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公開番号
2025107057
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000783
出願日
2024-01-05
発明の名称
インクジェット画像形成装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250710BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッドモジュールを取付ベースに対して第1方向に高精度に位置調整すること。
【解決手段】取付ベースにヘッドモジュールが第1方向に位置調整可能に設けられ、取付ベースに調整部材が第1方向に交差する第2方向に移動可能に設けられている。調整部材は、ヘッドモジュール側の被当接部に当接する当接部を有し、第1付勢部材は、被当接部を当接部側に付勢する。被当接部及び当接部の少なくとも一方は、前記第2方向に対して傾斜した傾斜面になっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
取付ベースに第1方向に位置調整可能に設けられたヘッドモジュールと、
前記取付ベースに前記第1方向に交差する第2方向に移動可能に設けられ、前記ヘッドモジュール側の被当接部に当接する当接部を有し、前記ヘッドモジュールを前記第1方向に位置調整するための調整部材と、
前記被当接部を前記当接部側に付勢する第1付勢部材と、を備え、
前記調整部材の前記第2方向の移動が前記ヘッドモジュールの前記第1方向の移動に変換されるように、前記被当接部及び前記当接部の少なくとも一方は、前記第2方向に対して傾斜した傾斜面になっている、
インクジェット画像形成装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記当接部を前記被当接部側に付勢する第2付勢部材を更に備える、
請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項3】
前記第1方向は、副走査方向である、
請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項4】
前記ヘッドモジュールは、前記取付ベースに設けた第1位置決め穴に係合する第1位置決めピンを有し、
前記ヘッドモジュールの副走査方向の移動は、前記第1位置決めピンを中心とした回転運動に変換される、
請求項3に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項5】
前記取付ベースに副走査方向に移動可能に設けられ、第2位置決め穴を有した位置決め部材を更に備え、
前記ヘッドモジュールは、前記位置決め部材の前記第2位置決め穴に係合する第2位置決めピンを有し、
前記位置決め部材の一部は、前記被当接部である、
請求項4に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項6】
前記第2位置決め穴は、主走査方向に延びた長穴である、
請求項5に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項7】
前記被当接部は、前記第2方向に対して傾斜した傾斜面になっており、
前記当接部は、前記被当接部の前記傾斜面と反対方向に傾斜した傾斜面、R面、又はエッジである、
請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項8】
前記当接部をR面又はエッジにした場合には、前記被当接部の硬度は、前記当接部の硬度よりも高い、
請求項7に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項9】
前記調整部材は、前記取付ベースに設けたネジ穴に螺合するネジ部を有し、前記第2方向の一方側又は他方側から接続された工具の回転操作によって前記第2方向に移動する、
請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
【請求項10】
前記調整部材は、前記取付ベースに設けた嵌合穴に前記第2方向に移動可能に嵌合する嵌合部を有する、
請求項9に記載のインクジェット画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット画像形成装置において、記録媒体に対してインクを吐出するヘッドモジュールが取付ベースに対して第1方向に位置調整可能になっている。例えば、特許文献1に示すように、取付ベースには、操作部材(特許文献1では調整ねじと称される)が基準ブロックを介して第1方向に直交する第2方向に移動可能に設けられている。操作部材は、その中間部に、ネジ部を有している。
【0003】
操作部材のネジ部には、ヘッドモジュールを第1方向に位置調整するための調整ブロックが螺合して設けられており、調整ブロックは、操作部材のネジ部を螺合させるためのネジ穴を有している。調整ブロックは、基準ブロック(取付ベース)に対して回転不能に構成されている。調整ブロックは、ヘッドモジュール側の被当接部(特許文献1では移動体の傾斜面と称される)に当接する当接部(特許文献1では傾斜面と称される)を有している。
【0004】
取付ベースの適宜位置には、被当接部を当接部側に付勢するボールプランジャが設けられている。操作部材の第2方向の移動がヘッドモジュールの第1方向の移動に変換されるように、ヘッドモジュール側の被当接部及び調整ブロックの当接部は、それぞれ、第2方向に対して傾斜した傾斜面になっている。調整ブロックの当接部の傾斜面は、ヘッドモジュール側の被当接部の傾斜面と反対方向に傾斜している。
【0005】
前記の構成により、回転操作によって操作部材が回転すると、操作部材のネジ部と調整ブロックのネジ穴との螺合作用によって調整ブロックが第2方向(操作部材の軸方向)に移動する。すると、ボールプランジャの付勢力によってヘッドモジュール側の被当接部と調整ブロックの当接部との接触を保った状態で、ヘッドモジュールが第1方向に移動する。これにより、ヘッドモジュールを取付ベースに対して第1方向に位置調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-29044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、操作部材と当接部を有した調整ブロックが別部品であるため、調整ブロックを操作部材に取付ける際に、操作部材と調整ブロックの当接部との間のガタが生じ易い。操作部材のネジ部と調整ブロックのネジ穴との螺合作用によって調整ブロックが第2方向に移動する際に、操作部材の軸心に対する調整ブロックの当接部の微小な偏心移動が生じる。そのため、回転操作によって操作部材を第2方向に移動させても、ヘッドモジュールを取付ベースに対して第1方向に高精度に位置調整することが困難であるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、ヘッドモジュールを取付ベースに対して第1方向に高精度に位置調整することができる、インクジェット画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のインクジェット画像形成装置の一態様は、
取付ベースに第1方向に位置調整可能に設けられたヘッドモジュールと、
前記取付ベースに前記第1方向に交差する第2方向に移動可能に設けられ、前記ヘッドモジュール側の被当接部に当接する当接部を有し、前記ヘッドモジュールを前記第1方向に位置調整するための調整部材と、
前記被当接部を前記当接部側に付勢する第1付勢部材と、を備え、
前記調整部材の前記第2方向の移動が前記ヘッドモジュールの前記第1方向の移動に変換されるように、前記被当接部及び前記当接部の少なくとも一方は、前記第2方向に対して傾斜した傾斜面になっている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ヘッドモジュールを取付ベースに対して第1方向に高精度に位置調整することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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