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公開番号
2025108819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002245
出願日
2024-01-11
発明の名称
モータステータおよびその製造方法
出願人
多摩川精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
3/50 20060101AFI20250716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】半田を介してコイルの引出線部を基板に容易に接続させることができるモータステータを得る。
【解決手段】このモータステータは、ステータコア1と、ステータコア1に設けられたボビン2と、ボビン2を介してステータコア1に設けられたコイル3と、ボビン2に取り付けられた基板4と、を備え、コイル3は、ボビン2に巻かれている部分である巻線部31と、巻線部31から引き出されており、半田を介して基板4に接続された引出線部32と、を有し、ボビン2は、径方向D2を向く鍔部22を有し、鍔部22には、周方向D3に延びたスリット24が形成されており、基板4は、環状に形成された基板本体41と、基板本体41から径方向D2に突出した突起部42と、を有し、突起部42は、スリット24に挿入されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータコア(1)と、
前記ステータコア(1)に設けられたボビン(2)と、
前記ボビン(2)を介して前記ステータコア(1)に設けられたコイル(3)と、
前記ボビン(2)に取り付けられた基板(4)と、
を備え、
前記コイル(3)は、前記ボビン(2)に巻かれている部分である巻線部(31)と、前記巻線部(31)から引き出されており、半田を介して前記基板(4)に接続された引出線部(32)と、を有し、
前記ボビン(2)は、径方向を向いた鍔部(22)を有し、
前記鍔部(22)には、周方向に延びたスリット(24)が形成されており、
前記基板(4)は、環状に形成された基板本体(41)と、前記基板本体(41)から前記径方向に突出した突起部(42)と、を有し、
前記突起部(42)は、前記スリット(24)に挿入されているモータステータ。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記スリット(24)は、前記周方向の他方側が開口しており、
前記基板(4)が前記ボビン(2)に対して前記周方向の一方側に回転することによって、前記突起部(42)が前記スリット(24)に挿入されている請求項1に記載のモータステータ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のモータステータの製造方法であって、
前記突起部(42)が前記スリット(24)から外れている状態で、半田を介して前記引出線部(32)を前記基板(4)に接続する引出線部接続工程と、
前記引出線部接続工程の後、前記突起部(42)を前記スリット(24)に挿入して前記基板(4)を前記ボビン(2)に取り付ける基板取付工程と、
を備えているモータステータの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、モータステータおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ステータコアと、ボビンと、コイルと、基板と、を備えたモータステータが知られている。ボビンは、ステータコアに設けられている。コイルは、ボビンを介してステータコアに設けられている。基板は、ハウジングを介してステータコアに固定されている。コイルと基板とは、互いに電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-306858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コイルは、ボビンに巻かれている部分である巻線部と、巻線部から引き出された引出線部と、を備えている。コイルと基板との電気的な接続は、半田を介して引出線部を基板に接続させることによって行われる。
【0005】
モータステータの軸方向の寸法を小さくするために、基板がボビンに取り付けられる場合がある。基板がボビンに取り付けられる場合には、基板とコイルの巻線部との間の距離が小さくなるため、半田を介してコイルの引出線部を基板に接続させる作業が困難になるという問題点があった。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、半田を介してコイルの引出線部を基板に容易に接続させることができるモータステータおよびその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るモータステータは、ステータコアと、ステータコアに設けられたボビンと、ボビンを介してステータコアに設けられたコイルと、ボビンに取り付けられた基板と、を備え、コイルは、ボビンに巻かれている部分である巻線部と、巻線部から引き出されており、半田を介して基板に接続された引出線部と、を有し、ボビンは、径方向を向く鍔部を有し、鍔部には、周方向に延びたスリットが形成されており、基板は、環状に形成された基板本体と、基板本体から径方向に突出した突起部と、を有し、突起部は、スリットに挿入されている。
この発明に係るモータステータでは、スリットは、周方向の他方側が開口しており、基板がボビンに対して周方向の一方側に回転することによって、突起部がスリットに挿入されている。
この発明に係るモータステータの製造方法は、突起部がスリットから外れている状態で、半田を介して引出線部を基板に接続する引出線部接続工程と、接続工程の後、突起部をスリットに挿入して基板をボビンに取り付ける基板取付工程と、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係るモータステータおよびその製造方法によれば、半田を介してコイルの引出線部を基板に容易に接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るモータステータを示す斜視図である。
図1のモータステータを示す縦断面図である。
図1の基板を示す拡大図である。
図1のボビンを示す斜視図である。
図4のボビンを示す正面図である。
実施の形態1に係るモータステータの製造方法を示すフローチャートである。
図1の引出線部が半田を介して基板に接続されている様子を示す斜視図である。
図7のモータステータを示す平面図である。
図7のモータステータを示す正面図である。
図7の突起部が対応するスリットに対して周方向に挿入される様子を示す斜視図である。
図10のモータステータを示す平面図である。
図10のモータステータを示す正面図である。
図7の突起部が対応するスリットの周方向側壁面に達している様子を示す斜視図である。
図13のモータステータを示す平面図である。
図13のモータステータを示す正面図である。
比較例のモータステータを示す斜視図である。
図16の比較例のモータステータを示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るモータステータを示す斜視図である。図2は、図1のモータステータを示す縦断面図である。実施の形態1に係るモータステータは、ステータコア1と、複数のボビン2と、複数のコイル3と、基板4と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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