TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025119314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014143
出願日
2024-02-01
発明の名称
作業用ボックス内への警報音の報知システム及び作業用ボックスにおける警報音の報知方法
出願人
日東工業株式会社
代理人
弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類
G08B
21/10 20060101AFI20250806BHJP(信号)
要約
【課題】作業用ボックスの外部周辺に警報音が流れたことを、作業用ボックスの内部にいる人が気付きやすいようにすること。
【解決手段】作業用ボックス1の内部への警報音の報知を可能とする報知システムであって、内部で人が作業可能な空間を有する筐体11と、筐体の外部の音を集音することが可能な集音部21と、集音部で集音された音に警報音が含まれるか否かを判定可能な判定部22と、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定部で判定された場合に、警報音が発報された旨を筐体の内部に報知可能な報知部23と、を備えた構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作業用ボックスの内部への警報音の報知を可能とする報知システムであって、
内部で人が作業可能な空間を有する筐体と、
筐体の外部の音を集音することが可能な集音部と、
集音部で集音された音に警報音が含まれるか否かを判定可能な判定部と、
集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定部で判定された場合に、警報音が発報された旨を筐体の内部に報知可能な報知部と、
を備えたことを特徴とする作業用ボックスの内部への警報音の報知システム。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
判定部は、集音部で集音された音に対して、波形処理を行うことが可能な波形処理部を備え、
波形処理部で行われた波形処理により、所定値以上の電圧が続く第1の時間と所定値未満の電圧が続く第2の時間を所定回数繰り返していたことが判明した場合に、
集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定可能な請求項1に記載の作業用ボックスの内部への警報音の報知システム。
【請求項3】
判定部は、集音部で集音された音に対して、波形処理を行うことが可能な波形処理部を備え、
波形処理部で行われた波形処理により、所定値以上の電圧が続く第1の時間と所定値未満の電圧が続く第2の時間を所定回数繰り返してから第3の時間経過後に再び第1の時間と第2の時間を所定回数繰り返していたことが判明した場合に、
集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定可能な請求項1に記載の作業用ボックスの内部への警報音の報知システム。
【請求項4】
報知部は、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定部で判定された場合に、集音部で集音した音を報知部で流す請求項1から3の何れかに記載の作業用ボックスの内部への警報音の報知システム。
【請求項5】
筐体内に人が作業可能な内部空間を形成した作業用ボックスにおける警報音の報知方法であって、
筐体の外部の音を集音するステップと、
筐体の外部で集音された音に警報音が含まれるか否かを判定するステップと、
筐体の外部で集音された音に警報音が含まれると判定された場合に、警報音が発報された旨を筐体の内部に報知するステップと、
を備えた作業用ボックスにおける警報音の報知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業用ボックス内への警報音の報知システム及び作業用ボックスにおける警報音の報知方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、閉じられた作業用空間内に人が入り作業を行うための作業用ボックスが知られている。作業用ボックスは、内部の人が集中して作業できるように、作業用ボックス内へ外部からの音の侵入を防ぐための防音性能を向上させる構造を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-051163号公報
【0004】
ところで、防音性能を高め過ぎてしまうと、火災や地震、津波などの災害時に作業用ボックスの外部で発報される警報音が、作業用ボックス内に侵入することも防いでしまう。しかしながら、作業用ボックス内部の人が、災害に関する情報を知ることができない事態が望ましくないことは言うまでもない。このようなこともあり、防音性能の程度を決めるのは難しかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、作業用ボックスの外部周辺に警報音が流れたことを、作業用ボックスの内部にいる人が気付きやすいようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、作業用ボックスの内部への警報音の報知を可能とする報知システムであって、内部で人が作業可能な空間を有する筐体と、筐体の外部の音を集音することが可能な集音部と、集音部で集音された音に警報音が含まれるか否かを判定可能な判定部と、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定部で判定された場合に、警報音が発報された旨を筐体の内部に報知可能な報知部と、を備えたことを特徴とする作業用ボックスの内部への警報音の報知システムとする。
【0007】
また、判定部は、集音部で集音された音に対して、波形処理を行うことが可能な波形処理部を備え、波形処理部で行われた波形処理により、所定値以上の電圧が続く第1の時間と所定値未満の電圧が続く第2の時間を所定回数繰り返していたことが判明した場合に、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定可能な構成とすることが好ましい。
【0008】
また、判定部は、集音部で集音された音に対して、波形処理を行うことが可能な波形処理部を備え、波形処理部で行われた波形処理により、所定値以上の電圧が続く第1の時間と所定値未満の電圧が続く第2の時間を所定回数繰り返してから第3の時間経過後に再び第1の時間と第2の時間を所定回数繰り返していたことが判明した場合に、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定可能な構成とすることが好ましい。
【0009】
また、報知部は、集音部で集音された音に警報音が含まれていると判定部で判定された場合に、集音部で集音した音を報知部で流す構成とすることが好ましい。
【0010】
また、筐体内に人が作業可能な内部空間を形成した作業用ボックスにおける警報音の報知方法であって、筐体の外部の音を集音するステップと、筐体の外部で集音された音に警報音が含まれるか否かを判定するステップと、筐体の外部で集音された音に警報音が含まれると判定された場合に、警報音が発報された旨を筐体の内部に報知するステップと、を備えた作業用ボックスにおける警報音の報知方法とすることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
古野電気株式会社
航路計画システム及び航路計画方法
3日前
株式会社アイシン
運転支援装置
5日前
大和ハウス工業株式会社
情報提供システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
端末装置
5日前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
給電支援装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
3日前
能美防災株式会社
火災感知器
6日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
6日前
アルプスアルパイン株式会社
運転支援システム
5日前
中国電力株式会社
作業監視システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
方法、及びシステム
5日前
豊田合成株式会社
開閉状態監視システム
6日前
株式会社竹中工務店
画像解析システム
5日前
日産自動車株式会社
配車管理装置及び配車管理方法
10日前
楽天モバイル株式会社
衝突回避ARアプリケーション
10日前
株式会社SUBARU
車両用警告装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両位置推定装置
今日
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
6日前
株式会社豊田中央研究所
交通安全システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御システム
6日前
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
制御方法、及び、車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
車線推定装置
3日前
日産自動車株式会社
車両用表示制御方法及び車両用表示制御装置
10日前
キヤノン株式会社
移動体監視装置、移動体監視方法及びプログラム
10日前
株式会社関電工
危険通知システムに係る制御装置、及び危険通知システム
4日前
トヨタ紡織株式会社
燃料供給システム及び燃料供給方法
3日前
古野電気株式会社
航行支援システム、航行支援方法、及びプログラム
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両の走行制御装置及び方法
10日前
パイオニア株式会社
情報処理装置
3日前
ニッタン株式会社
火災感知器
5日前
株式会社SCREENホールディングス
作業支援方法および作業支援システム
3日前
株式会社デンソーテン
運転支援装置、および、プログラム
6日前
株式会社ACCESS
端末装置、システム、方法およびプログラム
6日前
トヨタ自動車株式会社
侵入に基づいた衝突回避
6日前
続きを見る
他の特許を見る