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公開番号2025116259
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025094228,2021561336
出願日2025-06-05,2020-11-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム
出願人ソニーグループ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G10G 1/00 20060101AFI20250731BHJP(楽器;音響)
要約【課題】利用者による楽曲作成機能の利便性を向上させることができることできる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システムを提案する。
【解決手段】本開示に係る情報処理装置は、楽曲情報を取得する取得部と、取得部によって取得された楽曲情報から複数の種別の特徴量を抽出する抽出部と、抽出部によって抽出された複数の種別の特徴量と所定の識別情報とを対応付けた情報を、機械学習を用いた作曲処理において学習データとして使用される楽曲特徴情報として生成する生成部と、を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
楽曲情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記楽曲情報から複数の種別の特徴量を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記複数の種別の特徴量と所定の識別情報とを対応付けた楽曲特徴情報を生成する生成部と、
楽曲の創作に関するアプリケーションがインストールされた端末装置から受信した指示情報にしたがって、前記楽曲特徴情報の提示情報を送信する送信部と、
前記端末装置から前記楽曲特徴情報の選択を受け付けると、選択された前記楽曲特徴情報を基に、機械学習を用いて楽曲情報を作曲し、作曲した楽曲情報を端末装置に送信する作曲部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記取得部は、端末装置にインストールされた楽曲の創作に関するアプリケーションを用いた制作者によって創作された楽曲情報を、前記端末装置から受信することによって楽曲情報を取得し、
前記抽出部は、前記楽曲情報が含む複数の種別の特徴量を抽出し、
前記生成部は、前記楽曲特徴情報に前記制作者の識別情報を対応付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制作者によって創作された楽曲情報は、規定された長さの小節における、コード進行を示すコード進行情報、メロディを示すメロディ情報、ベースの進行を示すベース信号を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制作者によって創作された楽曲情報は、規定された長さの小節における、ドラムの進行を示すドラム進行情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得部は、定期的に登録される著作楽曲情報を、予め設定されたタイミングで取得し、
前記抽出部は、前記著作楽曲情報から、前記複数の種別の特徴量を抽出し、
前記生成部は、前記楽曲特徴情報に前記著作楽曲情報の識別情報を対応付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記作曲部によって送信された楽曲情報に基づく演奏情報を前記端末装置から受信した場合、前記選択された楽曲特徴情報に前記演奏情報を追加し、前記選択された楽曲特徴情報を更新する更新部、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記抽出部は、前記楽曲情報から、規定された長さの小節における、コード進行を示すコード進行情報、メロディを示すメロディ情報、ベースの進行を示すベース信号を、特徴量として抽出し、
前記生成部は、前記規定された長さの小節における、コードの進行を示すコード進行情報、メロディを示すメロディ情報、ベース音の進行を示すベース情報を有するスコア情報を生成し、前記楽曲特徴情報の構成要素とする
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記抽出部は、前記楽曲情報から、前記規定された長さの小節における、ドラム音の進行を示すドラム情報を、特徴量として抽出し、
前記生成部は、前記スコア情報に、前記ドラム情報をさらに追加する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生成部は、前記楽曲情報に付加する歌詞情報から、前記規定された長さの小節における、歌詞を示す歌詞情報を生成し、前記楽曲特徴情報の構成要素とする
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記生成部は、同じ小節に対する前記スコア情報の識別情報と前記歌詞情報の識別情報とを対応付けて登録する楽曲形式情報を生成し、前記楽曲特徴情報の構成要素とする
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
AI(Artificial Intelligence)の進歩に伴い、芸術分野におけるコンピュータの活用が進められている。例えば、既存の楽曲を学習データとして機械学習を行って楽曲生成のためのモデルを生成し、新たな楽曲をコンピュータに作曲させる技術が知られている(例えば、特許文献1)。かかる技術では、マルコフモデルを用いて、既存の楽曲の特徴を模倣したり、より自然な旋律を生成したりすることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9110817号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術によれば、作曲作業においてAIによって提案(生成)された楽曲情報を利用することができるため、ユーザは、より多様な観点に基づいて作曲を行うことができる。
【0005】
AIによる自動作曲機能は、一般利用者向けに設定されており、一般利用者は、明るい、暗いなどのイメージを設定するだけで、自動的に創作された楽曲情報を受け取ることができる。これに対し、楽曲を創作する制作者は、楽曲の創作の過程で、コード進行やベース進行等の曲の特徴を具体的に設定することが多いため、制作者からは、イメージではなく曲の特徴に合わせた楽曲情報の提供を受けたいという要望があった。
【0006】
そこで、本開示では、利用者による楽曲作成機能の利便性を向上させることができることできる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示に係る一形態の情報処理装置は、楽曲情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記楽曲情報から複数の種別の特徴量を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された前記複数の種別の特徴量と所定の識別情報とを対応付けた楽曲特徴情報を生成する生成部と、楽曲の創作に関するアプリケーションがインストールされた端末装置から受信した指示情報にしたがって、前記楽曲特徴情報の提示情報を送信する送信部と、前記端末装置から前記楽曲特徴情報の選択を受け付けると、選択された前記楽曲特徴情報を基に、機械学習を用いて楽曲情報を作曲し、作曲した楽曲情報を端末装置に送信する作曲部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る情報処理の流れを示す概念図である。
実施形態に係るスタイル情報のデータ構成の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理の流れを示す概念図である。
実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。
実施形態に係る著作物管理装置の構成について説明する。
実施形態に係る著作楽曲情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る楽曲記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る特徴情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る全体情報の構成を説明する図である。
実施形態に係る楽曲特徴情報を構成する時系列情報の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
実施形態に係る利用者情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係るスタイル情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る所有情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る制作情報記憶部の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理の手順を示すシーケンス図である。
実施形態に係る情報処理の手順を示すシーケンス図である。
実施形態に係る情報処理の手順を示すシーケンス図である。
情報処理システムの構成の概念図の一例を示す図である。
実施形態に係るユーザインターフェイスの一例を示す図である。
実施形態に係るユーザインターフェイスの一例を示す図である。
情報処理装置、著作物管理装置、利用者端末の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
以下に示す項目順序に従って本開示を説明する。
1.実施形態
1-1.実施形態に係る情報処理の一例
1-2.実施形態に係る情報処理システムの構成
1-3.実施形態に係る著作物管理装置の構成
1-4.実施形態に係る情報処理装置の構成
1-5.実施形態に係る利用者端末の構成
1-6.実施形態に係る情報処理の手順
1-6-1.著作楽曲情報のスタイル情報の生成処理
1-6-2.制作者が創作した楽曲情報のスタイル情報の生成処理
1-6-3.スタイル情報の更新処理
1-7.情報処理システムの構成の概念図
1-7-1.全体構成について
1-7-2.著作楽曲管理サーバ装置について
1-7-3.サーバ装置について
1-7-4.楽曲制作者用アプリ部について
2.本実施形態に係る効果
3.その他の実施形態
3-1.その他の構成例
3-2.その他
4.ハードウェア構成
(【0011】以降は省略されています)

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