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公開番号2025106156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-14
出願番号2024208645
出願日2024-11-29
発明の名称ブランドカラーに基づく自動化グラフィカルユーザインタフェースカスタマイゼーション
出願人エスアーペー エスエー
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/0481 20220101AFI20250707BHJP(計算;計数)
要約【課題】組織の1つまたは複数のブランドカラーに基づいてGUIをカスタマイズするためのシステム、方法およびコンピュータプログラム製品実施形態を開示すること。
【解決手段】例えば、組織のブランドカラーが設計システムによって取得され、設計システムの様々なパラメータに割り当てられるデフォルトカラーに関して分析されてもよい。パラメータは、アプリケーションのGUIの様々なUI要素(例えば、ボタン、テキスト、背景、境界等)に対応してもよい。1つの例では、設計システムは、取得されたブランドカラーの各々と様々なパラメータに割り当てられるデフォルトカラーとの間の類似度を判定してもよい。或るパラメータに対して、設計システムは、パラメータにデフォルトカラーに関して最大類似度を有するブランドカラーを割り当ててもよい。アプリケーションのGUIは、新しく割り当てられたブランドカラーに従って描画されてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
組織と関連付けられる1つまたは複数のブランドカラーのインジケーションを取得するステップと、
アプリケーションのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)のための設計システムの複数のパラメータの有向グラフ表現を生成するステップであって、前記複数のパラメータの各々が、それぞれのデフォルトパラメータカラーを割り当てられる、ステップと、
前記有向グラフ表現のそれぞれのルートノードに対応する前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータを判定するステップであって、各それぞれのルートノードが、前記少なくとも1つのパラメータのそれぞれのパラメータを前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つの他のパラメータに対応する前記有向グラフ表現の少なくとも1つの子ノードに結合するそれぞれの数の外向エッジを有する、ステップと、
前記1つまたは複数のブランドカラーの各ブランドカラーに対して、
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間のそれぞれの類似度を判定するステップと、
前記それぞれの類似度を前記少なくとも1つのパラメータと対応する前記それぞれのルートノードの前記それぞれの外向エッジの数と組み合わせて、前記ブランドカラーおよび前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられるそれぞれの組合せ値を生成するステップと、
前記ブランドカラーに関して最大のそれぞれの組合せ値を有する前記ブランドカラーに対する前記少なくとも1つのパラメータのうちの特定のパラメータを判定するステップと、
前記特定のパラメータが前記最大のそれぞれの組合せ値を有するとの判定に応答して、前記特定のパラメータに前記ブランドカラーを割り当てるステップと、
前記アプリケーションの前記GUIを前記特定のパラメータに割り当てられる前記ブランドカラーに基づいて描画させるステップと
を含む、コンピュータにより実装される方法。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
前記1つまたは複数のブランドカラーを取得するステップが、
前記組織のロゴのカラーヒストグラムに基づいて前記1つまたは複数のブランドカラーを判定するステップ、または、
前記組織の前記ロゴを備える画像から前記1つまたは複数のブランドカラーを抽出するように命令される大規模言語モデルを介して前記1つまたは複数のブランドカラーを判定するステップ
を含む、請求項1に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項3】
各パラメータと対応する各それぞれのルートノードの外向エッジの各それぞれの数に基づいて前記少なくとも1つのパラメータの各パラメータを順に並べるステップ
を更に含む、請求項1に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項4】
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間の前記それぞれの類似度が所定の閾値を超えていると判定するステップと、
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間の前記それぞれの類似度が前記所定の閾値を超えているとの判定に応答して、少なくとも1つのパラメータへの前記ブランドカラーの割当てを回避するステップと
を更に含む、請求項1に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項5】
前記最大のそれぞれの組合せ値よりも小さい各それぞれの組合せ値に対して、割当てのために前記それぞれの組合せ値と関連付けられるブランドカラーの前記1つまたは複数のうちのそれぞれのブランドカラーおよび前記特定のパラメータを回避するステップ
を更に含む、請求項1に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項6】
前記ブランドカラーが複数の第1のカラー値と関連付けられ、前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーが複数の第2のカラー値と関連付けられる、請求項1に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項7】
