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公開番号2025119887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014982
出願日2024-02-02
発明の名称電子ペン
出願人ゼブラ株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類G06F 3/03 20060101AFI20250807BHJP(計算;計数)
要約【課題】ボールペン等の筆記具と入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンにおいて、ボールペンリフィール等の筆記体を出没可能にするとともに、ボールペンリフィール等の筆記体の出没操作により入力用デバイスの電源のON/OFFができる電子ペンを提供することを課題とする。
【解決手段】筒状ケースと筆記体を備え、前記筆記体の先端部により信号の送信及び/又は受信を行う電子ペンであって、
前記筆記体は前記筒状ケースから出没可能であり、
前記筆記体の出没操作により、電源のON/OFFを行うことを特徴とする電子ペン。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状ケースと筆記体を備え、前記筆記体の先端部により信号の送信及び/又は受信を行う電子ペンであって、
前記筆記体は前記筒状ケースから出没可能であり、
前記筆記体の出没操作により、電源のON/OFFを行うことを特徴とする電子ペン。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記電源のON/OFFを行うスイッチ部材と、前記スイッチ部材を操作する操作部材を備え、
前記筆記体の出没操作により、前記スイッチ部材と前記操作部材を相対的に移動させて、前記操作部材を前記スイッチ部材に当接又は離間させることにより、前記スイッチ部材を操作することを特徴とする請求項1に記載された電子ペン。
【請求項3】
前記スイッチ部材は、前記筒状ケースに対して移動しないように、備えられていることを特徴とする請求項2に記載された電子ペン。
【請求項4】
前記操作部材は、前記筒状ケースに対して移動しないように、備えられていることを特徴とする請求項2に記載された電子ペン。
【請求項5】
前記筆記体の出没操作を行うノック部材と、前記ノック部材の操作により前記筆記体を出没する繰出機構を備え、
前記操作部材は、前記繰出機構の動作とともに移動して、前記スイッチ部材を操作することを特徴とする請求項3に記載された電子ペン。
【請求項6】
回路基板を備え、
前記回路基板は、前記筒状ケースの軸方向に移動しないように配置されていて、前記スイッチ部材が搭載されていることを特徴とする請求項5に記載された電子ペン。
【請求項7】
前記筆記体の出没操作を行うノック部材と、前記ノック部材の操作により前記筆記体を出没する繰出機構を備え、
前記スイッチ部材は、前記繰出機構の動作とともに移動して、前記操作部材により操作されることを特徴とする請求項4に記載された電子ペン。
【請求項8】
回路基板を備え、
前記回路基板は、前記繰出機構の動作とともに移動するものであって、前記スイッチ部材が搭載されていることを特徴とする請求項7に記載された電子ペン。
【請求項9】
前記筒状ケースは、前側ケースと後側ケースを有し、
前記スイッチ部材及び前記操作部材のいずれか一方が前記前側ケースに対して移動しないように、他方が前記後側ケースに対して移動しないように、それぞれ、備えられていることを特徴とする請求項2に記載された電子ペン。
【請求項10】
前記前側ケースを前記後側ケースに対して引き出し又は挿入することにより、前記筆記体の出没操作を行うことを特徴とする請求項9に記載された電子ペン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボールペン等の筆記具と、ノートPC、タブレットPC、スマートフォンなどに装備されるタッチパネルの入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
最近、ボールペンと、ノートPC、タブレットPC、スマートフォンなどに装備されるタッチパネル等の電子デバイスへの入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンが提案されている。(特許文献1参照)
また、従来から、後端のノック部のノック操作により、ペン先が出没するとともに、位置検出用信号と付加情報を含んだ信号を送信可能にすることができる電子ペンが知られている。(特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-136002号公報
特許第5978416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ノック操作により信号を送信可能とする電子ペンは、ノック操作により電子ペンの電源をON/OFFするものではなく、電源を無駄に消費するものであった。
ボールペンと入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンは、筆記具の先端が筒状ケースから出没するものではなく、キャップを必要とするものであり、使用時にキャップの脱着と電子ペンの電源のON/OFF動作を行わなければならず、不便であった。
【0005】
そこで、本発明は、ボールペン等の筆記具と入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンにおいて、ボールペンリフィール等の筆記体を出没可能にするとともに、ボールペンリフィール等の筆記体の出没操作により入力用デバイスの電源のON/OFFができる電子ペンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
筒状ケースと筆記体を備え、前記筆記体の先端部により信号の送信及び/又は受信を行う電子ペンであって、
前記筆記体は前記筒状ケースから出没可能であり、
前記筆記体の出没操作により、電源のON/OFFを行うことを特徴とする電子ペン。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、ボールペン等の筆記具と入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンにおいて、ボールペンリフィール等の筆記体の先端を筒状ケースから出没可能にするとともに、その出没操作により入力用デバイスをON/OFFすることにより、ON/OFFが容易に行えるとともに、電源の無駄な消費を防止することができる電子ペンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態1の電子ペン1の概略図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1のボールペンチップ31の拡大断面図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る実施形態1の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る変形例1の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例1の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例2の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例2の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例2の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る変形例2の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る変形例2の電子ペン1の電源のON/OFF動作のフロー図である。
本発明に係る変形例3の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例3の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例4の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例4の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例5の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る変形例5の電子ペン1のノック動作を示す図である。
本発明に係る実施形態2の電子ペン1の引き出し/挿入動作を示す図である。
本発明に係る実施形態3の電子ペン1の回転動作を示す図である。
本発明に係る実施形態4の電子ペン1のキャップの着脱を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態1の電子ペン1を説明する。本実施形態1の電子ペン1は、筆記具としてのボールペンと入力用デバイスの両方に使用できる電子ペンであり、後述する筆記体としてのボールペンリフィール3の先端のボールペンチップ31により、タッチパネル等の他の電子デバイスとの間で信号の送受信を行うことができる。なお、送信、受信の何れか一方のみを行うよう構成されていてもよい。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
図1は、本発明に係る実施形態1の電子ペン1の概略図であり、図2は、同電子ペン1のボールペンチップ31の拡大断面図である。
電子ペン1は、筒状ケース2、ボールペンリフィール3、ノックボタン4、繰出機構5、回路基板6、電源7を有している。
筒状ケース2は、その内部に、ボールペンリフィール3、繰出機構5、回路基板6、電源7を収納している。また、軸方向の一端には、ボールペンリフィール3の先端を出没可能にする開口部2aが形成されている。その反対側の他端には、ノック動作を行うノックボタン4が挿入されており、また、衣服や書類などに電子ペン1を係止するクリップ2bが設けられている。
また、筒状ケース2は、軸方向中央付近で、前側ケースと後側ケースの2つの部材に分けられた構成、先端部分のみが着脱可能にされた構成など、どのような構成であってもよい。
以下、本明細書中において、筒状ケース2の中心線の延びる方向を軸方向、筒状ケース2の中心線の周囲を回る方向を周方向、筒状ケース2の中心から筒状ケース2の外周に向かう方向を径方向、開口部2aが形成された一端側を先又は前、その反対側の他端を後という。
(【0011】以降は省略されています)

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