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公開番号
2025107067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000808
出願日
2024-01-05
発明の名称
CT撮影に用いる放射線遮蔽体の性能評価方法
出願人
株式会社メディテックジャパン
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
6/06 20060101AFI20250710BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】CT撮影に放射線遮蔽体を用いた場合に、この遮蔽体の性能を正しく評価できる評価方法の提供を目的とする。
【解決手段】CT(Computed Tomography)撮影に用いる放射線遮蔽体の性能評価方法であって、前記CT撮影はX線管を螺旋軌道に沿って旋回するヘリカルスキャンであり、前記遮蔽体を有する状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と、前記遮蔽体を有していない状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体無しの線量分布D
o,i
とから線量低減率(DRF:Dose Reduction Factor)を算出することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
CT(Computed Tomography)撮影に用いる放射線遮蔽体の性能評価方法であって、前記CT撮影は放射線管を螺旋軌道に沿って旋回するヘリカルスキャンであり、前記遮蔽体を有する状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体有りのときの線量分布D
w,i
と、前記遮蔽体を有していない状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体無しのときの線量分布D
o,i
とから線量低減率(DRF:Dose Reduction Factor)を算出することを特徴とする放射線遮蔽体の性能評価方法。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と遮蔽体無しの線量分布D
o,i
は、放射線の入射角度を医用画像から算出して前記入射角度を対応させたものであることを特徴とする請求項1記載の放射線遮蔽体の性能評価方法。
【請求項3】
前記遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と遮蔽体無しの線量分布D
o,i
とは、線量の計測値の大きい順又は小さい順に並べ替えて対応させたものであることを特徴とする請求項1記載の放射線遮蔽体の性能評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータ断層撮影(CT:Computed Tomography)に用いられる放射線遮蔽体の性能の評価方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
X線照射等によるCT撮影の際には、被検者のいろいろな組織、例えば甲状腺、水晶体、生殖腺等の組織への放射線(X線)照射による被曝を低減するために放射線遮蔽体が用いられている。
遮蔽体による放射線の線量低減率(DRF:Dose Reduction Factor)等に関する一般的なシールド性能の評価方法は、X線管等の照射源と面積線量計の間に評価対象となる放射線遮蔽体を挿入し、遮蔽体の有無による線量計測値の差により求められ、その値が製品に明記されることが一般的であった。
【0003】
しかし、実際のCT撮影においては、X線管を螺旋軌道に沿って旋回させながら撮影するヘリカルスキャンが主流になっている。
【0004】
上記の一般的な放射線遮蔽体の評価方法とCT撮影の比較例を概念図として、図14に示す。
この図に示すように、X線管が螺旋状に移動するため、線量低減率は一般的な放射線遮蔽体の評価方法で計測された値と相違することになる。
【0005】
本発明者らは、これまでにCT画像の被検体部外に設定した複数のROI(関心領域)のCT値のばらつき(SD)からSD分布を作成し、SD重心のなす角θ
SD
を求め、X線の入射方向を推定することができることを提案している(特許文献1)。
本発明は、上記技術を応用してCT撮影に用いられる遮蔽体の評価方法を検討し、得られたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特願2023-111491号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、放射線遮蔽体をCT撮影に用いた場合に、この遮蔽体の性能を正しく評価できる評価方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る放射線遮蔽体の性能評価方法は、CT(Computed Tomography)撮影に用いる放射線遮蔽体の性能評価方法であって、前記CT撮影は放射線管を螺旋軌道に沿って旋回するヘリカルスキャンであり、前記遮蔽体を有する状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と、前記遮蔽体を有していない状態でヘリカルスキャンを実施して計測された遮蔽体無しの線量分布D
o,i
とから線量低減率(DRF:Dose Reduction Factor)を算出することを特徴とする。
【0009】
本発明は、遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と遮蔽体無しの線量分布D
o,i
を用いて線量低減率(DRF)を求めることで、CT撮影に用いた場合の実効的な遮蔽体の性能を評価する点に特徴がある。
しかし、このような測定を行った場合には、遮蔽体有りの線量分布D
w,i
を計測する際のX線の入射方向と、遮蔽体無しの線量分布D
o,i
を計測する際のX線の入射方向が異なることが問題となる。
【0010】
そこで、遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と遮蔽体無しの線量分布D
o,i
は、放射線の入射角度を医用画像から算出して前記入射角度を対応させたものであるのが好ましい。
また、簡便な方法としては、遮蔽体有りの線量分布D
w,i
と遮蔽体無しの線量分布D
o,i
は線量の計測値の大きい順又は小さい順に並べ替えて対応させたものでもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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