前記複数の第1のカラー値が第1の色相値、第1の彩度値および第1の明度値を含み、前記複数の第2のカラー値が第2の色相値、第2の彩度値および第2の明度値を含む、請求項6に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項8】
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間の前記それぞれの類似度を判定するステップが、
前記第1の色相値および前記第2の色相値に基づいて第1の差を判定するステップと、
前記第1の彩度値および前記第2の彩度値に基づいて第2の差を判定するステップと、
前記第1の明度値および前記第2の明度値に基づいて第3の差を判定するステップと、
前記第1の差、前記第2の差、および前記第3の差に基づいて積を判定するステップであって、前記積が前記類似度に相当する、ステップと
を含む、請求項7に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項9】
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間の前記それぞれの類似度を判定するステップが、
前記第1の色相値、前記第2の色相値、前記第1の彩度値、前記第2の彩度値、前記第1の明度値、前記第2の明度値を正規化するステップと、
前記正規化された第1の色相値および前記正規化された第2の色相値に基づいて第1の差を判定するステップと、
前記第1の差に第1の重みパラメータを適用して、加重された第1の差を生成するステップと、
前記正規化された第1の彩度値および前記正規化された第2の彩度値に基づいて第2の差を判定するステップと、
前記第2の差に第2の重みパラメータを適用して、加重された第2の差を生成するステップと、
前記正規化された第1の明度値および前記正規化された第2の明度値に基づいて第3の差を判定するステップと、
前記第3の差に第3の重みパラメータを適用して、加重された第3の差を生成するステップと、
前記加重された第1の差、前記加重された第2の差、および前記加重された第3の差に基づいて和を判定するステップであって、前記和が前記類似度に相当する、ステップと
を含む、請求項7に記載のコンピュータにより実装される方法。
【請求項10】
メモリと、
前記メモリに結合される少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
組織と関連付けられる1つまたは複数のブランドカラーのインジケーションを取得することと、
アプリケーションのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)のための設計システムの複数のパラメータの有向グラフ表現を生成することであって、前記複数のパラメータの各々が、それぞれのデフォルトパラメータカラーを割り当てられる、生成することと、
前記有向グラフ表現のそれぞれのルートノードに対応する前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータを判定することであって、各それぞれのルートノードが、前記少なくとも1つのパラメータのそれぞれのパラメータを前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つの他のパラメータに対応する前記有向グラフ表現の少なくとも1つの子ノードに結合するそれぞれの数の外向エッジを有する、判定することと、
前記1つまたは複数のブランドカラーの各ブランドカラーに対して、
前記ブランドカラーと前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられる前記それぞれのデフォルトパラメータカラーとの間のそれぞれの類似度を判定することと、
前記それぞれの類似度を前記少なくとも1つのパラメータと対応する前記それぞれのルートノードの前記それぞれの外向エッジの数と組み合わせて、前記ブランドカラーおよび前記少なくとも1つのパラメータと関連付けられるそれぞれの組合せ値を生成することと、
前記ブランドカラーに関して最大のそれぞれの組合せ値を有する前記ブランドカラーに対する前記少なくとも1つのパラメータのうちの特定のパラメータを判定することと、
前記特定のパラメータが前記最大のそれぞれの組合せ値を有するとの判定に応答して、前記特定のパラメータに前記ブランドカラーを割り当てることと、
前記アプリケーションの前記GUIを前記特定のパラメータに割り当てられる前記ブランドカラーに基づいて描画させることと
をするように構成される、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組織の1つまたは複数のブランドカラーに基づいてGUIをカスタマイズするためのシステム、装置、デバイス、方法および/もしくはコンピュータプログラム製品実施形態、ならびに/またはその組合せおよび下位組合せに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
カスタムテーマは、組織にとって重要な役割を果たす。例えば、そのようなテーマは、ユーザ体験に唯一性および個別化を添える。ユーザインタフェーステーマデザイナは、個別の嗜好に合わせたあつらえのテーマを立案するための好都合な出発点を提示し得る。ユーザインタフェーステーマデザイナの使用により、顧客は、自分のアプリケーションに自分の企業ブランディングをたやすく取り入れることができる。しかしながら、テーマを生成することは、常に容易であるわけではない。ユーザは、自社の企業ブランディングガイドラインを知り、次いでテーマパラメータに従ってそれらをマッピングする必要がある。問題は、ユーザインタフェーステーマデザイナが何百もの種々のカスタマイズ可能なパラメータを有し得るということである。ユーザは、カスタムテーマが組織のブランドに合致する望ましい様相を提供することを確実にするためにテーマを生成するときに細心の注意を払わなければならない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
添付図面が本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0004】
いくつかの実施形態に係る、アプリケーションのユーザインタフェースをカスタマイズするように構成されるシステムのブロック図である。
