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公開番号2025112840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007339
出願日2024-01-22
発明の名称車載撮像装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/667 20230101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車両の乗員が車載ディスプレイに表示された撮像画像を見やすくするための画像処理を行う車載カメラにおいて、車載カメラの光軸調整の適切化を図ることができる車載撮像装置を提供する。
【解決手段】車載撮像装置1は、車両の周辺の状況を撮像するための車載撮像装置であって、車両の周辺に向けて車両に設けられた車載カメラ2と、車載カメラ2の撮像画像に適用するダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理を含む画像処理をさせるように車載カメラ2を制御するECU10と、を備える。車載カメラ2は、撮像画像を用いて光軸を調整する光軸調整モードを有し、ECU10は、車載カメラ2の光軸調整モードにおいて、光軸調整モードではない状態と比べて、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理の少なくとも一方を緩和させるように車載カメラ2を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周辺の状況を撮像するための車載撮像装置であって、
前記車両の周辺に向けて前記車両に設けられた車載カメラと、
前記車載カメラの撮像画像に適用するダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理を含む画像処理をさせるように前記車載カメラを制御する制御部と、を備え、
前記車載カメラは、前記撮像画像を用いて光軸を調整する光軸調整モードを有し、
前記制御部は、前記車載カメラの前記光軸調整モードにおいて、前記光軸調整モードではない状態と比べて、前記ダイナミックレンジ処理及び前記エッジ強調処理の少なくとも一方を緩和させるように前記車載カメラを制御する、車載撮像装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車載カメラの前記光軸調整モードにおいて、前記ダイナミックレンジ処理及び前記エッジ強調処理の少なくとも一方を第1の設定で緩和させた前記画像処理の前記撮像画像を用いて前記光軸の調整のためのターゲット位置を認識できない場合、前記ダイナミックレンジ処理及び前記エッジ強調処理の少なくとも一方を前記第1の設定よりも緩和度合いが小さい第2の設定で緩和させた前記画像処理の前記撮像画像を用いて前記光軸を調整する、請求項1に記載の車載撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、異なる色の組み合わせからなるカラーターゲットを光源下において撮影した撮影画像に生じた色影響を低減させるカラーターゲット位置決定装置が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-259087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、車載カメラの撮像画像には、例えば車載ディスプレイに表示された撮像画像を車両の乗員が見やすくなるように、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理を含む画像処理が施される。しかしながら、撮像画像を用いて車載カメラの光軸を調整するときには、このような画像処理の結果が例えばノイズとなることがあり、適切に光軸を調整できない可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る車載撮像装置は、車両の周辺の状況を撮像するための車載撮像装置であって、車両の周辺に向けて車両に設けられた車載カメラと、車載カメラの撮像画像に適用するダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理を含む画像処理をさせるように車載カメラを制御する制御部と、を備え、車載カメラは、撮像画像を用いて光軸を調整する光軸調整モードを有し、制御部は、車載カメラが光軸調整モードである状態において、車載カメラが光軸調整モードではない状態と比べて、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理の少なくとも一方を緩和させるように車載カメラを制御する。
【0006】
本開示の一態様に係る車載撮像装置によれば、車載カメラの光軸調整モードにおいて、光軸調整モードではない状態と比べてダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理の少なくとも一方を緩和させるように、車載カメラが制御される。これにより、車載カメラの光軸を調整するときに用いる撮像画像において、車両の乗員が車載ディスプレイに表示された撮像画像を見やすくするための画像処理によって受ける影響が低減される。したがって、本開示の一態様に係る車載撮像装置によれば、車両の乗員が車載ディスプレイに表示された撮像画像を見やすくするための画像処理を行う車載カメラにおいて、車載カメラの光軸調整の適切化を図ることができる。
【0007】
一実施形態では、制御部は、車載カメラの光軸調整モードにおいて、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理の少なくとも一方を第1の設定で緩和させた画像処理の撮像画像を用いて光軸の調整のためのターゲット位置を認識できない場合、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理の少なくとも一方を第1の設定よりも緩和度合いが小さい第2の設定で緩和させた画像処理の撮像画像を用いて光軸を調整してもよい。この場合、第1の設定で緩和させた画像処理の撮像画像に例えば白飛び等が生じてターゲット位置を認識できない場合に、第1の設定よりも緩和度合いを小さくした第2の設定に切り替えて光軸の調整を続行することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示のいくつかの態様によれば、車両の乗員が車載ディスプレイに表示された撮像画像を見やすくするための画像処理を行う車載カメラにおいて、車載カメラの光軸調整の適切化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車載撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
(a)は、ダイナミックレンジ処理及びエッジ強調処理のいずれも緩和していない状態のターゲットの撮像画像の例である。(b)は、(a)の破線枠内の拡大図である。
(a)は、ダイナミックレンジ処理を緩和した状態のターゲットの撮像画像の例である。(b)は、(a)の破線枠内の拡大図である。
図1の車載撮像装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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