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公開番号2025112419
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006624
出願日2024-01-19
発明の名称表示装置及び電子機器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/20 20060101AFI20250725BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ユーザーに与える違和感を軽減し、且つ元の映像に対して映像品質が劣化することを抑制する。
【解決手段】表示装置は、第1表示パネルと、第2表示パネルと、第1フレームの画像データを第1表示パネルに転送し、第2フレームの画像データを第2表示パネルに転送し、第3フレームの画像データを第1表示パネルに転送し、第4フレームの画像データを第2表示パネルに転送する制御装置と、を備える。制御装置は、第1フレームの画像データと、第2フレームの画像データとの第1差分値を算出し、第2フレームの画像データと、第3フレームの画像データとの第2差分値を算出し、第1差分値が第2差分値より小さい場合には、第3フレームの画像データの転送タイミングを第1時間遅延させ、第1差分値が第2差分値より大きい場合には、第4フレームの画像データの転送タイミングを第1時間遅延させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1表示パネルと、
第2表示パネルと、
第1フレームの画像データを前記第1表示パネルに転送し、前記第1フレームの次の第2フレームの画像データを前記第2表示パネルに転送し、前記第2フレームの次の第3フレームの画像データを前記第1表示パネルに転送し、前記第3フレームの次の第4フレームの画像データを前記第2表示パネルに転送する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第1フレームの画像データと、前記第2フレームの画像データとの第1差分値を算出し、
前記第2フレームの画像データと、前記第3フレームの画像データとの第2差分値を算出し、
前記第1差分値が前記第2差分値より小さい場合には、前記第3フレームの画像データの転送タイミングを第1時間遅延させ、
前記第1差分値が前記第2差分値より大きい場合には、前記第4フレームの画像データの転送タイミングを前記第1時間遅延させる、
表示装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第1時間は、1フレームの半分の時間である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記第1フレームの画像データに含まれる全ての画素値に対して、第1条件を満たす画素値が占める割合が第1閾値以上である場合に、前記第1時間を、1フレームの半分の時間に設定し、
前記割合が前記第1閾値未満である場合に、前記第1時間を、前記1フレームの半分未満の時間に設定し、
前記第1条件は、前記第1フレームの画像データに含まれる任意の座標の画素値に対して、前記第2フレームの画像データに含まれる画素値のうち前記任意の座標と同じ座標の画素値の変化量が第2閾値以下であるという条件である、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置を備える電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、特にヘッドマウントディスプレイに好適な技術として、任意のフレームレートを有する複数の動画像データを入力し、複数の動画像データのそれぞれに対して、フレームの周期を変更せずにフレーム数の間引き処理を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-62397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、間引き処理の一つとして、左眼用の動画像データに対しては奇数フレームを間引きする共に、右眼用の動画像データに対しては偶数フレームを間引きすることが記載されている。この場合、左右の眼に完全に異なるフレームの画像が投影されるため、左右の眼に投影される画像の差が大きくなるほど、ユーザーに違和感を与える。
【0005】
また、特許文献1には、別の間引き処理として、左眼用の動画像データ及び右眼用の動画像データの両方に対して、奇数フレーム及び偶数フレームの一方を間引きすることが記載されている。この場合、左右の眼に同じフレームの画像が投影されるが、フレームが間引きされているため、元の映像に対して映像品質が劣化する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様の表示装置は、第1表示パネルと、第2表示パネルと、第1フレームの画像データを前記第1表示パネルに転送し、前記第1フレームの次の第2フレームの画像データを前記第2表示パネルに転送し、前記第2フレームの次の第3フレームの画像データを前記第1表示パネルに転送し、前記第3フレームの次の第4フレームの画像データを前記第2表示パネルに転送する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1フレームの画像データと、前記第2フレームの画像データとの第1差分値を算出し、前記第2フレームの画像データと、前記第3フレームの画像データとの第2差分値を算出し、前記第1差分値が前記第2差分値より小さい場合には、前記第3フレームの画像データの転送タイミングを第1時間遅延させ、前記第1差分値が前記第2差分値より大きい場合には、前記第4フレームの画像データの転送タイミングを前記第1時間遅延させる。
【0007】
本発明の一つの態様の電子機器は、上記態様の表示装置を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ヘッドマウントディスプレイがユーザーに装着された状態を示す図である。
ヘッドマウントディスプレイの斜視図である。
第1光学モジュールの概略構成の一例を示す平面図である。
表示装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
表示パネルの概略構成の一例を示す平面図である。
画素回路の概略構成の一例を示す等価回路図である。
制御装置が実行するタイミング生成処理を示すフローチャートである。
フレームデータの取り込みタイミングと、第1映像と、第2映像との時間的な対応関係を示す第1のイメージ図である。
フレームデータの取り込みタイミングと、第1映像と、第2映像との時間的な対応関係を示す第2のイメージ図である。
フレームデータの取り込みタイミングと、第1映像と、第2映像との時間的な対応関係を示す第3のイメージ図である。
表示装置の変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、以下の各図においては、各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各部材の尺度を実際とは異ならせている場合がある。
【0010】
1.電子機器
本実施形態では、本開示の電子機器として、映像と目前の景色との両方を見ることができるシースルー型のヘッドマウントディスプレイ100を例示する。以下の説明では、ヘッドマウントディスプレイ100を「HMD100」と略称する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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