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公開番号
2025110385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2025002697
出願日
2025-01-08
発明の名称
車両の熱部品を試験するためのシステム
出願人
ティーアイ オートモーティブ テクノロジー センター ゲーエムベーハー
,
TI Automotive Technology Center GmbH
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
G01M
17/007 20060101AFI20250718BHJP(測定;試験)
要約
【課題】実際のハードウェア(テストベンチ)測定、シミュレーションデータ、及び略実寸の完全な仮想車両での両方の視覚化を共存させて、車両又はその部品の熱管理システムを分析するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】車両の熱部品12a~12cを試験するためのシステムは、複数の熱部品
と、少なくとも1つの熱部品の挙動を検出するための少なくとも1つのセンサ14a~14cと、を備え、少なくとも1つのセンサは、車両の、特に車両全体の他の部品18a~18cの挙動をシミュレートするシミュレーションシステム16に接続される。シミュレーションシステムにおいて、車両の少なくとも1つのシミュレートされた部品18cは、別のシミュレートされた部品18dで置き換えることができるように適合され、それによって、シミュレーションシステムはさらに、新しくシミュレートされた部品18dの挙動に基づいて熱部品を制御するように適合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の熱部品を試験するためのシステムであって、
複数の熱部品(12a~12c)と、
少なくとも1つの熱部品の挙動を検出するための少なくとも1つのセンサ(14a~14c)と、を備え、
前記少なくとも1つのセンサ(14a~14d)が、前記車両の、特に前記車両全体の他の部品(18a~18c)の挙動をシミュレートするシミュレーションシステム(16)に接続され、
前記シミュレーションシステム(16)が、前記車両の少なくとも1つのシミュレートされた部品(18c)を別のシミュレートされた部品(18d)で置き換えることができるように適合され、
それによって、前記シミュレーションシステム(16)が、前記新しいシミュレートされた部品(18d)の挙動に基づいて前記熱部品(12a~12c)を制御するようにさらに適合される、システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記シミュレーションシステム(16)は、異なる環境条件下、特に異なる温度および/または空気圧条件下で前記車両の仮想運転状況をシミュレートし、それに応じて前記シミュレートされた部品(18a~18d)の挙動を適合させるように適合され、
これにより、前記熱部品(12c~12d)は、異なる環境条件下でこれらのシミュレートされた部品(18a~18d)の挙動に基づいて制御されることを特徴とする、請求項1に記載の車両の熱部品を試験するためのシステム。
【請求項3】
前記システム(10)が、前記熱部品(12a~12d)の仮想表現を前記熱部品(12a~12d)の前記センサ(14a~14c)によって検出されたパラメータと共に提示し、さらに前記シミュレートされた部品(18a~18d)およびそれらの挙動に関するパラメータを表示するためのディスプレイ装置(20)を備える、請求項1または2に記載の車両の熱部品を試験するためのシステム。
【請求項4】
前記システム(10)が、プレゼンタが制御インターフェースを使用することにより次のシーンに切り替わるまで、前記ディスプレイ(20)にエンドレスなリアルタイム運転シナリオを表示するように適合されることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記制御インターフェースが、前記システムに無線接続されたタブレットコンピュータであることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
表示された熱部品(12a)を選択することができ、前記制御インターフェースが、前記選択された熱部品を回転させ、分解図を表示し、および/またはアニメーション化するためのコマンドを生成するように適合されることを特徴とする、請求項3から5に記載のシステム。
【請求項7】
前記シミュレーション装置が、車両の加熱シナリオ、車両の経済的冷却シナリオ、および/または車両の極端な冷却シナリオをシミュレートするように適合されることを特徴とする、請求項1から6に記載のシステム。
【請求項8】
前記車両は、電気自動車であることを特徴とする、請求項1から7に記載のシステム。
【請求項9】
前記熱部品(12a~12c)が、ポンプ、バルブ、および/または熱交換器を含むことを特徴とする、請求項1から8に記載のシステム。
【請求項10】
前記ディスプレイ装置(20)が、前記熱部品(12a~12c)の機能および性能を対話的に表示するように適合され、それによってコンテンツが、前記制御装置を使用するプレゼンタによってリアルタイムで制御可能であることを特徴とする、請求項1から9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の熱部品を試験するためのシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在の車両、特に電気自動車は、冷却する必要がある多くの部品を含む。これらの部品の熱挙動は、車両の機能および性能に関して重要である。例えば過熱が発生したときに、これらの部品を所望の温度範囲外で動作させると、深刻な損傷を引き起こすか、または少なくとも車両の性能に重大な影響を及ぼす可能性がある。
【0003】
したがって、現代の車両、特に電気自動車は、冷却液を含む冷却回路、複数のバルブ、制御装置、熱交換器などの熱部品を含む非常に複雑な冷却システムを含む。この冷却システムは、例えばバッテリなどの車両の部品が所望の温度範囲で動作することを確実にする。
【0004】
車両のすべての部品を最適な方法で動作させることができることを確実にするために、その熱部品を含む冷却システムをそれぞれの車両に適合させる必要がある。その目的のために、それらの熱部品を含むそのような冷却システムを試験して、それらが車両のそれぞれの部品の冷却性能に関する要件を満たすかどうかを解析することが知られている。
【0005】
そのような熱部品の挙動をシミュレートするための、または熱部品を試験するためのシステムは、以下の刊行物から知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国特許出願公開第112033702号明細書
中国特許出願公開第109540544号明細書
中国実用新案第213544023号明細書
中国特許出願公開第106155038号明細書
米国特許第10008031号明細書
米国特許第8612192号明細書
米国特許第10671514号明細書
米国特許第11107308号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、複数の異なる車両の挙動をシミュレートすることができる、車両の熱部品を試験するためのシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は、請求項1の特徴によって達成される。
【0009】
車両の熱部品を試験するための本発明のシステムは、複数の熱部品と、少なくとも1つの熱部品の挙動を検出するための少なくとも1つのセンサとを含む。好ましくは、システムは、例えば電気自動車の冷却システムの部品などの複数の熱部品の挙動を検出する複数のセンサを含む。
【0010】
少なくとも1つのセンサは、車両の他の部品、特に車両全体の挙動をシミュレートするシミュレーション装置に接続される。シミュレーション装置は、車両の少なくとも1つのシミュレートされた部品を別のシミュレートされた部品に置き換えることができるように適合される。したがって、試験される熱部品の挙動は、車両または異なる車両の異なる部品に関連して非常に便利な方法で試験することができる。車両のシミュレートされた部品またはシミュレートされた車両全体は、シミュレーション装置によって非常に便利な方法で変更することができる。したがって、複数の異なる車両または部品について熱部品を非常に容易に試験することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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