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公開番号
2025119342
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014194
出願日
2024-02-01
発明の名称
照明装置、硬貨用イメージセンサ、硬貨識別装置、硬貨処理装置及び硬貨識別方法
出願人
グローリー株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G07D
5/02 20060101AFI20250806BHJP(チェック装置)
要約
【課題】硬貨のエッジ部と色の検出精度を向上させ、小型化及び低コスト化を図ることができる照明装置、硬貨用イメージセンサ、硬貨識別装置、硬貨処理装置及び硬貨識別方法を提供する。
【解決手段】硬貨用イメージセンサに用いられる照明装置であって、主走査方向にそれぞれ延設された第1導光体及び第2導光体と、前記第1導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第1発光素子と、前記第2導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第2発光素子と、を備え、副走査方向において、前記第1導光体から出射される光の指向角と、前記第2導光体から出射される光の指向角とが互いに異なる照明装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨用イメージセンサに用いられる照明装置であって、
主走査方向にそれぞれ延設された第1導光体及び第2導光体と、
前記第1導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第1発光素子と、
前記第2導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第2発光素子と、を備え、
副走査方向において、前記第1導光体から出射される光の指向角と、前記第2導光体から出射される光の指向角とが互いに異なる
ことを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1導光体は、前記第1発光素子から入射された光を拡散する第1光拡散領域を有し、
前記第2導光体は、前記第2発光素子から入射された光を拡散する第2光拡散領域を有し、
前記第1光拡散領域の形態と、前記第2光拡散領域の形態とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記第1光拡散領域は、白色顔料を含有する塗料で前記第1導光体上に形成された第1の塗膜を含み、
前記第2光拡散領域は、白色顔料を含有する塗料で前記第2導光体上に形成された第2の塗膜を含み、
前記第1の塗膜の前記副走査方向における幅と、前記第2の塗膜の前記副走査方向における幅とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記第1光拡散領域及び前記第2光拡散領域の少なくとも一方は、前記主走査方向に延設された凹凸パターンを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項5】
前記凹凸パターンは、前記主走査方向の軸に対して直交する方向に稜線を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記第1導光体の出射面の曲率と、前記第2導光体の出射面の曲率とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
前記第1発光素子は、白色光を発光し、
前記第2発光素子は、単色光を発光する
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項8】
前記第1発光素子及び前記第2発光素子を交番点灯する
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第1導光体の長手方向における少なくとも一方の端面にそれぞれ対向するように設けられた第3発光素子及び第4発光素子を更に備え、
前記第1発光素子、前記第2発光素子、前記第3発光素子及び前記第4発光素子を交番点灯する
ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項10】
請求項1~9のいずれかに記載の照明装置を備える
ことを特徴とする硬貨用イメージセンサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置、硬貨用イメージセンサ、硬貨識別装置、硬貨処理装置及び硬貨識別方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源から光を照射して、その反射光を受光することによって硬貨の画像を取得し、取得した画像と、そのテンプレートによる比較結果に基づき、硬貨の識別を行う技術が知られている。当該技術によれば、比較結果に基づいて硬貨の種類(金種)の識別や硬貨の汚損を検出することが可能である。
【0003】
このような技術に関して、特許文献1では導光部材を備えたラインセンサで搬送される硬貨の硬貨画像を取得する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2では、搬送される硬貨の硬貨面に対して45度以下の照射角度で光を照射するローアングル白色光源と、搬送される硬貨の硬貨面に対して45度以上90度以下の照射角度で光を照射するハイアングル白色光源と、を備えた、硬貨の画像を取得して識別処理を行う光学硬貨識別装置が開示されている。ローアングル白色光源を硬貨に照射することで得られた画像は硬貨のエッジ部(凹凸模様)の検出精度が優れている点と、ハイアングル白色光源を硬貨に照射することで得られた画像は硬貨の色の検出精度が優れている点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6768573号
特開2020-64505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には硬貨用ラインセンサが開示されており、硬貨の搬送方向上流側、搬送方向下流側、通路幅方向の一側と他側の4方向から光を照射することで、鮮明な硬貨画像を得ることが目的として記載されているが、特に硬貨のエッジ部や硬貨の色の検出精度を向上させるものではない。
【0007】
特許文献2は、硬貨用エリアセンサにおいて、硬貨のエッジ部(凹凸模様)と硬貨の色の検出精度を向上させるものであるが、特許文献2のようにローアングルとハイアングルの両方の光源を備える場合、部品点数が増加し、コストの増加が懸念される。
【0008】
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、硬貨のエッジ部と色の検出精度を向上させ、小型化及び低コスト化を図ることができる照明装置、硬貨用イメージセンサ、硬貨識別装置、硬貨処理装置及び硬貨識別方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、(1)本開示の第1の態様に係る照明装置は、硬貨用イメージセンサに用いられる照明装置であって、主走査方向にそれぞれ延設された第1導光体及び第2導光体と、前記第1導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第1発光素子と、前記第2導光体の長手方向における少なくとも一方の端面に対向するように設けられた第2発光素子と、を備え、副走査方向において、前記第1導光体から出射される光の指向角と、前記第2導光体から出射される光の指向角とが互いに異なる。
【0010】
(2)上記(1)に記載の照明装置において、前記第1導光体は、前記第1発光素子から入射された光を拡散する第1光拡散領域を有してもよく、前記第2導光体は、前記第2発光素子から入射された光を拡散する第2光拡散領域を有してもよく、前記第1光拡散領域の形態と、前記第2光拡散領域の形態とが互いに異なってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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