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公開番号2025109692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025003434
出願日2025-01-09
発明の名称情報処理システム
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類G06F 40/166 20200101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの議論を補助する情報処理システムを提供する。
【解決手段】ユーザの音声データを取得し、ユーザの音声データに関連する情報を表示する入出力インターフェースと、音声データに基づいてテキストデータを作成し、テキストデータを含むプロンプトを作成する処理部と、プロンプトに基づき情報を収集し、情報テーブル及びユーザへの質問を生成する情報収集部と、を有し、入出力インターフェースは、音声データを処理部に出力する機能を有し、処理部は、プロンプトを情報収集部に送信する機能を有し、情報収集部は、情報テーブル及びユーザへの質問を処理部に送信する機能を有し、処理部は情報テーブル及びユーザへの質問に基づきユーザの音声データに関連する情報を作成し、入出力インターフェースに出力する機能を有する、情報処理システムを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの音声データを取得し、前記ユーザの音声データに関連する情報を表示する入出力インターフェースと、
前記ユーザの音声データに基づいてテキストデータを作成し、前記テキストデータを含むプロンプトを作成する処理部と、
前記プロンプトに基づき情報を収集し、情報テーブル及び前記ユーザへの質問を生成する情報収集部と、を有し、
前記入出力インターフェースは、前記音声データを前記処理部に出力する機能を有し、
前記処理部は、前記プロンプトを前記情報収集部に送信する機能を有し、
前記情報収集部は、前記情報テーブル及び前記ユーザへの質問を前記処理部に送信する機能を有し、
前記処理部は前記情報テーブル及び前記ユーザへの質問に基づき前記ユーザの音声データに関連する情報を作成し、前記入出力インターフェースに出力する機能を有する、情報処理システム。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記処理部は、前記情報テーブルの表示形式を変換する機能を有し、
前記ユーザの音声データに関連する情報は、前記情報テーブル、前記ユーザへの質問、及び表示形式を変換した前記情報テーブルの少なくともいずれか一を含む、情報処理システム。
【請求項3】
請求項1において、
前記情報収集部は、トラブルに関する情報を収集する、情報処理システム。
【請求項4】
請求項3において、
前記処理部は、前記情報テーブルを特性要因図に変換する機能を有し、
前記ユーザの音声データに関連する情報は、前記情報テーブル、前記ユーザへの質問、及び前記特性要因図の少なくともいずれか一を含む、情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、情報処理システム、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
近年、ニューラルネットワークを用いた言語モデルの開発が盛んに行われており、特に大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)が注目されている。大規模言語モデルは、大量のデータを用いて学習された自然言語処理モデルである。大規模言語モデルにより、例えばユーザの指示に対して回答を行う対話モデルを実現できる。非特許文献1では、大規模言語モデルとしてGPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)(登録商標)が開示されており、また、対話モデルとしてChatGPTが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Summary of ChatGPT/GPT-4 Research and Perspective Towards the Future of Large Language Models,Yiheng Liu et al.(Submitted on 4 Apr 2023、[online]、インターネット<URL:https://arxiv.org/abs/2304.01852>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
大規模言語モデルを用いることで、会話録または議事録からの文章の要約、要点の抽出などが可能である。例えば、企業内でトラブルが起きた際に、当該トラブルに関する議論の会話録などから、当該トラブルに関する報告書(以下、トラブル報告書)の草案を作成することができる。
【0006】
しかしながら、議論の後で会話録などから大規模言語モデルを用いて要点を抽出する方法では、ユーザが当該要点を確認し、議論の内容が不十分であったと判断する場合には、ユーザは再度議論を行う、または、当該要点に修正を加える必要があるため、ユーザは大規模言語モデルを用いる利益を得られにくい。例えば、大規模言語モデルを用いてトラブル報告書を作成する場合に、議論の内容が不十分であると、トラブル報告書の完成度を高めることが難しく、トラブルの再発防止につながりにくくなってしまう。また、トラブルの再発防止を強化するためには、トラブル報告書から解決案を導き出すための特性要因図などの作成が必要であるが、これを大規模言語モデルのみで行うことは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明の一態様は、ユーザの議論をリアルタイムに監視し、議論内容に基づく情報テーブル及びユーザへの質問を表示して、ユーザの議論を補助する情報処理システムを提供する。また、本発明の一態様は、当該構成に加えて、情報テーブルをユーザが読み取りやすい形式(例えば、特性要因図)に変換して表示する情報処理システムを提供する。
【0008】
本発明の一態様は、ユーザの音声データを取得し、ユーザの音声データに関連する情報を表示する入出力インターフェースと、ユーザの音声データに基づいてテキストデータを作成し、テキストデータを含むプロンプトを作成する処理部と、プロンプトに基づき情報を収集し、情報テーブル及びユーザへの質問を生成する情報収集部と、を有し、入出力インターフェースは、音声データを処理部に出力する機能を有し、処理部は、プロンプトを情報収集部に送信する機能を有し、情報収集部は、情報テーブル及びユーザへの質問を処理部に送信する機能を有し、処理部は情報テーブル及びユーザへの質問に基づきユーザの音声データに関連する情報を作成し、入出力インターフェースに出力する機能を有する、情報処理システムである。
【0009】
上記構成の情報処理システムにおいて、処理部は、情報テーブルの表示形式を変換する機能を有し、ユーザの音声データに関連する情報は、例えば、情報テーブル、ユーザへの質問、及び表示形式を変換した情報テーブルの少なくともいずれか一を含む。
【0010】
上記構成の情報処理システムにおいて、情報収集部は、例えば、トラブルに関する情報を収集することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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