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公開番号2025109757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025077342,2023038520
出願日2025-05-07,2017-09-28
発明の名称粒子およびその製造方法
出願人合同会社レビアスファーマ,ロート製薬株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 47/46 20060101AFI20250717BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】製剤に添加することで硬度、崩壊性等の特性を容易に制御することのできる新し
い粒子を提供する。
【解決手段】最大径1~800nmの粒子を、細胞壁を構成する成分から得るようにした

【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
細胞壁を構成する成分から得られる、最大径が1~800nmの粒子。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
細胞壁を構成する成分から得られる粒子が、球体である請求項1記載の粒子。
【請求項3】
細胞壁を構成する成分から得られる粒子が、糖を主成分としている請求項1または2記
載の粒子。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の粒子を製造する方法であって、細胞壁を溶解する
工程と、該工程により得られた溶解物から粒子を分離する工程とを備えることを特徴とす
る粒子の製造方法。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか一項に記載の粒子を製造する方法であって、細胞壁を構成する
成分を含有する液体を準備し、該液体から粒子を分離する工程を備えることを特徴とする
粒子の製造方法。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか一項に記載の粒子を含有することを特徴とする組成物。
【請求項7】
上記組成物が、医薬組成物、食品組成物および化粧品組成物からなる群から選ばれた少
なくとも一つである請求項6記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱安定性等の特性に優れた、細胞壁を構成する成分から得られる1~800
nmの最大径を有する粒子に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、数多くの微細な粒子が様々な分野で用いられている。このような微細な粒子
として、例えば、フラーレンやカーボンナノチューブ等のナノ粒子や、リポソーム等の天
然物由来の微細な粒子が知られている。前者は耐熱性や耐溶剤性等の物性があり、後者は
天然物由来で人体への適用が容易である等、多種多様な物性が認められている。
【0003】
しかしながら、各技術分野において、このような微細な粒子の物性は、更なる向上が望
まれているのが現状である。また、微細な粒子は、微細化、ナノ化していくほど製造が困
難であり、その品質安定性や生産性の向上も望まれている。
【0004】
このような微細な粒子を用いる技術分野のうち、本発明者らは、製剤の技術分野に着目
した。すなわち、製剤の技術分野では、製剤化を容易にする、品質の安定化を図る、有用
性を高める等の目的で、ほとんどすべての製剤に、賦形剤、安定剤、保存剤、成形助剤等
の添加剤が添加されている(特許文献1参照)。しかし、製剤の硬度を高めるための添加
剤を用いると、製剤の硬度は高まるものの、崩壊性が低下するという問題が生じる傾向に
ある。また、逆に製剤の崩壊性を重視すると、所望の硬度を得ることができないという問
題が生じる傾向にある。
【0005】
ところで、製剤のなかでも、医師等の処方箋が不要な一般用医薬品は、管理が厳格な医
療用医薬品とは異なり、薬局等に陳列され、一般の人が容易に購入できるようになってい
る。しかしながら、薬局等の店舗構成によっては店内の温度が一定でないため、一般用医
薬品は、医療用医薬品に比べ、より耐熱性、耐寒性が求められる傾向にある。また、食品
、化粧品等も同様に、より耐熱性、耐寒性が求められる傾向にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-193600
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、製剤に添加することで硬度、崩壊性
等の特性を容易に制御することができ、しかも、これらの特性を損なうことなく耐熱性、
耐寒性を高めることができ、一般用医薬品に配合しても充分に特性を発揮することのでき
る、新しい微細な粒子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、細胞壁を構成する成分から得られる、最大径が1~800nmの粒子を第1
の要旨とする。
【0009】
また、第1の要旨の粒子のうち、細胞壁を構成する成分から得られる粒子が、球体であ
るものを第2の要旨とし、第1または第2の要旨の粒子のうち、細胞壁を構成する成分か
ら得られる粒子が、糖を主成分としているものを第3の要旨とする。
【0010】
さらに、第1~第3の要旨のいずれかの粒子を製造する方法であって、細胞壁を溶解す
る工程と、該工程により得られた溶解物から粒子を分離する工程とを備える粒子の製造方
法を第4の要旨とし、第1~第3の要旨のいずれかの粒子を製造する方法であって、細胞
壁を構成する成分を含有する液体を準備し、該液体から粒子を分離する工程を備える粒子
の製造方法を第5の要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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