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公開番号2025108825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002255
出願日2024-01-11
発明の名称アウターロータ型モータおよびその製造方法
出願人多摩川精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 1/279 20220101AFI20250716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ロータコアへの永久磁石の取付作業の効率を向上させることができるアウターロータ型モータを得る。
【解決手段】このアウターロータ型モータは、ステータ1と、ステータ1に対して径方向D2の外側に設けられたロータ2と、を備え、ロータ2は、筒状に形成された内側筒部26を有する内側コア21と、筒状に形成された外側筒部28を有し、径方向D2における外側筒部28の内側に内側筒部26が配置された外側コア22と、内側筒部26の外周面26aに設けられ、周方向D3に並んだ複数の永久磁石23と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ステータ(1)と、
前記ステータ(1)に対して径方向の外側に設けられたロータ(2)と、
を備え、
前記ロータ(2)は、
筒状に形成された内側筒部(26)を有する内側コア(21)と、
筒状に形成された外側筒部(28)を有し、径方向における前記外側筒部(28)の内側に前記内側筒部(26)が配置された外側コア(22)と、
前記内側筒部(26)の外周面(26a)または前記外側筒部(28)の内周面(28a)に設けられ、周方向に並んだ複数の永久磁石(23)と、
を備えているアウターロータ型モータ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記複数の永久磁石(23)は、前記内側筒部(26)の外周面(26a)に設けられている請求項1に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項3】
前記ロータ(2)は、前記内側筒部(26)の外周面(26a)または前記外側筒部(28)の内周面(28a)に設けられたスペーサ(24)を備え、
前記スペーサ(24)は、前記複数の永久磁石(23)のうちの周方向に互いに隣り合う一対の永久磁石(23)の間に配置されている請求項1または請求項2に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のアウターロータ型モータの製造方法であって、
前記内側筒部(26)の外周面(26a)または前記外側筒部(28)の内周面(28a)に、着磁前の前記複数の永久磁石(23)を設ける着磁前永久磁石取付工程と、
前記着磁前永久磁石取付工程の後、着磁前の前記複数の永久磁石(23)のそれぞれを着磁する着磁工程と、
前記着磁工程の後、径方向における前記外側筒部(28)の内側に前記内側筒部(26)を配置する分割コア取付工程と、
を備えているアウターロータ型モータの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、アウターロータ型モータおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ステータと、ステータに対して径方向の外側に設けられたロータと、を備えたアウターロータ型モータが知られている。ロータは、回転軸から径方向の外側へ延びたロータヨークと、ロータヨークに設けられた円筒状のロータコアと、ロータコアに設けられ、周方向に並べられた複数の永久磁石と、を有している。ロータコアには、複数の永久磁石のそれぞれが1つずつ挿入される複数の磁石挿入穴が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-17543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたアウターロータ型モータの構成では、それぞれの永久磁石をロータコアに取り付けるためには、それぞれの永久磁石を対応する磁石挿入穴に1つずつ挿入しなければならない。これにより、ロータコアへの永久磁石の取付作業の効率が悪いという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ロータコアへの永久磁石の取付作業の効率を向上させることができるアウターロータ型モータおよびその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るアウターロータ型モータは、ステータと、ステータに対して径方向の外側に設けられたロータと、を備え、ロータは、筒状に形成された内側筒部を有する内側コアと、筒状に形成された外側筒部を有し、径方向における外側筒部の内側に内側筒部が配置された外側コアと、内側筒部の外周面または外側筒部の内周面に設けられ、周方向に並んだ複数の永久磁石と、を備えている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、複数の永久磁石は、内側筒部の外周面に設けられている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、ロータは、内側筒部の外周面または外側筒部の内周面に設けられたスペーサを備え、スペーサは、複数の永久磁石のうちの周方向に互いに隣り合う一対の永久磁石の間に配置されている。
この発明に係るアウターロータ型モータの製造方法は、内側筒部の外周面または外側筒部の内周面に、着磁前の複数の永久磁石を設ける着磁前永久磁石取付工程と、着磁前永久磁石取付工程の後、着磁前の複数の永久磁石のそれぞれを着磁する着磁工程と、着磁工程の後、径方向における外側筒部の内側に内側筒部を配置する分割コア取付工程と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係るアウターロータ型モータおよびその製造方法によれば、ロータコアへの永久磁石の取付作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るアウターロータ型モータを示す平面図である。
図1の内側コアを示す斜視図である。
図2の内側コアを示す正面図である。
図1の外側コアを示す斜視図である。
図4の外側コアを示す正面図である。
図1の内側コアおよび複数の永久磁石を示す斜視図である。
図1の内側コア、外側コアおよび複数の永久磁石を示す斜視図である。
図7の内側コア、外側コアおよび複数の永久磁石を示す正面図である。
実施の形態1に係るアウターロータ型モータの製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るアウターロータ型モータを示す平面図である。アウターロータ型モータは、図示しない回転軸と、ステータ1と、ロータ2と、図示しないベアリングと、を備えている。
【0010】
回転軸の形状は、円柱状になっている。回転軸の軸線に沿った方向を軸方向D1とする。回転軸の軸線に直交する平面において回転軸の軸線を中心とする円の半径に沿った方向を径方向D2とする。回転軸の軸線に直交する平面において回転軸の軸線を中心とする円の円周に沿った方向を周方向D3とする。
(【0011】以降は省略されています)

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