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公開番号2025116441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010861
出願日2024-01-29
発明の名称ラジアルギャップ型モータ
出願人多摩川精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 5/173 20060101AFI20250801BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】軸方向におけるラジアルギャップ型モータの寸法を小さくすることができるラジアルギャップ型モータを得る。
【解決手段】このラジアルギャップ型モータは、回転軸1と、回転軸1に固定された回転子2と、回転子2に対して径方向D2の外側に設けられた固定子3と、固定子3が固定されたケース4と、回転軸1とケース4とに渡って設けられたベアリング5と、を備え、ベアリング5は、径方向D2に沿って見たときにベアリング5の少なくとも一部が回転子2に重なるように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸(1)と、
前記回転軸(1)に固定された回転子(2)と、
前記回転子(2)に対して径方向の外側に設けられた固定子(3)と、
前記固定子(3)が固定されたケース(4)と、
前記回転軸(1)と前記ケース(4)とに渡って設けられたベアリング(5)と、
を備え、
前記ベアリング(5)は、径方向に沿って見たときに前記ベアリング(5)の少なくとも一部が前記回転子(2)に重なるように配置されているラジアルギャップ型モータ。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記回転軸(1)における軸方向を向く面には、前記ベアリング(5)が挿入された回転軸溝(13)が形成されている請求項1に記載のラジアルギャップ型モータ。
【請求項3】
前記回転軸溝(13)は、前記回転軸(1)における径方向の中間の部分に配置されている請求項2に記載のラジアルギャップ型モータ。
【請求項4】
前記回転子(2)における軸方向を向く面には、前記ベアリング(5)が挿入された回転子溝(24)が形成されている請求項1または請求項2に記載のラジアルギャップ型モータ。
【請求項5】
前記回転子溝(24)は、前記回転子(2)における径方向の内側の部分に配置されている請求項4に記載のラジアルギャップ型モータ。
【請求項6】
前記ケース(4)は、軸方向において前記回転子(2)に隣り合うように配置された蓋(42)を有し、
前記蓋(42)は、
軸方向において前記回転子(2)に対向する蓋本体(43)と、
前記蓋本体(43)から軸方向において前記回転子(2)に近づく方向に延びた腕部(44)と、
を含み、
前記腕部(44)は、径方向に沿って見たときに前記腕部(44)の少なくとも一部が前記回転子(2)に重なるように配置されており、
前記ベアリング(5)は、径方向において前記腕部(44)と前記回転軸(1)との間に配置されている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のラジアルギャップ型モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ラジアルギャップ型モータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転軸と、回転子と、固定子と、ケースと、一対のベアリングと、を備えたラジアルギャップ型モータが知られている。回転軸は、一対のベアリングを介してケースに回転可能に支持されている。回転子は、回転軸に固定されている。固定子は、回転子に対して径方向の外側に設けられている。固定子は、ケースに固定されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-161964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転子は、軸方向において一対のベアリングの間に配置されている。しかしながら、特許文献1に記載されたラジアルギャップ型モータの構成では、一対のベアリングのうちの一方のベアリングが回転子から軸方向の一方側へ離れて配置され、他方のベアリングが回転子から軸方向の他方側へ離れて配置されている。これにより、軸方向におけるラジアルギャップ型モータの寸法が大きくなってしまうという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、軸方向におけるラジアルギャップ型モータの寸法を小さくすることができるラジアルギャップ型モータを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るラジアルギャップ型モータは、回転軸と、回転軸に固定された回転子と、回転子に対して径方向の外側に設けられた固定子と、固定子が固定されたケースと、回転軸とケースとに渡って設けられたベアリングと、を備え、ベアリングは、径方向に沿って見たときにベアリングの少なくとも一部が回転子に重なるように配置されている。
この発明に係るラジアルギャップ型モータでは、回転軸における軸方向を向く面には、ベアリングが挿入された回転軸溝が形成されている。
この発明に係るラジアルギャップ型モータでは、回転軸溝は、回転軸における径方向の中間の部分に配置されている。
この発明に係るラジアルギャップ型モータでは、回転子における軸方向を向く面には、ベアリングが挿入された回転子溝が形成されている。
この発明に係るラジアルギャップ型モータでは、回転子溝は、回転子における径方向の内側の部分に配置されている。
この発明に係るラジアルギャップ型モータでは、ケースは、軸方向において回転子に隣り合うように配置された蓋を有し、蓋は、軸方向において回転子に対向する蓋本体と、蓋本体から軸方向において回転子に近づく方向に延びた腕部と、を含み、腕部は、径方向に沿って見たときに腕部の少なくとも一部が回転子に重なるように配置されており、ベアリングは、径方向において腕部と回転軸との間に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係るラジアルギャップ型モータによれば、軸方向におけるラジアルギャップ型モータの寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るラジアルギャップ型モータを示す断面図である。
図1のラジアルギャップ型モータの要部を示す断面図である。
図1のラジアルギャップ型モータの要部を示す斜視図である。
図3のラジアルギャップ型モータの要部を軸方向の反対側から見た斜視図である。
実施の形態2に係るラジアルギャップ型モータの要部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るラジアルギャップ型モータを示す断面図である。ラジアルギャップ型モータは、回転軸1と、回転子2と、固定子3と、ケース4と、一対のベアリング5と、回転検出装置6と、ブレーキ装置7と、を備えている。
【0010】
回転軸1の軸線に沿った方向を軸方向D1とする。回転軸1の軸線に直交する平面において回転軸1の軸線を中心とする円の半径に沿った方向を径方向D2とする。回転軸1の軸線に直交する平面において回転軸1の軸線を中心とする円の円周に沿った方向を周方向D3とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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