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公開番号2025112798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007270
出願日2024-01-22
発明の名称電流センスアンプ
出願人ウィル セミコンダクター (シャンハイ) カンパニー リミテッド
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類G01R 19/00 20060101AFI20250725BHJP(測定;試験)
要約【課題】入力における広い範囲の直流電圧に対応する。
【解決手段】電流センスアンプ100は、電流検出抵抗1の上側電圧と下側電圧が入力され、前記上側電圧と前記下側電圧の差に応じた出力を得る。コモン電圧サプレッサ12は、前記上側電圧と前記下側電圧が両端に供給され、分割電圧を得る電圧分割抵抗R6a,R6bと、一端に前記上側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第1トランジスタM1と、一端に前記下側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第2トランジスタM2と、を含み、前記第1トランジスタM1の制御端と、前記第2トランジスタM2の制御端は、共通接続され、ここに前記分割電圧が入力される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電流検出抵抗の上側電圧と下側電圧が入力され、前記上側電圧と前記下側電圧の差に応じた出力を得る電流センスアンプであって、
前記上側電圧および前記下側電圧における同相電圧を抑制するコモン電圧サプレッサを含み、
前記コモン電圧サプレッサは、
前記上側電圧と前記下側電圧が両端に供給され、分割電圧を得る電圧分割抵抗と、
一端に前記上側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第1トランジスタと、
一端に前記下側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第2トランジスタと、
を含み、
前記第1トランジスタの制御端と、前記第2トランジスタの制御端は、共通接続され、ここに前記分割電圧が入力される、
電流センスアンプ。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電流センスアンプであって、
前記第1および第2トランジスタは、nチャネルMOSFETである、
電流センスアンプ。
【請求項3】
請求項1に記載の電流センスアンプであって、
前記上側電圧と前記下側電圧が入力され、前記上側電圧および下側電圧の電圧差に応じた正出力および負出力を得るプリアンプと、
前記プリアンプの正出力と、負出力が入力され、前記正出力と、負出力の差に応じた出力を得る、ポストアンプと、
をさらに含む、
電流センスアンプ。
【請求項4】
請求項3に記載の電流センスアンプであって、
前記ポストアンプは、基準電圧が供給されており、この基準電圧の入力端と、前記プリアンプの2つの出力との間に入る抵抗の組み合わせにより、前記ポストアンプの出力のオフセット電圧を設定する、
電流センスアンプ。
【請求項5】
請求項4に記載の電流センスアンプであって、
前記基準電圧は、2種類あり、切り換え可能である、
電流センスアンプ。
【請求項6】
請求項1に記載の電流センスアンプであって、
前記第1トランジスタの一端に定電流を供給する第1定電流源と、
前記第2トランジスタの一端に定電流を供給する第2定電流源と、
をさらに含む、
電流センスアンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電流検出抵抗に流れる電流を検出する電流センスアンプに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
モータなどの負荷を駆動する駆動回路では、駆動電流を制御する駆動トランジスタが用いられる。モータの駆動電流を制御するためには、駆動トランジスタに流れる電流を検出する必要がありモータの駆動電流を検出するために電流センスアンプが用いられる。優れたモータ制御を達成するためには、電流センスアンプは、高速、高精度、低温度ドリフトを必要とする。
【0003】
ここで、駆動トランジスタとしては、パワーMOSFETを用いる場合が多いが、このパワーMOSFETは大電流を流すため比較的大型であり、駆動回路を構成する半導体基板に、外付けして利用する場合が多い。
【0004】
このような場合、パワーMOSFETに電流検出抵抗を直列接続し、電流検出抵抗での電圧降下を電流センスアンプで検出することによりモータの駆動電流を検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-113826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電流センスアンプは、用途に応じて負荷の上流側(ハイサイド)または下流側(ローサイド)のどちらかで使用される。このため、電流センスアンプは、広い範囲の直流電圧の入力に対応できることが望ましい。
【0007】
特に、ハイサイドで使用される電流センスアンプの場合、その入力電圧がアンプ自体の電源電圧よりはるかに高いところで動作しなければならない。
【0008】
従って、電流センスアンプは、入力における広い範囲の直流電圧に対応することができるという条件下で、ゲイン設定や、出力オフセット電圧の設定ができることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る電流センスアンプは、電流検出抵抗の上側電圧と下側電圧が入力され、前記上側電圧と前記下側電圧の差に応じた出力を得る電流センスアンプであって、前記上側電圧および前記下側電圧における同相電圧を抑制するコモン電圧サプレッサを含み、前記コモン電圧サプレッサは、前記上側電圧と前記下側電圧が両端に供給され、分割電圧を得る電圧分割抵抗と、一端に前記上側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第1トランジスタと、一端に前記下側電圧が入力され、他端が所定の電源に接続された第2トランジスタと、を含み、前記第1トランジスタの制御端と、前記第2トランジスタの制御端は、共通接続され、ここに前記分割電圧が入力される。
【発明の効果】
【0010】
コモン電圧サプレッサによって、入力電圧における同相電圧を抑制できるため、入力における広い範囲の直流電圧に対応し、ゲイン設定や、出力オフセット電圧の設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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