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公開番号2025109129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002860
出願日2024-01-11
発明の名称音声認識装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250716BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の3列目の座席から降りる意図と、3列目の座席に乗り込む意図とのいずれかを高精度に検出しつつ、そのような意図の検出時に、車両の2列目の座席が自動で動くか、又は2列目の座席の動かし方が分かるようにする。
【解決手段】音声認識により、2列目及び3列目の座席を有する車両1に搭載された設備を制御する音声認識装置30が、2列目の座席に乗員がいないときに、話者の発話内容に基づいて、3列目の座席から降りる意図と、3列目の座席に乗り込む意図とのいずれかを検出すると、2列目の座席を制御して動かすか、又は2列目の座席の動かし方を案内する制御部31を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
音声認識により、２列目及び３列目の座席を有する車両に搭載された設備を制御する音声認識装置であって、
前記２列目の座席に乗員がいないときに、話者の発話内容に基づいて、前記３列目の座席から降りる意図と、前記３列目の座席に乗り込む意図とのいずれかを検出すると、前記２列目の座席を制御して動かすか、又は前記２列目の座席の動かし方を案内する制御部を備える音声認識装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、音声認識装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、３列目シートへ着座予定の乗員の乗車意思があると予測された場合に、２列目シートと３列目シートとの間隔を離隔させるようにシート駆動機構を制御する、車両のシート制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－０８２８３２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の装置には、３列目シートへ着座予定の乗員の乗車意思を予測する精度が低いという課題がある。３列目シートに着座済みの乗員の降車意思を予測することができないという課題もある。２列目シートと３列目シートとの間隔を手動で離隔させる必要が生じたときに、２列目シートの操作方法が分からない場合があるという課題もある。
【０００５】
本開示の目的は、車両の３列目の座席から降りる意図と、３列目の座席に乗り込む意図とのいずれかを高精度に検出しつつ、そのような意図の検出時に、車両の２列目の座席が自動で動くか、又は２列目の座席の動かし方が分かるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る音声認識装置は、
音声認識により、２列目及び３列目の座席を有する車両に搭載された設備を制御する音声認識装置であって、
前記２列目の座席に乗員がいないときに、話者の発話内容に基づいて、前記３列目の座席から降りる意図と、前記３列目の座席に乗り込む意図とのいずれかを検出すると、前記２列目の座席を制御して動かすか、又は前記２列目の座席の動かし方を案内する制御部を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、車両の３列目の座席から降りる意図と、３列目の座席に乗り込む意図とのいずれかが高精度に検出される。そして、そのような意図の検出時に、車両の２列目の座席が自動で動くか、又は２列目の座席の動かし方が分かるようになる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る音声認識装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
【００１０】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
（【００１１】以降は省略されています）

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