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公開番号
2025117956
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012971
出願日
2024-01-31
発明の名称
ケーブルアッセンブリ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250805BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電線保持力を高め、接続信頼性の向上を図ったケーブルアッセンブリを提供する。
【解決手段】メス端子6は、ツイストペアケーブル5の端末に取り付けられる。インナーハウジング7は、メス端子6を収容する。アウター端子8は、インナーハウジング7を収容する。メス端子6は、上方に突出する係止片622を有する。インナーハウジング7は、メス端子6を収容する端子収容室711が設けられた本体部71と、端子収容室711を開閉する蓋部72と、蓋部72の後端部と本体部71との間に設けられ、左右方向を軸に蓋部72を回転自在に開閉するヒンジ部73と、を有する。蓋部72は、閉位置において係止片622よりも後側に位置し、係止片622と係止する係止突起721を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電線と、
前記電線の端末に取り付けられたインナー端子と、
前記インナー端子を収容するインナーハウジングと、
前記インナーハウジングを収容するアウター端子と、を備えた
ケーブルアッセンブリであって、
前記インナー端子は、前記電線の径方向に突出する係止片を有し、
前記インナーハウジングは、前記インナー端子を収容する端子収容室が設けられた本体部と、前記端子収容室を開閉する蓋部と、前記蓋部において前記電線の長手方向の前記端末側の端部と前記本体部との間に設けられ、前記電線の長手方向及び前記係止片の突出方向の双方に交差する交差方向を軸に前記蓋部を回転自在に開閉するヒンジ部と、を有し、
前記蓋部は、閉位置において前記係止片よりも前記長手方向の前記端末から離れた側に位置し、前記係止片と係止する第1係止部を有する、
ケーブルアッセンブリ。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のケーブルアッセンブリにおいて、
前記アウター端子は、筒状に設けられ、前記インナーハウジングを収容する収容部と、前記電線にかしめられるかしめ部と、を有し、
前記収容部は、前記蓋部を覆うように設けられた、
ケーブルアッセンブリ。
【請求項3】
請求項1に記載のケーブルアッセンブリにおいて、
前記本体部には、複数の前記端子収容室が前記交差方向に並べて設けられ、
前記本体部は、前記交差方向に隣接する前記端子収容室と前記端子収容室との間から前記突出方向に立設する係止壁を有し、
前記蓋部は、前記長手方向の前記端末から離れた側の端部に前記係止壁の前記交差方向両側を挟む挟み部を有し、
前記係止壁には、前記交差方向両側面にそれぞれ第2係止部が設けられ、
前記挟み部には、前記第2係止部に対して前記突出方向に係止する第3係止部が設けられた、
ケーブルアッセンブリ。
【請求項4】
請求項1に記載のケーブルアッセンブリにおいて、
前記インナー端子は、断面円弧状の底板部を有し、
前記係止片は、前記底板部の前記交差方向両側から立設されるとともに、先端に向かうに従って互いの距離が狭くなるように設けられ、
前記本体部には、前記底板部が嵌め込まれる半円状の溝部が設けられ、
前記蓋部には、前記係止片を収容し、前記溝部と合わさって前記端子収容室を形成する断面半円状の凹部が設けられ、
前記凹部の径を、前記溝部の径よりも大きく設けた、
ケーブルアッセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルアッセンブリに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シールドツイストペアケーブルを備えたシールドコネクタとして、特許文献1に記載されたケーブルアッセンブリを備えたものが提案されている。特許文献1のケーブルアッセンブリにおいては、ケーブルの端末のシースが剥かれて編組が露出されている。この露出された編組の外周にスリーブがかしめられ、編組は、スリーブで折り返される。シールド端子は、スリーブで折り返された編組をかしめる編組圧着片と、シースをかしめるシース圧着片と、を有している。
【0003】
上述したケーブルアッセンブリによれば、シールド端子に対してケーブルが相対的に離れる方向に引っ張り力が加わった場合、スリーブが引張方向に移動することで、スリーブとシース圧着片とが当接する。これにより、シールド端子に対してケーブルが相対的に離れることを防止して、電線保持力の向上を図ると共に、相手コネクタとの電気的な接続信頼性の向上を図ることができる。
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1のケーブルアッセンブリは、編組が存在しないツイストペアケーブルには適用することができない、無理に適用したとしても電線保持力が低下し、相手コネクタとの接続信頼性が低下する、という課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線保持力を高め、接続信頼性の向上を図ったケーブルアッセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るケーブルアッセンブリは、下記を特徴としている。
電線と、
前記電線の端末に取り付けられたインナー端子と、
前記インナー端子を収容するインナーハウジングと、
前記インナーハウジングを収容するアウター端子と、を備えた
ケーブルアッセンブリであって、
前記インナー端子は、前記電線の径方向に突出する係止片を有し、
前記インナーハウジングは、前記インナー端子を収容する端子収容室が設けられた本体部と、前記端子収容室を開閉する蓋部と、前記蓋部において前記電線の長手方向の前記端末側の端部と前記本体部との間に設けられ、前記電線の長手方向及び前記係止片の突出方向の双方に交差する交差方向を軸に前記蓋部を回転自在に開閉するヒンジ部と、を有し、
前記蓋部は、閉位置において前記係止片よりも前記長手方向の前記端末から離れた側に位置し、前記係止片と係止する第1係止部を有する、
ケーブルアッセンブリであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るケーブルアッセンブリによれば、電線保持力を高め、接続信頼性の向上を図ることができる、との効果を奏する。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明のケーブルアッセンブリを組み込んだシールドコネクタの分解斜視図である。
図2は、図1に示すケーブルアッセンブリの斜視図である。
図3は、図2に示すケーブルアッセンブリの分解斜視図である。
図4は、図2のA-A線断面図である。
図5は、図2のB-B線断面図である。
図6は、図2のC-C線部分断面図である。
図7は、メス端子が回転した状態における図2のA-A線断面図である。
図8は、図2に示すケーブルアッセンブリの製造過程を説明するための断面図である。
図9は、図2に示すケーブルアッセンブリの製造過程を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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