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公開番号2025120052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015279
出願日2024-02-02
発明の名称清掃管理システム、清掃管理サーバー及び清掃管理プログラム
出願人東洋電装株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250807BHJP(計算;計数)
要約【課題】トイレ施設を清掃するか否かを当該トイレ施設に設置された個室トイレの汚れ度合いに応じて決定することが可能な清掃管理システム及びこれに関連する技術の提供。
【解決手段】清掃管理サーバー4は、各個室トイレが利用されたことを示す利用データを受信する(S1)。清掃管理サーバー4は、各個室トイレの汚れ度合いを段階的に示す複数のレベルの中から選択された一のレベルを含む回答データを受信すると、当該一のレベルに対応する回答積算値を更新する(S2)。清掃管理サーバー4は、トイレ施設の所定時間あたりの利用状況値を利用データに基づいて定期的に更新する(S3)。清掃管理サーバー4は、利用状況値が第一閾値を超え、かつ、複数のレベルのうち汚れ度合いが高いことを示す特定レベルの回答積算値が第二閾値を超えた場合には、トイレ施設の清掃依頼を清掃者端末5に送信する(S5)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
清掃管理システムであって、
少なくとも1つの個室トイレを含むトイレ施設を清掃するタイミングを決定するための清掃管理サーバーと、
前記トイレ施設を清掃する清掃者によって使用される清掃者端末と、
前記トイレ施設内の各個室トイレの利用を検知し、前記各個室トイレが利用されたことを示す利用データを前記清掃管理サーバーに送信する検知部と、
前記各個室トイレの汚れ度合いを段階的に示す複数のレベルの中から一のレベルを選択させるように構成され、ユーザーによって前記一のレベルが選択されたことに応答して前記一のレベルを含む回答データを前記清掃管理サーバーに送信する情報入力部と、
を備え、
前記清掃管理サーバーは、
前記トイレ施設の所定時間あたりの利用状況値を前記利用データに基づいて定期的に更新し、
前記回答データに含まれる前記一のレベルに対応する回答積算値を更新し、
前記利用状況値が第一閾値を超え、かつ、前記複数のレベルのうち汚れ度合いが高いことを示す特定レベルの回答積算値が第二閾値を超えた場合には、前記トイレ施設の清掃依頼を前記清掃者端末に送信することを特徴とする清掃管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記情報入力部は、前記特定レベルが前記ユーザーによって選択された場合には前記各個室トイレの汚れ箇所を示す複数の汚れ箇所の中から一の汚れ箇所を更に回答させるように構成され、前記ユーザーによって前記一の汚れ箇所が選択されたことに応答して前記特定レベルと前記一の汚れ箇所とを含む前記回答データを前記清掃管理サーバーに送信し、
前記清掃管理サーバーは、
前記回答データに含まれる前記一の汚れ箇所に基づいて前記トイレ施設の汚れ箇所情報を更新し、
前記トイレ施設の清掃依頼を前記清掃者端末に送信する際、前記汚れ箇所情報を併せて前記清掃端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の清掃管理システム。
【請求項3】
前記情報入力部は、前記トイレ施設の清掃が完了したことを示す清掃完了操作を入力させるように構成され、前記清掃者によって前記清掃完了操作が入力されたことに応答して清掃完了情報を前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、
前記清掃完了情報を受信すると、前記利用状況値と各レベルの各回答積算値と前記汚れ箇所情報とをそれぞれ初期化し、
前記トイレの清掃依頼の解除を前記清掃者端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃管理システム。
【請求項4】
少なくとも1つの個室トイレを含むトイレ施設の清掃を管理する清掃管理サーバーであって、
各個室トイレが利用されたことを示す利用データを受信し、
前記トイレ施設の所定時間あたりの利用状況値を前記利用データに基づいて定期的に更新し、
前記各個室トイレの汚れ度合いを段階的に示す複数のレベルの中から選択された一のレベルを含む回答データを受信すると、前記回答データに含まれる前記一のレベルに対応する回答積算値を更新し、
前記利用状況値が第一閾値を超え、かつ、前記複数のレベルのうち汚れ度合いが高いことを示す特定レベルの回答積算値が第二閾値を超えた場合には、前記トイレ施設の清掃依頼を送信することを特徴とする清掃管理サーバー。
