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公開番号2025107244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025073548,2021028842
出願日2025-04-25,2021-02-25
発明の名称無人飛行体の飛行管理方法、無人飛行体の飛行管理システムおよび管理端末
出願人株式会社Liberaware
代理人One ip弁理士法人
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250710BHJP(計算;計数)
要約【課題】小型の無人飛行体のセキュリティを確保すること。
【解決手段】本開示による無人飛行体1の飛行管理方法は、管理端末20と、識別用端末30とを含むシステムにおいて、管理端末20が、識別用端末30から得られる識別IDと、無人飛行体1から得られる機体IDとを突き合わせて機体IDを検証することと、検証の結果、機体IDが認証された場合に、無人飛行体1に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出することと、識別用端末30に対して、飛行許可通知の送出対象である無人飛行体1の飛行状況を示す情報を送出することと、を含み、識別用端末30が、管理端末20から送出された無人飛行体1の飛行状況を外部に継続的に発信することと、を含む。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
無人飛行体の飛行管理方法であって、
管理端末と、識別用端末とを含むシステムにおいて、
前記管理端末が、
前記識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証することと、
前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された場合に、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出することと、
前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出することと、
を含み、
前記識別用端末が、
前記管理端末から送出された前記無人飛行体の飛行状況を外部に継続的に発信することと、
を含む、無人飛行体の飛行管理方法。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記識別用端末は、前記無人飛行体には備えられてない、請求項１に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項３】
前記飛行の所定の制限は、前記無人飛行体の飛行可能時間の制限を含む、請求項１または２に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項４】
前記飛行の所定の制限は、前記無人飛行体の飛行可能領域の制限を含む、請求項１～３のいずれか１項に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項５】
前記飛行可能領域は、前記識別用端末の通信可能距離に基づいて決定される、請求項４に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項６】
前記管理端末は、前記無人飛行体の飛行の完了に係る情報に基づいて、前記飛行許可を解除するための情報を送出する、請求項１～５のいずれか１項に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項７】
前記管理端末の前記検証において、
前記管理端末は、前記管理端末と前記無人飛行体とが有線通信により接続された状態で前記検証を行う、請求項１～６のいずれか１項に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項８】
前記管理端末は、前記検証後に前記管理端末と前記無人飛行体との有線通信の接続を解除の動作に基づいて、前記無人飛行体に対して前記飛行許可通知を送出する、請求項７に記載の無人飛行体の飛行管理方法。
【請求項９】
無人飛行体の飛行管理システムであって、
管理端末と、識別用端末とを備え、
前記管理端末は、検証部と、送出部とを備え、
前記検証部は、前記識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証し、
前記送出部は、
前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出し、
前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出し、
前記識別用端末は発信部を備え、
前記発信部は、前記管理端末から送出された前記無人飛行体の飛行状況を外部に継続的に発信する、
無人飛行体の飛行管理システム。
【請求項１０】
無人飛行体の飛行管理のための管理端末であって、
前記管理端末は、検証部と、送出部とを備え、
前記検証部は、前記無人飛行体の飛行状況を外部に発信するための識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証し、
前記送出部は、
前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された場合に、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出し、
前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出する、
管理端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、無人飛行体の飛行管理方法、無人飛行体の飛行管理システムおよび管理端末に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
無人飛行体（ＵＡＶ：ＵｎｍａｎｎｅｄＡｅｒｉａｌＶｅｈｉｃｌｅ）の産業への応用が広がるにつれ、無人飛行体の運用に関するセキュリティが求められる。例えば、特許文献１には、ドローンの飛行制御ユニットに組み込まれた識別モジュール用いて、ドローンを識別する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１７－５３２２３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
識別モジュールは重量があるため、小型の無人飛行体への積載は困難である。
【０００５】
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型の無人飛行体のセキュリティを確保することが可能な無人飛行体の飛行管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示によれば、無人飛行体の飛行管理方法であって、管理端末と、識別用端末とを含むシステムにおいて、前記管理端末が、前記識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証することと、前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された場合に、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出することと、前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出することと、を含み、前記識別用端末が、前記管理端末から送出された前記無人飛行体の飛行状況を外部に継続的に発信することと、を含む、無人飛行体の飛行管理方法が提供される。
【０００７】
また、本開示によれば、無人飛行体の飛行管理システムであって、管理端末と、識別用端末とを備え、前記管理端末は、検証部と、送出部とを備え、前記検証部は、前記識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証し、前記送出部は、前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された場合に、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出し、前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出し、前記識別用端末は発信部を備え、前記発信部は、前記管理端末から送出された前記無人飛行体の飛行状況を外部に継続的に発信する、無人飛行体の飛行管理システムが提供される。
【０００８】
また、本開示によれば、無人飛行体の飛行管理のための管理端末であって、前記管理端末は、検証部と、送出部とを備え、前記検証部は、前記無人飛行体の飛行状況を外部に発信するための識別用端末から得られる識別ＩＤと、前記無人飛行体から得られる機体ＩＤとを突き合わせて前記機体ＩＤを検証し、前記送出部は、前記検証の結果、前記機体ＩＤが認証された場合に、前記無人飛行体に対して飛行の所定の制限を伴う飛行許可通知を送出し、前記識別用端末に対して、前記飛行許可通知の送出対象である前記無人飛行体の飛行状況を示す情報を送出する、管理端末が提供される。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、小型の無人飛行体のセキュリティを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示の一実施形態に係る無人飛行体の飛行管理方法が適用されるユースケースの一例を示す概要図である。
同実施形態に係る無人飛行体１のハードウェア構成例を示す図である。
同実施形態に係る管理端末２０の構成を示すブロック図である。
同実施形態に係る管理端末２０および識別用端末３０の機能構成の一例を示すブロック図である。
同実施形態に係る無人飛行体１の飛行管理方法の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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