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公開番号
2025112220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006420
出願日
2024-01-18
発明の名称
モールド連結体
出願人
アクアインテック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03F
5/02 20060101AFI20250724BHJP(上水;下水)
要約
【課題】マンホールの内壁を該内壁との間に充填空間を残して該内壁の内側から覆う、互いに連結された第1端部と第2端部を有するモールド連結体に関し、接着部分であっても十分な引張強度を得ることができるモールド連結体を提供する。
【解決手段】マンホールの内壁M4Fを内壁M4Fとの間に充填空間Sを残して内壁M4Fの内側から覆う、互いに連結された第1端部22と第2端部15を有するモールド連結体であって、第1端部22と第2端部15は、互いに重なり合い、重なり合った部分が樹脂により接着されたものであり、第1端部22は、樹脂を担持する樹脂担持構造30が設けられたものである。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
マンホールの内壁を該内壁との間に充填空間を残して該内壁の内側から覆う、互いに連結された第1端部と第2端部を有するモールド連結体であって、
前記第1端部と前記第2端部は、互いに重なり合い、重なり合った部分が樹脂により接着されたものであり、
前記第1端部は、前記樹脂を担持する樹脂担持構造が設けられたものであることを特徴とするモールド連結体。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記樹脂は、硫化水素に耐性のある樹脂であることを特徴とする請求項1記載のモールド連結体。
【請求項3】
前記樹脂担持構造は、前記第1端部側に位置する第1面と前記第2端部側に位置する第2面を有する樹脂担持体が該第1端部に固定された構造であり、
前記樹脂担持体は、前記第1面から前記第2面につながった連通空間が設けられたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のモールド連結体。
【請求項4】
第1モールドと、
第2モールドとを有し、
前記第1モールドと前記第2モールドが連結されたものであり、
前記第1端部は、前記第1モールドの、前記第2モールド側の端部であり、
前記第2端部は、前記第2モールドの、前記第1モールド側の端部であることを特徴とする請求項1又は2記載のモールド連結体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
マンホールの内壁を該内壁との間に充填空間を残して該内壁の内側から覆う、互いに連結された第1端部と第2端部を有するモールド連結体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
マンホールは一般的にコンクリート製であり、長い間には地中管、特に下水管内で発生する硫化水素によって内壁面が腐食する場合がある。また、車道に埋設されたマンホールでは、車両の振動によって内壁面に亀裂が発生する場合もある。さらには、経年劣化によってマンホールの強度が低下する場合もある。これらの場合には、マンホールの補修が必要になる。
【0003】
ところが、交通事情により、また補修費用を抑えるためには、開削によるマンホールの補修は困難である。
【0004】
そこで、非開削で補修材(以下、モールドと称する)を用いてマンホールの補修を行う方法として、円弧状のモールドを縮径状態でマンホールの入口の開口からマンホール内に挿入し、そのモールドを拡径しモールドの周方向一端部と他端部をつなぎ合わせ筒状とし、筒状のモールドの外周面とマンホールの内周壁との間に充填材を充填してその充填材を硬化させ、モールドの内周面がマンホールの新たな内周壁となる方法が開示されている(例えば、特許文献1等参照)。この特許文献1には、モールドの周方向一端部と他端部を繋ぎ合わせる際に一端部と他端部を重ね合わせ、重ね合わせた部分を樹脂で接着することが記載されている。
【0005】
また、複数に分割されたモールドどうしを繋ぎ合わせる場合もあり、この場合にもモールドどうしを重ね合わせ、重ね合わせた部分を樹脂で接着することが必要になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-243082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、重ね合わせた部分を樹脂で接着しようとした場合に、樹脂が流れ落ちてしまい、十分な接着を行うことができず、接着部分の引張強度が大きく低下してしまう問題が生じる。
【0008】
本発明は上記事情に鑑み、接着部分であっても十分な引張強度を得ることができるモールド連結体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を解決する本発明のモールド連結体は、
マンホールの内壁を該内壁との間に充填空間を残して該内壁の内側から覆う、互いに連結された第1端部と第2端部を有するモールド連結体であって、
前記第1端部と前記第2端部は、互いに重なり合い、重なり合った部分が樹脂により接着されたものであり、
前記第1端部は、前記樹脂を担持する樹脂担持構造が設けられたものであることを特徴とする。
【0010】
本発明のモールド連結体によれば、重なり合った部分では前記第1端部に設けられた樹脂担持構造によって該樹脂は留まりやすくなり、前記第1端部と前記第2端部どうしが、留まった樹脂により接着し、接着部分であっても十分な引張強度を得ることができる。また、樹脂が流れ落ちにくいことからシール性も向上し、硫化水素が入り込むことを防ぐこともできる。
(【0011】以降は省略されています)
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