TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025108806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002219
出願日
2024-01-11
発明の名称
静電吸着装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H01L
21/677 20060101AFI20250716BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】より安定的にワークをリリースできる静電吸着装置を提供する。
【解決手段】静電吸着装置100は、電圧の印加によりワークWを電気的に吸着する吸着部21と、ワークWを吸着部21からリリースする際に、吸着部21からのリリースを促進するリリース促進部と、を備える。リリース促進部は、例えばワークWとの接触部の少なくとも一部が可撓性を有する吸着部21を変形させる変形部23や、吸着部21を加振する加振部25を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
電圧の印加によりワークを電気的に吸着する吸着部と、
前記ワークを前記吸着部からリリースする際に、前記吸着部からのリリースを促進するリリース促進部と、を備える静電吸着装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記吸着部のうち、前記ワークとの接触部の少なくとも一部は可撓性を有し、
前記リリース促進部は、前記接触部の面積が低減するように前記吸着部を変形させる変形部を備える請求項1に記載の静電吸着装置。
【請求項3】
前記リリース促進部は、前記吸着部を加振する加振部を備える請求項1に記載の静電吸着装置。
【請求項4】
前記加振部は、前記吸着部の位置と前記ワークのリリース位置とを結ぶ方向に前記吸着部を加振する請求項3に記載の静電吸着装置。
【請求項5】
前記リリース促進部は、前記吸着部に逆電圧を印加した時に前記ワークとの接触面に形成される複数の凸部を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の静電吸着装置。
【請求項6】
第1の位置から第2の位置へ前記吸着部を搬送する駆動部と、
前記第1の位置において、前記吸着部に電圧を印加させて前記ワークを電気的に吸着させ、
前記第2の位置において、前記吸着部への電圧の印加を停止又は前記吸着部へ逆電圧を印加させて前記吸着部から前記ワークをリリースさせる制御部と、を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の静電吸着装置。
【請求項7】
前記第2の位置には、電圧の印加により前記ワークを電気的に吸引する吸引部が設けられ、
前記制御部は、前記吸着部に逆電圧を印加させた際に、前記吸引部に電圧を印加させる請求項6に記載の静電吸着装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記ワークを前記吸着部からリリースする際に、前記ワークの重心に応じて前記第2の位置に対する前記吸着部の角度を調整する請求項6に記載の静電吸着装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電吸着装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、所定のワークを吸着部でピックした上で搬送し、目的位置でリリースする吸着装置が知られている。具体的には、例えば特許文献1及び2に示すような、吸着部でエアーを吸引することで負圧を形成して、当該負圧によってワークをピックする真空吸着装置が知られている。
【0003】
しかしながら、このような真空吸着装置は、エアーのみならずワーク周辺に存在する異物もピックして、吸着力が低下するおそれがある。また、ワークが極小である場合は、当該ワークをピックできるだけの負圧を形成しきれないことがある。
【0004】
そこで、例えば、特許文献3及び4には、電圧の印加によってワークを静電吸着させる、静電吸着装置が記載されている。当該構成によれば、極小のワークであっても十分にピックできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-202239号公報
特開2002-134601号公報
特開2009-066739号公報
特開2012-018969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献3及び4に係る静電吸着装置は、ワークが極小である場合に、残留電荷によるクーロン力のためにリリースできないことがある。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、ワークの安定したリリースができる吸着部及び静電吸着装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、静電吸着装置であって、
電圧の印加によりワークを電気的に吸着する吸着部と、
前記ワークを前記吸着部からリリースする際に、前記吸着部からのリリースを促進するリリース促進部と、を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の静電吸着装置であって、
前記吸着部のうち、前記ワークとの接触部の少なくとも一部は可撓性を有し、
前記リリース促進部は、前記接触部の面積が低減するように前記吸着部を変形させる変形部を備える。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の静電吸着装置であって、
前記リリース促進部は、前記吸着部を加振する加振部を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
雄端子
13日前
個人
後付地震遮断機
17日前
個人
超精密位置決め機構
18日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
21日前
愛知電機株式会社
電力機器
10日前
日機装株式会社
加圧装置
5日前
ヒロセ電機株式会社
端子
10日前
CKD株式会社
巻回装置
20日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
住友電装株式会社
端子
12日前
株式会社大阪ソーダ
複合固体電解質
27日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
27日前
矢崎総業株式会社
電線
28日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
日本特殊陶業株式会社
保持装置
25日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
3日前
ダイハツ工業株式会社
固定治具
27日前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
18日前
個人
“hi-light surf.”
26日前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
5日前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
今日
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
5日前
ローム株式会社
半導体装置
今日
TOWA株式会社
製造装置
25日前
東レエンジニアリング株式会社
実装装置
28日前
住友電装株式会社
コネクタ
12日前
株式会社村田製作所
アンテナ装置
19日前
株式会社東芝
回路素子
19日前
三菱電機株式会社
半導体装置
27日前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
日本バイリーン株式会社
負極部材および電池
20日前
続きを見る
他の特許を見る