いくつかの実施形態に係る、設計システムの有向グラフ表現である。
いくつかの実施形態に係る、取得されたブランドカラーのリストおよび最も影響を与えると判定されるパラメータに割り当てられるデフォルトカラーのリストを備えるテーブルである。
いくつかの実施形態に係る、二乗差の積に基づいて判定される類似度を備えるテーブルである。
いくつかの実施形態に係る、正規化ブランドカラー値のリストおよび最も影響を与えると判定されるパラメータに割り当てられる正規化デフォルトカラー値のリストを備えるテーブルである。
いくつかの実施形態に係る、加重二乗差の和に基づいて判定される類似度を備えるテーブルである。
いくつかの実施形態に係る、1つまたは複数のブランドカラーに基づいてグラフィカルユーザインタフェース(GUI)をカスタマイズするためのプロセスを例示するフローチャートである。
いくつかの実施形態に係る、種々のカラー値の差の積に基づいてブランドカラーとパラメータと関連付けられるデフォルトパラメータカラーとの間の類似度を判定するための方法のためのフローチャートである。
いくつかの実施形態に係る、種々のカラー値の差の和に基づいてブランドカラーとパラメータと関連付けられるデフォルトパラメータカラーとの間の類似度を判定するための方法のためのフローチャートである。
様々な実施形態を実装するために有用なコンピュータシステム例である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
図面中、同様の参照番号は、一般に同一または類似の要素を示す。追加的に、一般に、参照番号の最上位桁は、その参照番号が最初に現れる図面を特定する。
【0006】
本明細書に提供されるのは、組織の1つまたは複数のブランドカラーに基づいてGUIをカスタマイズするためのシステム、装置、デバイス、方法および/もしくはコンピュータプログラム製品実施形態、ならびに/またはその組合せおよび下位組合せである。例えば、組織のブランドカラーが設計システムによって取得され、設計システムの様々なパラメータに割り当てられるデフォルトカラーに関して分析されてもよい。パラメータは、アプリケーションのGUIの様々なUI要素(例えば、ボタン、テキスト、背景、境界等)に対応してもよい。1つの例では、設計システムは、取得されたブランドカラーの各々と様々なパラメータに割り当てられるデフォルトカラーとの間の類似度を判定してもよい。或るパラメータに対して、設計システムは、パラメータにデフォルトカラーに関して最大類似度を有するブランドカラーを割り当ててもよい。アプリケーションのGUIは、新しく割り当てられたブランドカラーに従って描画されてもよい。
【0007】
本明細書に記載される実施形態は、ユーザに何百もの種々のパラメータに対して手動で色を選択させることなく自動的に色の調和集合を選択し、それらを完全に新しいカスタムテーマへ織り上げる。例えば、設計システムは、ユーザがブランドカラーを特定し得るインタフェースを提供してもよい。別の例では、設計システムは、ユーザが組織を表す画像(例えば、ロゴ)をアップロードし得るインタフェースを提供してもよい。画像をアップロードしたことに応じて、設計システムは、画像を分析して、組織を表すブランドカラーを自動的に判定してもよい。いずれの例でも、一旦ブランドカラーが判定されると、設計システムは、本明細書に記載される様々な技術に基づいてどのパラメータがどのブランドカラーを割り当てられることになるかを自動的に判定する。
【0008】
そのような単純かつユーザフレンドリな対話が自分の自由になり、ユーザは、アクセス可能であるだけでなく、著しく効率的でもあるカスタムテーマ作成プロセスを提供される。その上、本明細書に記載される実施形態は、GUIへの改善を提供する。例えば、単にブランドカラーを入力し、適切な設計システムパラメータにブランドカラーを自動的に割り当てる単純性は、カスタムテーマを生成するために必要とされるユーザインタフェース要素の数が大いに減少されるので、設計システムのGUIを大いに単純化する。一例として、従来の設計システムは、ユーザがアプリケーションの対応するGUIに対して手動で色を設定することを可能にする各パラメータに対してユーザインタフェース要素を提供し得る。したがって、何百ものパラメータがある設計システムであれば、何百ものそのようなユーザインタフェース要素を含むであろう。ユーザインタフェース要素の莫大さは、設計システムのGUIを雑然とさせ、ナビゲーションを厄介にする。本明細書に記載される実施形態は、何百ものパラメータに対して色を特定するために必要とされる何百ものユーザインタフェース要素がもはや必要とされないので、そのような問題点を是正する。
【0009】
図1は、いくつかの実施形態に係る、アプリケーションのユーザインタフェースをカスタマイズするように構成されるシステム100のブロック図を示す。図1に図示されるように、システム100は、1つまたは複数のサーバ102およびコンピューティングデバイス104を含む。サーバ102およびコンピューティングデバイス104は、ネットワーク106を介して互いに通信的に結合されてもよい。ネットワーク106は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、企業ネットワーク、インターネット等のような1つまたは複数のネットワークから成ってもよく、有線および/または無線部分のうちの1つまたは複数を含んでもよい。
【0010】
一実施形態において、サーバ102は、ネットワークアクセス可能なサーバセット(例えば、クラウドベースの環境またはプラットフォーム)を形成してもよい。サーバ102は、アプリケーションおよびサービスを構築、展開および管理するために、(例えば、「クラウドベースの」実施形態において)ネットワーク106を介してアクセス可能であってもよい。サーバ102は、同じ場所に位置して(例えば、予備電源、冗長データ通信、環境制御等のような関連部品と共に1つもしくは複数の近くの建物に収容されて)データセンタを形成してもよく、または他の方式で配置されてもよい。したがって、一実施形態において、サーバ102は、データセンタの分散集合における一データセンタであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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