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公開番号
2025115080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009423
出願日
2024-01-25
発明の名称
吸収性物品
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61F
13/53 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、装着作業が容易な吸収性物品を提供することを目的とする。
【解決手段】吸収性物品は、着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、前後方向において、着用者の前側に位置する前身頃領域と、着用者の後側に位置する後身頃領域と、前身頃領域と後身頃領域との間において、幅方向の長さが前身頃領域及び後身頃領域よりも狭い股下領域と、前側端部の幅方向中央に設けられて後側に切り欠いた切り欠き部を有し、尿を吸収する吸収コアと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間において、前記幅方向の長さが前記前身頃領域及び前記後身頃領域よりも狭い股下領域と、
前側端部の前記幅方向中央に設けられて後側に切り欠いた切り欠き部を有し、尿を吸収する吸収コアと、を備える、
吸収性物品。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記吸収コアは、尿を吸収する吸収マットが厚み方向に積層されて形成され、前記積層された吸収マットのうち、前記着用者の肌面側に配置された上層吸収マットと、該上層吸収マットの非肌面側に積層された下層吸収マットと、を有し、
前記股下領域は、前記上層吸収マットの後側端部から145mmの位置に股下領域中央部を有し、
前記切り欠き部は、前記股下領域中央部から125mm以上140mm以下の間に位置し、
前記吸収コアの前側端部は、前記切り欠き部から前記幅方向外側にかけて前側に延在し、
前記股下領域中央部から前記吸収コアの前側端部の長さは、175mm以上190mmmm以下である、
請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記股下領域中央部から前記吸収コアの前側端部までの延在長さは、前記幅方向中央から前記幅方向外側にかけて長くなる、
請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記吸収コアは、前記股下領域中央部よりも後側に前記着用者の臀部に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する第一規制部を有する、
請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記吸収コアは、前記股下領域中央部よりも前側に前記着用者の鼠径部に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する第二規制部を有する、
請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項6】
前記吸収コアは、前記股下領域中央部よりも後側に前記着用者の股下に沿って形成され、装着状態での位置ずれを規制する第三規制部を有する、
請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項7】
前記上層吸収マットは、前側に向かうにつれて前記幅方向外側に向かって斜めの形状を有し、
前記下層吸収マットは、前記着用者の鼠径部が当接する領域において前記幅方向に延在する、
請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項8】
前記吸収性物品は、前記吸収コアより前記着用者の肌面側に配置された透水性シートと、
前記幅方向の中心よりも前記幅方向の外側に配置された一対の防漏壁形成シートと、を備え、
前記一対の防漏壁形成シートは、
前記幅方向の外側が前記透水性シートに接合された接合部と、
前記接合部より前記幅方向の内側が前記着用者の肌面側に起立する防漏壁と、
前記防漏壁の前記着用者の肌面側の端部である自由端部の側に伸長状態で前記長手方向に延在するように接着された弾性部材と、
前記弾性部材の延在方向外側において、前記透水性シートに接続された固定部と、を有し、
前記固定部は、前記前身頃領域において、前記吸収コアの前側端部と厚み方向に重なる、
請求項1から7の何れか一項に記載の吸収性物品。
【請求項9】
前記前身頃領域において、前記固定部の後側端部は、前記切り欠き部の後側端部よりも後側に位置する、
請求項8に記載の吸収性物品。
【請求項10】
前記吸収コアは、前記切り欠き部よりも後側において、前記着用者の肌面側に盛り上がった形状を有している、
請求項1から7の何れか一項に記載の吸収性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
使い捨ておむつや、吸収性パッド、生理用品等の吸収性物品が開発されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-140559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸収性物品は、流通状態において折り畳まれている。そのため、装着作業時に、折り畳まれた吸収性物品を展開する必要がある。しかしながら、折り畳まれた吸収性物品の端部は、吸収性物品の外装面に密着し、指が引っ掛かりにくく、展開しづらいため、装着作業に手間がかかる虞がある。
【0005】
本発明は、装着作業が容易な吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る吸収性物品は、
着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、
前記長手方向に直交する幅方向に沿った長さと、
前記前後方向において、前記着用者の前側に位置する前身頃領域と、前記着用者の後側に位置する後身頃領域と、前記前身頃領域と前記後身頃領域との間において、前記幅方向の長さが前記前身頃領域及び前記後身頃領域よりも狭い股下領域と、
前側端部の前記幅方向中央に設けられて後側に切り欠いた切り欠き部を有し、尿を吸収する吸収コアと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装着作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る吸収性パッドの外観斜視図である。
図2は、実施形態に係る吸収性パッドの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る吸収性パッドの平面図である。
図4は、実施形態に係る吸収性パッドの断面図である。
図5は、実施形態に係る吸収性パッドの位置ずれを抑制する規制部を示した平面図である。
図6は、実施形態に係る吸収性パッドの折り畳み例を示した図である。
図7は、変形例に係る吸収性パッドの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、本願発明の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
<実施形態>
本実施形態では、使い捨ての吸収性パッド(本願でいう「吸収性物品」の一例である)について、着用者の腹部に対向する前身頃と背部に対向する後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃側(長手方向の一側)と後身頃側(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が連接して位置している。また、吸収性パッドが着用者に装着された状態(以下、「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着状態で外側)を非肌面側とする。更に、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。吸収性パッドは、着用者の前後方向に対応する長手方向に沿った長さと、長手方向に直交する幅方向に沿った長さとを有する。また、本願で用いる方向に関する用語は、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の前後左右に一致する方向を意味するものとする。例えば、本願で前後方向という場合、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の前後に一致する方向を意味し、本願で左右方向という場合、吸収性パッドが着用者に装着された状態において該着用者の左右に一致する方向を意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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