計算機に送信する、
ことを特徴とする作成支援装置。
【請求項4】
請求項1に記載の作成支援装置であって、
前記再作成依頼処理では、前記プロセッサは、前記操作対象で使用されるモジュールの旧モジュール名から新モジュール名への変換ルールへのアクセス情報を含む前記特定依頼を前記計算機に送信する、
ことを特徴とする作成支援装置。
【請求項5】
請求項1に記載の作成支援装置であって、
前記プロセッサは、
前記検索依頼に対する回答に前記出力結果が含まれていない場合、前記検索依頼に対する回答に前記出力結果が含まれていないことを示す不存在回答を出力する出力処理と、
を実行することを特徴とする作成支援装置。
【請求項6】
請求項5に記載の作成支援装置であって、
前記プロセッサは、
前記計算機が前記コマンドと前記出力結果との対応情報にアクセス可能となるように設定する第1設定処理と、
を実行することを特徴とする作成支援装置。
【請求項7】
請求項5に記載の作成支援装置であって、
前記プロセッサは、
前記計算機が前記操作対象で使用されるモジュールの旧モジュール名から新モジュール名への変換ルールにアクセス可能となるように設定する第2設定処理と、
を実行することを特徴とする作成支援装置。
【請求項8】
プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、問い合わせに対して回答を生成するように学習された計算機と通信可能な通信インタフェースと、を有する作成支援装置が実行する作成支援方法であって、
前記プロセッサは、
操作対象の作業手順を自動化する自動化プログラムの作成依頼を前記計算機に送信し、前記作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する作成依頼処理と、
前記作成依頼に対する回答に含まれているプログラムコードから前記操作対象および前記作業手順を実行するコマンドを特定する特定依頼を前記計算機に送信し、前記特定依頼に対する回答を前記計算機から受信する特定依頼処理と、
前記特定依頼に対する回答に含まれている前記コマンドにより取得されるデータの出力結果の検索依頼を前記計算機に送信し、前記検索依頼に対する回答を前記計算機から受信する検索依頼処理と、
前記検索依頼に対する回答に含まれている前記出力結果を用いて前記自動化プログラムを再作成する再作成依頼を生成する生成処理と、
前記生成処理によって生成された前記再作成依頼を前記計算機に送信し、前記再作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する再作成依頼処理と、
を実行することを特徴とする作成支援方法。
【請求項9】
問い合わせに対して回答を生成するように学習された計算機と通信可能な作成支援装置のプロセッサに、
操作対象の作業手順を自動化する自動化プログラムの作成依頼を前記計算機に送信し、前記作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する作成依頼処理と、
前記作成依頼に対する回答に含まれているプログラムコードから前記操作対象および前記作業手順を実行するコマンドを特定する特定依頼を前記計算機に送信し、前記特定依頼に対する回答を前記計算機から受信する特定依頼処理と、
前記特定依頼に対する回答に含まれている前記コマンドにより取得されるデータの出力結果の検索依頼を前記計算機に送信し、前記検索依頼に対する回答を前記計算機から受信する検索依頼処理と、
前記検索依頼に対する回答に含まれている前記出力結果を用いて前記自動化プログラムを再作成する再作成依頼を生成する生成処理と、
前記生成処理によって生成された前記再作成依頼を前記計算機に送信し、前記再作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する再作成依頼処理と、
を実行させることを特徴とする作成支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データの作成を支援する作成支援装置、作成支援方法、および作成支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
Site Reliability Engineering(SRE)をベースとしたクラウド運用では、Agility(クラウドを構成するソフトウェアやその開発手法が、顧客の要望やビジネス環境の変化に素早く適応可能な柔軟性)、信頼性および安定性を確保するための運用自動化が推進されている。そこで、運用管理者による手動の運用作業を自動化するためのプログラム開発を支援するために、Generative Artificial Intelligence(言語生成AI)が活用されている。ただし、言語生成AIの活用のよりプログラム開発するためには、プロンプトエンジニアリングのスキルが必要である。
【0003】
