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公開番号
2025108823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002252
出願日
2024-01-11
発明の名称
アウターロータ型モータおよびその製造方法
出願人
多摩川精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/279 20220101AFI20250716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】永久磁石を着磁するための着磁装置を小型化することができるアウターロータ型モータを得る。
【解決手段】このアウターロータ型モータは、ステータ2と、ステータ2に対して径方D2向の外側に設けられたロータ3と、を備え、ロータ3は、回転軸1から径方向D2の外側へ延びたロータヨーク301と、ロータヨーク301に設けられ、周方向D3に並んで配置された複数の分割コア302と、複数の分割コア302のそれぞれに1つずつ設けられた複数の永久磁石303と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータ(2)と、
前記ステータ(2)に対して径方向の外側に設けられたロータ(3)と、
を備え、
前記ロータ(3)は、
回転軸(1)から径方向の外側へ延びたロータヨーク(301)と、
前記ロータヨーク(301)に設けられ、周方向に並んで配置された複数の分割コア(302)と、
前記複数の分割コア(302)のそれぞれに1つずつ設けられた複数の永久磁石(303)と、
を備えているアウターロータ型モータ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数の分割コア(302)のそれぞれには、前記複数の永久磁石(303)のうちの対応する永久磁石(303)が挿入される磁石挿入穴(307)が形成されている請求項1に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項3】
前記複数の分割コア(302)は、2種類の分割コア(302)から構成されており、
前記2種類の分割コア(302)のうちの一方の種類の分割コア(302)である第1分割コア(302a)における周方向の側面には、周方向の内側に窪んだ凹部(308)が形成されており、
前記2種類の分割コア(302)のうちの他方の種類の分割コア(302)である第2分割コア(302b)における周方向の側面には、周方向の外側へ突出した凸部(310)が形成されており、
前記第1分割コア(302a)および前記第2分割コア(302b)は、周方向に互いに隣り合うように配置されており、
互いに隣り合う前記第1分割コア(302a)および前記第2分割コア(302b)において、前記凸部(310)が前記凹部(308)に挿入されている請求項1または請求項2に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項4】
前記第1分割コア(302a)に設けられた永久磁石(303)および前記第2分割コア(302b)に設けられた永久磁石(303)のそれぞれの磁界の向きは、径方向において互いに反対の向きになっている請求項3に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項5】
前記複数の分割コア(302)は、互いに同一の形状に形成されており、
前記複数の分割コア(302)のそれぞれにおける周方向の一方側の面には、周方向の内側に窪んだ凹部(308)が形成されており、
前記複数の分割コア(302)のそれぞれにおける周方向の他方側の面には、周方向の外側へ突出した凸部(310)が形成されており、
前記複数の分割コア(302)における互いに隣り合う一対の分割コアにおいて、一方の分割コアの前記凸部(310)が他方の分割コアの前記凹部(308)に挿入されている請求項1または請求項2に記載のアウターロータ型モータ。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載のアウターロータ型モータの製造方法であって、
前記複数の分割コア(302)のそれぞれに、着磁前の永久磁石(303)を1つずつ設ける着磁前永久磁石取付工程と、
前記着磁前永久磁石取付工程の後、着磁前の永久磁石(303)のそれぞれを着磁する着磁工程と、
前記着磁工程の後、前記複数の分割コア(302)を周方向に並べて前記ロータヨーク(301)に取り付ける分割コア取付工程と、
を備えているアウターロータ型モータの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、アウターロータ型モータおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ステータと、ステータに対して径方向の外側に設けられたロータと、を備えたアウターロータ型モータが知られている。ロータは、回転軸から径方向の外側へ延びたロータヨークと、ロータヨークに設けられた円筒状のロータコアと、ロータコアに設けられ、周方向に並べられた複数の永久磁石と、を有している。ロータコアには、複数の永久磁石のそれぞれが1つずつ挿入される複数の磁石挿入穴が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-17543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
着磁前のそれぞれの永久磁石がそれぞれの磁石挿入穴に挿入された状態で、それぞれの永久磁石が着磁される。しかしながら、特許文献1に記載されたアウターロータ型モータの構成では、径方向におけるロータの寸法が大きい場合には、永久磁石を着磁するための着磁装置が大型化してしまうという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、永久磁石を着磁するための着磁装置を小型化することができるアウターロータ型モータおよびその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るアウターロータ型モータは、ステータと、ステータに対して径方向の外側に設けられたロータと、を備え、ロータは、回転軸から径方向の外側へ延びたロータヨークと、ロータヨークに設けられ、周方向に並んで配置された複数の分割コアと、複数の分割コアのそれぞれに1つずつ設けられた複数の永久磁石と、を備えている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、複数の分割コアのそれぞれには、複数の永久磁石のうちの対応する永久磁石が挿入される磁石挿入穴が形成されている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、複数の分割コアは、2種類の分割コアから構成されており、2種類の分割コアのうちの一方の種類の分割コアである第1分割コアにおける周方向の側面には、周方向の内側に窪んだ凹部が形成されており、2種類の分割コアのうちの他方の種類の分割コアである第2分割コアにおける周方向の側面には、周方向の外側へ突出した凸部が形成されており、第1分割コアおよび第2分割コアは、周方向に互いに隣り合うように配置されており、互いに隣り合う第1分割コアおよび第2分割コアにおいて、凸部が凹部に挿入されている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、第1分割コアに設けられた永久磁石および第2分割コアに設けられた永久磁石のそれぞれの磁界の向きは、径方向において互いに反対の向きになっている。
この発明に係るアウターロータ型モータでは、複数の分割コアは、互いに同一の形状に形成されており、複数の分割コアのそれぞれにおける周方向の一方側の面には、周方向の内側に窪んだ凹部が形成されており、複数の分割コアのそれぞれにおける周方向の他方側の面には、周方向の外側へ突出した凸部(310)が形成されており、複数の分割コアにおける互いに隣り合う一対の分割コアにおいて、一方の分割コアの凸部が他方の分割コアの凹部に挿入されている。
この発明に係るアウターロータ型モータの製造方法は、複数の分割コアのそれぞれに、着磁前の永久磁石を1つずつ設ける着磁前永久磁石取付工程と、着磁前永久磁石取付工程の後、着磁前の永久磁石のそれぞれを着磁する着磁工程と、着磁工程の後、複数の分割コアを周方向に並べてロータヨークに取り付ける分割コア取付工程と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係るアウターロータ型モータおよびその製造方法によれば、永久磁石を着磁するための着磁装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るアウターロータ型モータを示す断面図である。
図1のロータヨークを示す斜視図である。
図2のロータヨークを示す部分断面図である。
図1の第1分割コアを示す斜視図である。
図4の第1分割コアを示す部分断面図である。
図1の第2分割コアを示す斜視図である。
図6の第2分割コアを示す部分断面図である。
図1のロータヨーク、複数の分割コアおよび複数の永久磁石を示す斜視図である。
図8のロータヨーク、複数の分割コアおよび複数の永久磁石を示す平面図である。
実施の形態1に係るアウターロータ型モータの製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るアウターロータ型モータを示す断面図である。アウターロータ型モータは、回転軸1と、ステータ2と、ロータ3と、ベアリング4と、を備えている。
【0010】
回転軸1の形状は、円柱状になっている。回転軸1の軸線に沿った方向を軸方向D1とする。回転軸1の軸線に直交する平面において回転軸1の軸線を中心とする円の半径に沿った方向を径方向D2とする。回転軸1の軸線に直交する平面において回転軸1の軸線を中心とする円の円周に沿った方向を周方向D3とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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