【請求項5】
a)少なくとも1つの個室トイレが利用されたことを示す利用データを受信するステップと、
b)前記少なくとも1つの個室トイレを含むトイレ施設の所定時間あたりの利用状況値を前記利用データに基づいて定期的に更新するステップと、
c)前記各個室トイレの汚れ度合いを段階的に示す複数のレベルの中から選択された一のレベルを含む回答データを受信すると、前記回答データに含まれる前記一のレベルに対応する回答積算値を更新するステップと、
e)前記利用状況値が第一閾値を超え、かつ、前記複数のレベルのうち汚れ度合いが高いことを示す特定レベルの回答積算値が第二閾値を超えた場合には、前記トイレ施設の清掃依頼を送信するステップと、
をコンピュータに実行させるための清掃管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つの個室トイレを含むトイレ施設を清掃するタイミングを決定するための清掃管理システム及びこれに関連する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ビル等の建物内に設けられたトイレ施設の状況を管理するための施設状況管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の施設状況管理システムでは、利用者に対しては、トイレ施設毎の利用状況及び作業状況を示す画面が提示される(特許文献1の図6参照)。
【0004】
一方、作業者に対しては、トイレ施設毎の利用状況及び作業状況を示す画面と共に作用状況を施設毎に切り換えることが可能なユーザインタフェースが提供される(特許文献1の図7参照)。これにより、作業者は、トイレ施設毎の利用状況を参照しながら、利用者への影響が少ないトイレ施設を清掃状態に切り換えて清掃を実施することが可能となる。
【0005】
また、施設の作業状況が清掃状態に切り換えられたことは、更新部によってデータベースに反映され、利用者に提示される。これにより、利用者は清掃が実施されていない通常状態のトイレ施設のうちから使用するトイレ施設を適切に選択することができる。
【0006】
上述した特許文献1によれば、利用者に対する影響の少ないトイレ施設(すなわち、利用されていないトイレ施設)が優先的に清掃される。同時に、現在清掃が実施されていないトイレ施設に利用者を誘導できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-197011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、トイレ施設を清掃するか否かは、当該トイレ施設に設置された各個室トイレの汚れ度合いによって決定されるのが好ましい。この点、特許文献1では、トイレ施設毎の利用状況を参照しながら、利用者への影響が少ないトイレ施設を清掃状態に切り換えて清掃を実施する。そのため、特許文献1では、利用頻度が高く、汚れ度合いが高いトイレ施設は清掃されにくく、逆に、利用頻度が低く、汚れ度合いが低いトイレ施設が清掃され易くなるという問題が生じる。
【0009】
そこで、本発明は、トイレ施設を清掃するか否かを当該トイレ施設に設置された各個室トイレの汚れ度合いに応じて決定することが可能な清掃管理システム及びこれに関連する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、清掃管理システムであって、少なくとも1つの個室トイレを含むトイレ施設を清掃するタイミングを決定するための清掃管理サーバーと、前記トイレ施設を清掃する清掃者によって使用される清掃者端末と、前記トイレ施設内の各個室トイレの利用を検知し、前記各個室トイレが利用されたことを示す利用データを前記清掃管理サーバーに送信する検知部と、前記各個室トイレの汚れ度合いを段階的に示す複数のレベルの中から一のレベルを選択させるように構成され、ユーザーによって前記一のレベルが選択されたことに応答して前記一のレベルを含む回答データを前記清掃管理サーバーに送信する情報入力部と、を備え、前記清掃管理サーバーは、前記トイレ施設の所定時間あたりの利用状況値を前記利用データに基づいて定期的に更新し、前記回答データに含まれる前記一のレベルに対応する回答積算値を更新し、前記利用状況値が第一閾値を超え、かつ、前記複数のレベルのうち汚れ度合いが高いことを示す特定レベルの回答積算値が第二閾値を超えた場合には、前記トイレ施設の清掃依頼を前記清掃者端末に送信することを特徴とする清掃管理システムを提供している。
(【0011】以降は省略されています)

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