下記特許文献1は、プレイブックの自動生成を開示する。プレイブックの自動生成は、インシデントレポートのターゲットセットから、推定ステップのセットを決定するステップと、推定ステップのセット内のクラスタのセットを識別することによってプレイブックステップのセットを決定するステップであって、プレイブックステップのセットの各プレイブックステップは、クラスタの識別されたセット内のそれぞれのクラスタに対応し、クラスタの識別されたセット内の各クラスタは、推定ステップのセットの少なくとも1つの推定ステップを含み、インシデントレポートのターゲットセット内の推定ステップの順序と、推定ステップとクラスタの識別されたセットとの間の対応関係とに基づいて、プレイブックステップのセットのシーケンスを決定するステップと、プレイブックステップのセットの決定されたシーケンスに従って、プレイブックステップのセットの指示をユーザインタフェース上に表示するステップと、を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許公開2022-029415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1は、インシデント対応において、過去に発生した類似事象があれば、ユーザに対策プロセスと自動化可否を提示する。したがって、特許文献1は、未知の問題については考慮されていない。
【0006】
本発明は、人手によるプロンプト入力負荷を軽減し、作成される自動化プログラムの正確性の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願において開示される発明の一側面となる作成支援装置は、プログラムを実行するプロセッサと、プログラムを記憶する記憶デバイスと、問い合わせに対して回答を生成するように学習された計算機と通信可能な通信インタフェースと、を有する作成支援装置であって、前記プロセッサは、操作対象の作業手順を自動化する自動化プログラムの作成依頼を前記計算機に送信し、前記作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する作成依頼処理と、前記作成依頼に対する回答に含まれているプログラムコードから前記操作対象および前記作業手順を実行するコマンドを特定する特定依頼を前記計算機に送信し、前記特定依頼に対する回答を前記計算機から受信する特定依頼処理と、前記特定依頼に対する回答に含まれている前記コマンドにより取得されるデータの出力結果の検索依頼を前記計算機に送信し、前記検索依頼に対する回答を前記計算機から受信する検索依頼処理と、前記検索依頼に対する回答に含まれている前記出力結果を用いて前記自動化プログラムを再作成する再作成依頼を生成する生成処理と、前記生成処理によって生成された前記再作成依頼を前記計算機に送信し、前記再作成依頼に対する回答を前記計算機から受信する再作成依頼処理と、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の代表的な実施の形態によれば、人手によるプロンプト入力負荷を軽減し、作成される自動化プログラムの正確性の向上を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ネットワークシステムのシステム構成例を示す説明図である。
図2は、作成支援装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図3は、ネットワークシステムの動作例を示す説明図である。
図4は、ノウハウプロンプト定義画面の一例を示す説明図である。
図5は、ノウハウプロンプト情報の一例を示す説明図である。
図6は、ノウハウプロンプト入力画面の一例を示す説明図である。
図7は、会話履歴の一例を示す説明図である。
図8は、プロンプトログの一例を示す説明図である。
図9は、モジュールテーブルの一例を示す説明図である。
図10は、データフォーマットテーブルの一例を示す説明図である。
図11は、作成支援画面の一例を示す説明図である。
図12は、操作対象解析プログラムによる操作対象解析処理例を示すフローチャートである。
図13は、操作対象登録プログラムによる操作対象登録処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明において、「プログラム」を主語(動作主体)として本発明の実施形態における各処理について説明を行う場合があるが、プログラムはプロセッサによって実行されることで定められた処理をメモリ及び通信インタフェースを用いながら行うため、プロセッサを主語とした説明としてもよい。また、プログラムを主語として開示された処理は計算機が行う処理としてもよい。プログラムの一部または全ては専用ハードウェアで実現してもよく、また、モジュール化されていてもよい。各種プログラムはプログラム配布サーバや記憶メディアによって計算機にインストールされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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